ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

香港大忘年会18:周中シェフの私房菜

2009-01-25 20:15:51 | 香港

Fukunosukeです。これで一応香港編は最終回。


さて、最後の晩餐は「周中シェフの私房菜」へ、、、。


「あれ、周中って何だっけ?」という人は、こちらへ







そう、白金亭以来、「行ってみたいなー」と思っていた、
周中シェフのプライベートレストランに来てしまったのです。

もちろん、あの時は香港に行くなんて露程も考えていな
かった。今回の旅はhiyokoが言いだしっぺですが、恐ろしい
実行力。というか、遊ぶ事しか考えていないのね。




、、、で、どこよ。




あ、ここ? 雑居ビルの入り口。看板も表札もありません。
ここを見つけるのは、タワシタを見つけるより難しい。

*案の定、迷っているらしいベッティーナさんに
 電話をかけ指令を出すhiyoko。



エレベータで5階に上がるといきなり玄関。周中さんが
ドアを開けて待っていてくれました。



ふぅ。すごい場所だったね。よく来られたこと。





ホッとして部屋の中を見回す、、、。





、、、プライベートレストラン、、、か、、、。




、、、プライベート過ぎます(汗)。




周中さん、トレーナーにスウェットすか、、、。

周さん、“それが何か?”って顔してますね。




一切、演出も見栄もなし。



これほど“飾らない”人は、生まれて初めてです(笑)。

私房菜のことは、テレビやブログで予習してたけど、
ホントにこうなんだ。ハー。



そうこうしているうちに、ベッティーナさん達も到着。
コースがスタートしました。



パパイヤのスープ。

あれ? 白金亭の味とよく似ている(当たり前だけど)。
ということは、これが周中さんの味で正しかったのか?

白金亭に比べると、パパイヤが熟して甘く、柔らかい。
そうか、だからスープをここまであっさりさせるのか。

中に入っているスープに、一般的な中華スープの味
(上湯と塩加減)を期待すると一瞬物足りないんです。
でも、この甘いパパイヤとあわせるには、このくらいで
ないと料理にならない。なるほど。そうだったか。



洋梨に鳥ミンチを詰めた蒸し物。

果物の甘さと酸味、中華風惣菜を、ソースで調和させる
手法は周中さんの得意技。



伊勢海老のXO醤炒め。

このXO醤は、やはり周中さんのお手製なのかな。
素材の味や香りを殺さない上品な味。





獅子魚という魚のお料理。

これは想像していたより美味しかった。好きな味。
えぼだいやアジの様な濃い旨みがあります。
(ひょっとして、1日くらい干してあるのかな?)




アワビのトマト詰め物。

このアワビ(トコブシ?)は乾物じゃないフレッシュ。
hiyokoは干したのより生が好きなので、ゴキゲン。




烏龍茶のお茶漬け。

日本のお茶漬け以上にさっぱりしています。




「どうですかー、周さん!」
「モウスグ炒飯デキルアルヨ」(←そんな言い方していない)



中華ハムの炒飯。

他のブログで、「(家庭用コンロの火力で作るから)べチャッと
している」という評がありましたが、この日はそうでもなかった
ようです。



マンゴーとバナナのデザート。




しみじみ、、、。


正直なところ、料理のレベルはハイアット・リージェンシー時代の方が
高かったと思います(ベッティーノ(夫)さんには“中華じゃない”と
ちょっと不評でしたし(笑))。

けれど、僕にとっては食べ物に対する興味を持つきっかけを与えてくれた
周中シェフ。その家に来て、直々に調理してくれた料理を食べる。

感慨深い体験でした。



さて、香港大忘年会もこれでひと区切り。これで本当に3泊4日なのかと
いう怒涛の食い倒れ。食べすぎで更にデブになってしまいましたが、面白
かったー! 機会があればまたやってみたいな。




最後に周中さんと奥さんを囲んでパチリ。



ゴチソウさま香港!




、、、あれ!? 手にしている物はなんだろう、、、???





     *以後は、他の方々の香港旅行記でお楽しみ下さい。
        中盤を迎えているベッティーナさんの記事はコチラ
        いよいよ始まったizolaさんの記事はコチラ