ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

それはないでしょう。

2013-04-21 19:55:48 | 水墨画

Fukunosukeです。

 

まさかの事態です。

 

どういうどさくさか、「ギャラリー晴れ」という青山の画廊の企画展に、出品者の一人として
参加する事になってしまいました。

時々、「美味しいものを食べに行く会」でご一緒させていただく、先斗ポン太さん、浅見ハナさん
ご夫妻のお誘いで、「おまいも何か出してみろ」という流れとなり、わけもわからず出品。
企画は、「トイレに飾る絵展」 という趣向で、小品を展示しつつ、買い手がつけばお売りしましょう
という催し。

いろんなジャンル、20人ほどが出品した模様です。

 

場所は、青山のavexの裏辺り。

 

わあ、あったあった。恥ずかしいなぁ。

 

左がハナさん、右がポン太さん。真ん中がhiyokoです。この度はお世話になりました。
というか、ご迷惑をおかけしました。

 

 

 

 

今回出したのはこれ。ドアを挟んで表と裏に掛けてもらおうかなと。

 

モデルはもちろん、フクちゃんです。

 

の、背中。

 

 

展覧会は今日までだったのですが、なんと、この絵が売れてしまったらしいです。

人生で初めて絵を売りました。 なんだか複雑な気持ち。嬉しいというより、無駄遣いを
させたようで申し訳ない気持ちです。

 

 

 

 


伊豆高原04:赤沢迎賓館(朝食)

2013-04-11 23:05:30 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

昨晩は大満足の夕ご飯でした。

 

朝ごはんもおいしいといいな。わくわく。

 

ミックスジュースで身体を目覚めさせよう。

 

そう言えば、「ミックスジュース」を早口で言おうとすると、4回に1回は
「ミックチュジュウチュ」になっちゃいますよね。ありゃなんでだ?

 

 

蓋をあけると、海苔や梅干しが入ってます。

 

朝ごはんも美味しい物いろいろです。

焼き魚はカマス。身が厚くて美味しい。納豆、ご飯とみそ汁の
間にある物はなんだろう。山芋だったかな?

 

卵焼き、明太子、ズワイガニの酢の物、ところてん。

山盛りの生野菜サラダ。ただの野菜を旅館の料理として出すのは
難しいと思うけど、これはいいなあ。身体にいい感じがする。
ドレッシングは胡麻と柚子、お好みで。

 

お漬物はやはり打田だそうです。朝、夜、夜食と、全て違う種類の
漬けものです。すごいなー。

 

 

沢山のおかずが並ぶのですが、どれも本当に量も味もちょうどよく、
何一つ残さず平らげてしまいました。

いやー、いいなあー。僕はこことても気に入りました。
というわけで、赤沢迎賓館、とっても満足の旅館でした。

一企業の経営する旅館ですから、このような熱のこもった運営が
いつまで続くのかな?とは思います。けれど、ここまでお金の
かかった施設は稀有でしょうし、現時点ではソフトも料理も高水準。
日本のよき文化として、いつまでもこのクオリティを保って欲しいです。

まさに、行くなら「今でしょ!」のいい旅館でした。

 

あ、でも、お風呂は温泉がいいなぁ、、、。

 

 

 

 


伊豆高原04:赤沢迎賓館(夕食)

2013-04-06 15:49:28 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

夕食は、本館の食事処で。

 

半個室になってますけど、両隣の気配や声はわりと近い感じ。
もうちょっと個室感あってもいいかな。

 

取りあえず全コース紹介。

 

<旬菜>
魚の子豆腐、天豆、白魚酒蒸し。よさ気な器です。酒器もまた。

 

<酒肴八寸>
今度はかなり賑やかなお皿。ひとつひとつ美味しくて、もう一皿
頼んで、これだけで延々酒を飲んでいたい感じです。

 

<椀物>
これはまた、派手な器が続きますね。

 

「蛤しんじょう」と書いてあったのでなんだろと思ったら、器の中の
蛤状のもの、蛤の形を模したしんじょう。中に蛤の身が入っています。
若布も美味しい。出汁もピタッときまってます。

 

<お造り>
マグロ、平目、金目鯛。どれも脂がのっているので、これでちょうど
いい分量。金目は特においしかった。さすが伊豆。

 

<焼物>
あいなめの焼き物を、春の野菜とあわせ、木の芽酢のドレッシングで
サラダ仕立てにしています。意外と思いましたけど、とっても完成度の
高い料理でした。

 

<口替>
すだち牛ロースト。さっぱりと。

 

<煮物>
鰊旨煮、野菜。これも京懐石らしい絶妙な薄味でおいしかったー。

 

<ご飯>
グリンピースご飯。赤だし。香の物。香の物は京都の打田という
お店のものだそうです。おいしいねー。

 

 

<水菓子>
メロン、デコポン、ブランデーゼリー掛け。

 

 

<夜食> 
おにぎりは好きな数だけ部屋に持って来てくれます。

 

 

おいしかったです!

情報によりますと、絶賛されていた料理長が代わったそうで、「今は
以前ほどではない」、という評もあるようなのですが、どうでしょう、
この時はとっても美味しかったです。素材も吟味されている感じだし、
調理も丁寧。このクオリティが続くなら、いつかまた行きたいなと
思いました。

施設も一流ですけど、食事も一流です。侮れないなー。

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 


伊豆高原03:赤沢迎賓館2(客室)

2013-04-03 20:37:14 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

続いて客室のご案内。

 

先の記事で触れた通り、宿泊棟は2階建。今回は1階の部屋、ゆうすげです。

 

客室の本間は8.5畳。これはまあ、典型的な純和風旅館という感じですが、、、

 

広縁側から見ると、居室の奥には、寝室が控えていて、既に布団が用意されています。
最近チラホラみる形式ですね。ひとっ風呂浴びて昼寝したい向きに最高です。

 

見るからに寝心地の良さそうな布団。実際、俵屋の寝具に比肩する素晴らしい寝心地でした。
敷布団はイタリアのものなんだって。

 

 

壁一面の掃き出し窓を挟み、広縁と濡縁が面一になっていて、窓を全開すると広大な板の間が
出現します。

 

お!これはこれは、もしかして、

 

客室付き露天風呂じゃないですか!やったー。

 

客室のお風呂としては、ずい分贅沢な大きさです。ジンバランのフォーシーズンズのプールを
思いだしてしまう。ちなみにこれも海洋深層水。大浴場よりも濃いらしく、肌にしみるんだよなぁ
(hiyokoは平気だったので、人によります。大丈夫な人は大丈夫)。

 

湯船につかると、こんな眺め。庭もずいぶん立派です。寒くなく暑くなく、最高の露天風呂日和。

 

濡縁には、こんな腰かけがあります。湯船でのぼせたら、こちらに
座ってひと休み。もちろん、風呂上がりのビールもここで庭を
眺めながら。

 

洗面はありがたい事にダブルシンクです。床は床暖房が入ってます。やはり、ホテルと違って
裸足で洗面所に出入りする事が多いので、こんな所まで床暖房とはありがたいです。

 

 

そしてアメニティはオールDHC!

 

持ち帰り放題なんだそうです。あんまし要らないけど。

 

こちらは、持ち帰れません。


高級旅館なんですが、洗面所の棚は突然コンビニの様な景色。でも、当然商品のプロモーションを
兼ねて経営しているのだから仕方ないですね。一部の商品は堂々と「お持ち帰りください」って言って
くれるんだし、むしろありがたいと思うべきか。

ちなみに、女性にはこの他に定価1万円相当の美容商品のプレゼントもあります。すごーい。

 

 

洗面の反対側のドアは、シャワーブースにつながっています。
シャワーブースから外に出ると、先ほどの露天風呂につながって
いるわけです。

 

これがシャワーブース。何とここも床暖房。更にレインシャワーまでついてます。とても旅館の施設
とは思えないです。

 

水屋というのですか? ミニバー。

 

冷蔵庫の中、下段のアルコールは有料ですが、上段のDHC商品は飲みたい放題。

 

そして海洋深層水。むー。海洋深層水ばかり飲んで浸かって、シーラカンスになりそうだ。

 

客室備え付けのグラス類も、野暮なビール用のコップじゃありません。

 

パブリックも客室も、目を凝らしてみれば見るほど徹底した作り込みに驚かされます。

例えば、客室の天井も1種類じゃないんです。寝室の天井は格子天井。

 

居間側も、手前と広縁の上では違う様式。さらに、見たこともないような欄間。櫛みたい。

 

 

床の間の上は、あじろ天井。

 

んー。すごいなー。

 

そして個人的なお気に入りポイントはというと、、、

 

格子天井の寝室側から見ると、居間は一段低くなっていて、しきりには御簾の様な引き戸があって、

 

その、御簾の様な引き戸を閉めて庭方面を眺めると、、、ね、これってあれでしょう、、、

 

そう、大河ドラマの「帝目線」(笑)。

 

 

 

余談ついでに、この旅館の紋が、面白いデザインなんです。

 

 

Wi-Fi×3。相当強力な感じです。

 

でも部屋にWi-Fiは入っておりませんでした。この点は家紋に偽りありだな(笑)。
※LANケーブルの無償貸し出しはあります。

 

いやしかし、とても快適な部屋です。非の打ちどころがありません。本当にすばらしい。