HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

奇跡の夜

2009年12月23日 | MAGIC PARTY---AUDIO RULEZ(MILKRUN)
最近、結構いろんなところで聞く「奇跡の夜」。
MAGIC PARTYのメジャーセカンドシングル。
今回は風味堂の渡和久をフューチャリングしている。
風味堂にはあんまり興味がなかった私だけれど
これでちょっと印象が変わったかも。
だって、彼をフューチャリングしようって思ったのは
きっと光史郎くんだもの。

この「奇跡の夜」を聴いていると
あ~光史郎くんのメロディだ~って
曲全体にすごく温かいものを感じる。

本田光史郎っていう人は昔から
あったかいメロディを作る人で
またそんな彼の曲がこうして聴けるなんて
ほんとうに私には「奇跡」みたいな感じだった。

長かったものね。
彼がまたこうして戻ってきてくれるのを
ずっとずっと待ってたもの。

MILKRUN時代に出会って、
彼のキラキラした少年の瞳に
ミュージシャンとしての強い意志を感じた
あの日のことは一生忘れないだろうな。

私は彼に2度、本をプレゼントしたことがある。

そんな彼はよしもとばななを当時読んでた。

今のあのカーリーヘアででっかいサングラスを
かけている彼とはまったく違う印象だった。

少年の瞳をもつ人だ。
歌もすごくうまいんだ。
ベーシストだけれど。

だから、本当はもっと歌も歌ってほしいんだけれど。

女性ボーカルのAIRIさんは素敵な声をしていて
スタイルも抜群でどこかかつての
ピチカートファイブの野々宮さんを
彷彿させる。

「奇跡の夜」は
ベースとピアノがすごく
わき上がるように感情を押し上げるように
上へ上へ音をはじき出す。
そこにAIRIさんと渡さんの声が絡む。
この2人の声がすごくさわやかで
気持ちよく胸に響く。


かつて私がシナリオを勉強してたとき
シナリオを書くときには伏線をはらないと
だめだと先生から言われてた。

私が本田光史郎という人と出会ったときから
私が愛する音楽との出会いには
伏線がはられていたように思う。

彼がいたバンドのAUDIO RULEZが初めて
アニメ「ジパング」の主題歌を担当したとき
それを聞くために土曜日の深夜にあった
アニメシャワーを見てた。そのときに
アニメシャワーの月間オープニングソングに
Jet Kellyの「星のリンダ」が流れていたんだ。

当時家で英語関係の仕事をしていて
しめきりに追われながら、テレビを
つけながら、作業をしていた。

そこに飛び込んできた曲「星のリンダ」
その歌の力にひっぱられたように私は
作業をとめてテレビの方を見た。

そこに真田ヒデトというボーカリストが
セクシーなレディたちに囲まれながら
歌を歌っていた。

正直、なぜにこの曲にこのPVなのか
よくわかんなかったけれど、曲のよさは
すぐにわかった。

心で「Jet Kellyっていうバンドなんだ。」
って刻んでた。

それからまもなく「奇跡」が起った。

京都のMUSEでAUDIO RULEZのライブが
あると知り、チケットをとりにいった。
そこのチケットの対バンの中に
「Jet Kelly」とあった。

「あっ、あのバンドだ。」

そして、私はAUDIO RULEZのライブ(それがラストに
なるなんて、そのときは知らなかったけれど)と同時に
Jet Kellyのライブも初めてみた。(それがJet Kellyとの
繋がった最初の夜となり、Jet Lily Starとなった今も
ずっと大好きなバンドであり続けてる。)

AUDIO RULEZが解散して、
唯一光史郎くんだけはかろうじて繋がっていた。
今準備期間ってずっと言ってて、
それを信じてずっと待ってて
でも、かなり長かった。

「ほんとうに音楽で戻ってきてくれるの?」って
思い始めてきてた。

でも、今年、ようやく彼は戻ってきた。


いろんな伏線がはられていて
今、また新たな展開が始まった。

また、いつかMAGIC PARTYと
Jet Lily Starの対バンが見れるかもしれない。

そんな日を今夢見ている。

音楽的なジャンルは今はちょっと違うけれど
ロック好きな光史郎くんだから
いろんな音楽を彼のマジックで
作り出してくれるだろう。




コメント
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