HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

1月9日なんばハッチ

2008年01月12日 | 洋楽
久しぶりのなんばハッチ。レミオロメン以来です。今年最初のライブはなんと待ちに待ったAvenged Sevenfoldの日本での初ワンマンライブでした。仕事はどうにかクリアして、弟子Aとともに行ってきました。レミオロメンのときも弟子Aといっしょでしたが、ふたりともその時は結構後ろの方で見てたので会場がすごく広く感じて、ステージがすごく遠く思えたのですが、今回行ってみると案外こじんまりとして見えて(まあ、サマーソニックの印象が強いとそう感じるのかもしれませんが)ステージがすごく近く感じてうれしくなりました。

モッシュゾーンはやっぱり恐いので、なるべく端っこの方に行きました。そして、最初はステージから数列後ろの方にいたのですが、始まると同時に皆がドバーッと前方へ突進していくので、それに押されて気がつくと弟子Aは一番前にいっておりました。私もだんだん押されて彼女の近くまで勝手に来ました。でも、人と人とでぎゅうぎゅうの割には思っていたほど苦しくなくて、今までに行ったマイケミやグッドシャーロットよりは「死にそう」っていう思いはしませんでしたね。まあ、モッシュゾーンは知りませんが。

そろそろ始まるっていうときに、スタッフさんがサービスでメンバーのピックを投げてくれました。あんな小さなものなので目で追って掴むといのは至難の業で普通は無理ですが、なぜか、私の足元の近くに落ちてきました。ゆえにそれは私のもとへ・・・・・

でも、そのピックがな、なんと「イエロー」のピックだったんですよ。

そうまさに今年の私の色だと初ミュージックから思っている色。偶然だけれど、その一致に思わず「黄色だ!」って心で叫びましたね。

ちなみにそれはザッキーの使っているピックでした。

最初からなんかドキドキうれしくなりましたが、いよいよ彼らがステージへ。

「Critical Acclaim」の荘厳なイントロから入って、それからいっきに激しくなって彼らが最初からハイテンションで動きまわります。

なにせ、目の前でシニスターが弾いてるわけですよ。あのギターを。

そして、Mシャドウズも結構近くに来て顔近づけて歌ってくれるわけですよ。

足元まではっきり見えて、なんか不思議な気持ちになりました。
彼らは終始笑顔でしたね。なんか少し肩の力が抜けて余裕がでてきてたのかな?前日飲みすぎたらしいベースのジョニーにさらにビールの一気飲みを強いるメンバーたち。大丈夫なんかな~って思うほど、ジョニーは苦しそうで、実際に飲んだあと吐いてました。でも、それが3回はあったな~。

もうしまいには会場までも「ジョニー」コールでいっき飲み。そのたびにしんどいのにやるんですよ。ジョニーは。そして吐く(もちろん後ろの方でですが)。しかしさすがプロ。演奏は確実にしっかりとやってくれるわけです。吐きそうになりながらも。

そんな彼だからこそ、大阪では熱い声援をいっぱいもらったと思います。

最後のアンコールのときはふつうと違って

「ジョニー!ジョニー!ジョニー!」の声が合唱されてましたから。

そしてひとり出てきて、ジョニーはまた一気飲み。ほんとお疲れ様です。

でも、このバンドでは一番おとなしめで印象が薄かった彼がここで大きなスポットライトを浴びた気がしました。

ほんと「がんばれジョニー!」ってこれからも応援したくなります。


全部で11曲(アンコール入れて)なので、短いと思われる人もいたと思いますが、彼らはよく考えると1曲の長さが長い。5分以上はあるんだから。そう考えるとすごい短いっていうわけでもないかな~って。

聴きたい曲はいっぱいあったけれど、

「Afterlife」が聴けたのがすごくうれしかったです。もうシニスターが目の前でギターを弾いてくれているのを見ながら、泣きそうになりました。ほんと全身が溶けてしまいそうなぐらい素敵な曲なんです。Mシャドウズもそばでこちらに前かがみで歌ってくれたし。
ザッキーはまるで腹話術のお人形のようないでたちでちょっと不思議でしたが(どちらかというと前の方がいいかも)ギターはやっぱり素晴らしかったです。ドラムのレヴはずっと後ろにいたのであまり見えませんでしたが、彼はよく歌うので声は素敵に響いてましたね。

「Seize The Day」も何度聴いてもほれぼれする曲です。最初はザッキーがアコギを持って歌いだすんですが、そこがまたいいんですよね。

CDでの彼らの演奏や歌は完璧なんですが、ステージでもそのまま、あるいはそれ以上の素晴らしさなので、ほんとこんな凄いバンドがいるんだって改めて思いました。

シニスターのあの片手弾きだったり、早弾きだったり、華麗に動く指にクラクラきますよ。

最初はサングラスをかけていたMシャドウズもグラスをとれば、なんともかわいい瞳でまだあどけなさの残る少年の眼なんですよね。その顔と体のギャップと声のギャップ。それがまたいいんでしょうね。あれで甘い声だったら、バックストリートボーイズに入れられそうです(笑)

アンコールが終わってメンバーが去るとき、ステージからシニスターが彼のピックを投げてくれました。その中の一枚をなんと弟子Aがゲットしました。すごい確率です。

でも、きっとそれは音楽の神様からのふたつき早い彼女への誕生日プレゼントだと思います。
毎日ギターを弾き、彼らの曲を一生懸命に練習し、特にシニスターのリードの部分を半音まで細かくチューニングをずらせられるチューナーを購入してまで、指にまめをつくりながらも練習しているんですもの。彼女はシニスターからのグレーブラックのピックで家に帰ってから早速弾いたようです。憧れのギタリストからのピック。生涯の宝物でしょうね。

いつか同じステージに立ちたいというまだ若いから描ける夢。

それが本当に実現したらいいな~って心から思います。

私の黄色いピックももちろん彼女にあげました。だって、やっぱり実際に弾くひとが持つのが一番でしょ。

ふたりのピックの形はどちらも彼女が好きな形だったらしいですが、シニスターの方は早弾き用なのか厚みのあるピックでした。

どちらにも彼らのアルバムジャケットにもなっているあのシンボルマークが描かれてました。彼女のコウモリがネックに描かれているブラックのギターには似合うピックです。

とにかく、メンバーがすごく安心した顔つきでライブをしていたのが印象的でした。きっと慣れてきたころだったんでしょうね。なんかアットホームな雰囲気が漂っていました。


いいライブを年頭から見れたのは本当に幸せなことです
コメント (2)
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