ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

京丹後2015_04 雨情草庵食事(1) 

2015-08-28 22:53:23 | 京都

Fukunosukeです。

 

雨情草庵には二泊しましたので、料理を紹介しておきます。

食事は部屋ではなく、天津水という食事処で食べます。

 

一時はどうなることかと思いましたが、無事に到着できてよかった。

 

前菜兼箸休めの小鉢がテーブルに並べられています。この時は11種類。食べきれない。

 

枝豆のすり流し。

 

今日の目玉はとれとれの白いか。京丹後の白いかは上等なんだそうです。

 

白いかは甘くてうま味があっておいしかったなあ。エンペラ部分はコリコリして歯ごたえも楽しめます。

 

地魚のお刺身2種。

 

あわびといさきの焼き物。アワビはバター醤油で味付けしてあって、
おいしかったです。

 

但馬牛のローストビーフ。

 

夏野菜のゼリー寄せ。ゆるめのゼリーに出汁が効いていておいしい。

 

大あさりの酒蒸し。大あさりってこれまでおいしいと思ったことはないのですが、
これはなかなか繊細な味でおいしかったです。

 

はもしゃぶ。おや、マツタケですか。この時期にもう鱧松とは。

 

はもと梅肉はよく合いますね。おいしい。

 

立派なマツタケですが、やはり中国産だそうです。無くてもいいかな(笑)

 

 

鍋の残り汁で、もずく雑炊。あられがおいしい。

 

 

わらびもち。スイカなど。

 

んー。満腹です。おいしかった。

 

翌朝の朝御飯。

 

何気に旅館に泊まるとサラダ食べたくなりますよねー。

 

 

赤米のお粥はなかなかいい味でした。豚汁も味噌が
とてもおいしくて感心しました。

 

カレイは食べやすいように身を外してあります。

 

水菓子はメロンでした。

 

 

続いて、翌日の食事も続けて紹介します。

 

 

 


京丹後2015_03 雨情草庵

2015-08-20 22:14:05 | 京都

Fukunosukeです。

 

今回やってきたのは夕日ヶ浦温泉にある、雨情草庵。
全室離れ形式の旅館です。

客室は離れ5室と、古民家を移築した特別室の全6室。

 

我々の部屋は神立という部屋でした。古民家以外どの部屋も間取りは一緒の様です。

 

 

 

 

和室は純和風。そりゃそうでしょう和室ならば(笑)。

 

7月の下旬ですが、丹後ではアジサイが沢山咲いていました。

 

和室の隣に寝室があり、いつでも休めるよう布団が敷いてあります。
この布団はあさばなみに寝心地がよかったです。

 

洗面台は2つ。でも結構近いので、一緒に支度をしているとガツガツぶつかります。

 

ネスプレッソがあります。残念ながら飲むチャンスなかった。冷蔵庫にはビールや
ジュースが入っていて、無料で飲めます。これも消化しきれなかった。

 

ちょっとアジア風なリビング。

 

リビングの外にはテラス。

 

 

 

 

テラスは風呂上がりに涼むのにいい感じです。

 

わざわざ座ってみました。もうこの時期は暑ちいね。

 

テラスの横には大きな部屋風呂(温泉)。これはなかなかに気持ちがよかったです。

 

 

浴衣、作務衣はサイズと種類がやたらたくさん置いてあります。多ければいいと
いうものでもないですが。

 

ここは敷地入口の寄付きという場所。バリだとヴィラ区域のフロントの様な
感じかなあ。でもいつも人はいません。

 

 

 

この旅館は、佳松苑という旅館グループが経営する高級旅館です。アジアの
ヴィラリゾートを和風に解釈したような雰囲気は、なかなか意欲的と思います。

ただ、オープンして6年だそうですが、施設や備品が6年分きっちりくたびれ
ている感がありました。出来立ての時は良かったのでしょうが、高級旅館と
しては、もう少しメンテナンスに力を入れていい様に思います。

ソフト面は、担当の仲居さんは感じがよかったです。でも、フロントとの
連携が取れていなかったり、時々あれ?と思う事がありました。

そういえば、二泊しても宿の主人を見かけることは無かった。顧客を煩わせない
方針なのかな。でも、旅館には、宿の主人の気配を感じたい気もします。
まあ、人それぞれですかね。

 

でも、全体としては大変快適に過ごせました。 

 

 


京丹後2015_02 京都縦断

2015-08-14 09:04:19 | 京都

Fukunosukeです。

 

京都は意外に縦に長いのです。京都市内から目的の京丹後の旅館まで140km。
京都駅から特急列車でも2時間超。ところが、京都⇔園部間の列車が台風の影響で
復旧目処立たずとなり、京都に釘づけになってしまいました。

 

選択肢は、

・午後くらいまで様子をみて、復旧すれば京丹後へ。しなければ京都にもう一泊。
 京丹後は明日にする。

・他の交通手段で何とか行く。

・いじけて東京に帰る。

 

最初は午後にもなれば動くだろうとたかをくくっていたのですが、望み薄。
hiyokoはダメと言われるとむきになる性分。意地でも行く方法を探します。

 

しかし、電車の迂回も高速バスもダメ。ほぼ唯一の手段が、

 

・ホテルから園部までタクシーで移動(約1時間)。
  ↓
・園部から福知山まで、嵯峨野線で移動 (約1時間)。
  ↓
・福知山から宮津まで丹鉄宮福線で移動(約1時間)。
  ↓
・宮津から旅館までレンタカーで移動(約1時間)。

 

もちろんその間には待ち時間もあります。どうするこれ?

 

 

 

あれ、すでにタクシーに乗ってます。迷いはないみたいです(笑)。

 

見にくいですが、鴨川はカフェオレ色の大激流。いつこんなに雨が降ったんだ。

 

京都の街中を抜けたMKタクシーは、縦貫道を北上していきます。

 

園部駅。一生に一度ここに来るとは思いませんでした。

 

おお、この時点(午後1時)でも京都⇔園部間は復旧していません。でも園部から先は
電車が動いているので、移動できそうです。

 

待合の時間、駅の喫茶店で。ワンオペの喫茶店はおそらく開店以来の大混雑。
アルバイトの店員がちょっと気の毒でした。

 

出発です。特急という気の利いたものは全部運休なので鈍行です。電車は
2両編成ですが、さすがにここから下り電車に乗るお客さんは殆どいません。
いきなりローカル線ぶらり旅の風情です。でも意外に楽しかったりする。

 

hiyokoはお仲間からいただいた差し入れをハムハムしながら
ご機嫌になりました。

 

一時間ほどして、福知山駅に到着。イエー。

 

この駅も、一生に一度来るとは思わなかった。

 

駅前には機関車が飾られています。何か鉄道の歴史がありそうです。でも興味はないので
それ以上調べません。

 

 

待合で絶望しうなだれる旅人達を尻目に、hiyokoは既に勝った気でいます。

 

電車がやって来ました。今度は1両です。もうこれ以上車両は減らしようがない
ギリギリの電車です。hiyokoは目を丸くしています。

 

というかバスみたいです(笑)。ちなみに運転手は発車のベルを自分で押して、ドアを閉めて、
そして運転しています。普通の三倍働いています。給料も三倍ならいいけど。

 

「世界の車窓から」の様になってきました。hiyokoは鼻歌混じりで余裕こいています。

 

単線をバスみたいな電車がガタゴト走ります。沁みます。

 

 

そして1時間。ついに宮津までやって来ました。ヒュー。

 

 

でもまだ到着しません。

 

 

ここでレンタカーを借りるのは元々の予定だったのですが、更に1時間ドライブです。

 

京丹後に向け走っていきます。知らない所をドライブするのはなかなか楽しい。

 

 

そしてやっと到着。ハイアットを出たのが12時。ホテルに着いたのが夕方6時過ぎです。
思いがけず大旅行となってしまいました。

 

宿の人曰く、京阪方面から電車で来る客では我々が最初に着いたとの事。
結局、3時過ぎまで電車は復旧しなかったので、復旧を待っていてはこの時間に
着くことはできなかったし、多分来られなかったでしょう。ナイス判断。

 

 

 

ふう。なんだか大変な出だしでしたけど、かえって旅情たっぷりの面白い旅に
なりました。

 

あとは丹後でのんびりします。

 

 


京丹後2015_01 のっけから大ピンチ。

2015-08-06 21:09:43 | 京都

Fukunosukeです。

 

7月のある金曜日の夜、どうやら新幹線。ここはどこでしょう。

 

おお、京都です。おばんです。

 

 

そしてハイアットリージェンシー京都ではありませんか。

 

金曜日の夜に新幹線で京都入りしてハイアットで一泊。生意気。何をしているんでしょう。

 

 

いきさつを説明しておきます。

 

海の日の三連休を利用して、京丹後に行くことになりました。

京丹後?

僕にはあまり馴染みのない響きです。天橋立があるそうです。

 

んー、あんまり、、、。

 

なんでも料理のおいしい旅館があるということで、そこに二泊する計画を
hiyokoがたてました。

まあ、日本海の海の幸というのは魅惑的ですね。

 

で、なんで今日は京都に一泊なの?

 

それは、前日から京都に前のりしたhiyokoが、お仲間と祇園祭の京都を
満喫かつ堪能し、全てのお楽しみが終わった金曜の夜に、会社帰りの
Fukunosukeが京都で合流し、翌日京丹後に向かう計画だからです。

 

何かおかしい。でも気づかないふりをしていました。いつもの事ですし。

 

 

ところで、この日(7月17日)は、台風11号が関西を直撃した日です。

 

 

やな感じじゃないですか(笑)。

 

 

 

 

 

 

そして18日の朝。台風は既にどこかへ。風もないし雨も上がっています。
お昼の電車で京丹後に向かうのですが、大丈夫でしょう。そう思っていた朝8時。

 

京都ハイアットの朝御飯。ハムのグリルは何度食べてもおいしいですねぇ。ウキウキします。

 

Fukunosukeは、京都に泊まって何もしないのは承服しがたいと、向かいの
京都国立博物館を1時間ほど見学に。

 

 

ではそろそろ、京丹後に向かいますか。

 

え?

 

電車動いていない?

 

 

 

 

まじか。でも雨も上がっているんだし、すぐ電車は動くよね?
切符は12時過ぎの特急はしだて号です。午後には復旧するよね??

 

 

どこまでも甘くみていました。18日の朝10時30分。

 

 

え、

 

復旧の目途立たない?

 

何それ?

 

またのっけからこのパターンですか。

 

 

 

 

 1点だよ。

 

 

 


ロンボク2015(22) モンキーフォレスト

2015-08-01 01:45:12 | ロンボク2015

Fukunosukeです。

 

オベロイの話はおしまいですが、帰りの道すがらモンキーフォレストに寄ったので報告。

 

ホテルをスタートした車は、一路空港に向かいます。2時間のドライブ。

 

ギリ島はエンジン付きの車両が禁止されていてチドモの天下でしたが、ロンボクの
街中では肩身が狭そうです。がんばれー。

 

バリもそうですが、小学生たちの制服が可愛かったりする。

 

 

モンキーフォレストに差し掛かります。
ウブドにもモンキーフォレストがありますが、ロンボクのモンキーフォレストは
”峠の山が猿だらけ”という程度で、ウブドの様な観光地ではないみたいです。

 

ちょっとした、「お猿ふれあい広場」みたいなのがありました。

 

どの猿ものんびりした顔をしています。運転手さん曰く、「バリの猿は食べ物でも何でも
人の物を奪うけど、ここいらの猿は気立てがいいので食べ物しか盗りませんぜ」との事。
うーん、どっちにしろ盗るんじゃん。

 

 

みんなやる気がなさそうです(笑)。

 

まあ、平和なんですね。

 

モンキーフォレストを通過し、空港へ。

 

 

ロンボクの空港はのどかです。いろいろ大丈夫かと思うくらい。

 

 

プライオリティパスが使えるラウンジがありましたが、左の飲食店に入って
しまいました。

 

ソファーは破けているし、暑いし。

 

わざわざこちらの店に入った理由はこれ。アヤム・ゴレン・タリワン。
今回三度目のタリワン。今度は揚げた(ゴレン)バージョンです。

 

ところがこれ、なかなかにおいしいのでした。もしロンボク空港に
また行ったら、また食べてみたいです。

 

 

というわけでロンボクを離れました。

 

 

飛行機からバリが見えます。左の方はウルワツ。積乱雲の下はタバナンの
あたりかな。場所により天気が全然違いますね。

 

 

日本に着いちゃった。

 

 

今年も「ただいまフクちゃん」。ですが、今回はドアを開けても出てきてくれませんでした。
年をとってどうでもよくなっちゃったのかな。ちょっとさみしい。

 

ぎゅーっとしてます。ぎゅーっとね。迷惑そうだけど(笑)。

 

 

以上、2015年ロンボク報告でした。