ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

22年夏北海道07_パークハイアットニセコの部屋

2022-08-31 20:46:38 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

パークハイアットニセコの部屋です。2つ紹介します。

まずはキングベッドマウンテンビュー。スタンダードな部屋です。とはいえ65平米。
ドアを入ると手前からダイニングセット、ソファ、ベッドと並んでいます。

 

立派。すごいです。

 

ここで十分住めそうです。

 

マウンテンビューなので、ベッドはゲレンデに面した側にあります。

 

お風呂もゲレンデ・ビュー。しかし、これはスキー客から丸見えですよね。

 

クローゼットはウォークインでとっても広い(これで半分)。

 

残りの半分。

 

という立派な部屋なのですが、hiyokoのこのポーズ。気に入らないんだそうです。またかー。

 

いや、この部屋で文句があるわけではないのですが、今回のプランでは、部屋に空きがあればさらにアップグレードということだったのですが、「空きが無い」ということで予約したクラスの部屋に案内されたのです。しょうがないじゃんと思いますけど、「アップグレードしてくんなきゃヤダ」なんだそうです。

 

はぁ。僕は遠くに目をやります。。。お、羊蹄山。

 

結局、マウンテンビューでなければUG可ということで、そちらに変えてもらいました。スイートキングベッド。81平米。そんなに必要なのか。

 

おお? 部屋に入っても全容が見えない。

 

入り口のすぐ横にこの様なトイレとシャワーブース。ってこれ、ゲスト用なんだそうです。え?僕がゲストなんじゃないの??

 

部屋の奥、突き当りは窓に面してダイニングスペースになっています。ホテルの客室というより、邸宅感満載です。ダイニングテーブルがこれまたデカい。写真が撮りにくい。

 

窓外の景色はこんな感じです。マウンテンビューではないですが十分いい眺めです。ゲレンデの人に見られる心配も無いし。

 

この方面の景色はちょっと重たい感じかな。

 

ダイニングスペースの端に、よくわからないスペースが。

 

立派なリビングがあります。でもダイニングも同じソファがあるのでほとんど利用しなかった。

 

ベッド、というかベッドルーム。近頃のホテルのベッドは、どこもしっかり固くて大変寝心地がいいです。

 

ベッドルームの隣がメインのバスルーム。その奥にクローゼットがあります。

 

こんな感じー。

 

やはりクローゼットは広々。

 

不思議なのはトイレ。クローゼットの中にあります。こういうのは初めて見ました。

 

アメニティはひととおり。歯ブラシは最近はやりの柄が木のやつですが、僕はあれ結構苦手。

 

ウェルカムフルーツはサクランボでした。北海道でも沢山作られているみたい。美味しいサクランボです。

 

冷蔵庫はこんなですが、三矢サイダーから何からすべて有料。客室のグレード感からすると「冷蔵庫内無料」とかでもよさそうだけど。

 

 

おもしろかったのがこれ。パジャマもバスローブもすべて3つずつ揃っていて、1つは特大。オーストラリア人様ですね。

 

なんだかなーと思ったのがこれ。客室内に飾られたアート関係は写真。しかも桜とか。外国人にはこれがいいのかなー。

 

ともあれ部屋が決まって一安心。

 

 

 


22年夏北海道06_パークハイアットニセコ

2022-08-27 08:37:29 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

積丹を後にして目指したのはニセコです。白樺のアプローチを進んでいくと、、、

 

パークハイアットニセコ。

 

おお。ちょっと重たい雰囲気ですね。

 

 

へー。パークハイアットというと勝手に都会的なイメージを持っていたのですが、こういうのもありなんですね。

 

いつの間にかこんな高級ホテルがニセコに出来ていたんだ。

 

高級好きなhiyokoはウロチョロしています。

 

邪魔ですね。

 

ラウンジには大きなファイヤープレイスが。やっぱり冬に来る場所なのかな。

 

ソフトクリームも美味しかったです。hiyokoは気に入ったそうです。

 

 

 

 

ダイニングエリア。この辺りは朝食時のフードステーションになります。

 

おお。なんか似たようなテイストの熊。

 

ピエールエルメのショップなんかも入っています。

 

 

ホテルの前はゲレンデになっています。冬はきれいでしょうね。夏も緑の時期はいい感じです。

 

パークハイアットニセコはひとつの大きな建物ではなくて、複数のビルがゲレンデを囲む様に建っています。

 

右の2棟がホテル棟、左の2棟がレジデンス棟です。なんか、レジデンス棟の方が立派ですね。

 


 

hiyoko「鐘もあるでよ。鳴らし放題」

 

というパークハイアットニセコ。ここは香港の資本で開発されたそうです。だからかわかりませんが、接客スタッフの7,8割が外国の方という印象。おもしろいことに日本語が全然喋れない人もいて、「スミマセンニホンゴワカラナイ」とか言いながら英語でガンガンこちらに話しかけてくるのです。それでいいのか?という感じもありますが、海外に来たような錯覚に陥ります。というわけでなかなか楽しい。

 


22年夏北海道05_鱗晃荘

2022-08-25 21:42:21 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

という鱗晃荘ですが、こんな感じの旅館です。

公民館のような雰囲気ですけど旅館です。建物は新しくてきれいです。

 

ロビーはこんな感じです。

 

これで雲丹漁に行くわけではないそうですが、本当に浮くそうです。

 

「うんざりする程の海の幸」かー。確かにそうでした。

 

部屋はとってもシンプル(でストイック)。トイレはありますが部屋風呂はありません。

 

部屋は2階にあって、1階が食事処とお風呂になっています。

 

朝ごはんはこんな感じ。夕飯ほどのボリュームではないですが、どれを食べても美味しいです。素材はもちろん良いですが、素朴ながら丁寧な調理も好印象。

 

またホッケですけど、やっぱり美味しい。どうして東京ではこういうホッケが食べられないのかな。

 

ご飯はおひつに一杯。「お替りもどうぞ」といわれましたけど、一膳しか食べられなかった。

 

昨晩は水族館料理でしたから、朝はこのくらいが優しくていいです。

 

朝ごはんの後はラウンジでコーヒーをいただきます。

 

 

おまけです。宿から車で5分ほどの所に温泉施設があります。

 

ここは町営だったものが経営破綻し、民間の手により再生した施設なんだそう。
「GAKEPPUCHI ONSEN」とかちょっと自虐的。

なのですが、ここの露天風呂はこれまで経験した露天風呂の中で一番気持ちよかったです。とにかく広々していて公園の様な広さ。高台の上にあるので目の前に遮るものはなく、海越しの夕日を眺めながらお湯に浸かることができます。泉質はちょっと変わっていて、ものすごくしょっぱくてヌルヌルしています。海の水に昆布を入れて沸かしたようなお湯です。でも肌がツルツルになります。

 

鱗晃荘をチェックアウト。後顧の憂いを残してはいけないと思い、積丹を離れる前にもう一度雲丹を食べておくことにしました。

 

有名どころのお店は既に車が大行列で無理そうだったので、少し離れた場所にあるお店にやって来ました。

 

ムラサキウニとバフンウニのハーフアンドハーフ丼。

 

鱗晃荘はムラサキウニだけだったので、積丹のバフンウニは初めて。

 

hiyokoは濃厚な黄身の様な味わいのバフンウニが好きだそう。僕はムラサキウニ派です。

 

うーん。十分おいしいのですけど、鱗晃荘の雲丹の美味しさを再認してしまいました。

一生分の雲丹というわけにはいきませんが、3ヶ月分くらいの雲丹は食べました。

 


22年夏北海道04_積丹の雲丹

2022-08-20 16:31:12 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

雲丹なんて北海道中でとれるのかと思っていたのですが、有名な産地がいくつかあって、中でも夏の積丹は最高級といわれるらしいです。

日本中の雲丹好きがその雲丹を求めてやって来るのがお宿 鱗晃荘。

私の胃袋が水族館になるらしいです。

 

出ました水族館の元!

 

宝地図があります。すごい。野菜や肉は一切無い。

 

今日はすべてのリミッターを解除します!

 

一品ずつ料理が運ばれる高級懐石もいいけど、一度に料理が並ぶのも悪くない。目と箸があちこち迷います。

 

これがお目当てではるばるやって来たのです。6月から8月の漁期にしか食べられない積丹の生雲丹。朝、宿のご主人が漁に出て、昼に殻をむいて、それを夜に我々がいただくというすごい雲丹。輸送にかかるCo2ほぼゼロという、大事なのはそこじゃないけどスゴイ雲丹なんです。

 

hiyoko「見てみて食べるわよー。ちゅるん!」

ミョウバンにつけないので薬臭さが無いとか当たり前。スーパーで買える塩水雲丹とも鮮度が違います。何というのでしょう。食感はふわっとしてすっと溶ける。生臭さは無くて、味はどこまでも品がよくて甘い。高貴な雲丹。自然の塩味があるのでお醤油は使いません。

 

ああ~。はるばる積丹までやって来た甲斐がありました。ここに来るまでどんだけCo2排出したんだって話。

 

自慢は雲丹だけじゃありません。お刺身も地のもの。

 

鮑の刺し身は一人一匹。

 

半分凍ったホッケのたたき。ルイベとは違うのかな。初めて食べました。

 

つぶ貝のみず貝という料理だそうです。品が良くておいしい。

 

これはホヤ。

 

いくら。新鮮ないくらは食感がパツパツしています。

 

大羽という魚の塩焼き。メバルの仲間だそうですが、のどぐろみたいでした。美味しい魚です。

 

ホッケは煮つけ。北海道で食べるホッケはどこでもおいしい。

 

積丹の地酒をいただきました。これおいしい。ご主人の話では、積丹は過疎が進み酒の造り手がおらず、積丹の水をよそに運んでその水で酒造りをしてもらっているのだそうです。そういうきれいな水の感じがするお酒でした。

 

浜鍋。

 

活鮑の踊り焼。すごいな。鮑2つ目。

 

おー。うまー。

 

このボタン海老も網焼き。これがひっくり返るくらい美味しかった。北海道の海老、うまい。

 

これも感動しました。鮑の酒蒸しとのことですが、南蛮海老と雲丹も混浴中。大変に上品なスープ。もうクラクラします。鮑は都合3つです。すごいな。

 

悶絶しています。

 

すごいです鱗晃荘。雲丹だけでなく他のお料理も美味しかった。これから残りの人生で食べる魚介料理のK点となりそうです。

 

 

 


22年夏北海道03_神威岬

2022-08-17 22:01:46 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

とうとう積丹に辿り着きました。目当てのものは今日泊まる宿にあるのですが、少し時間が早かったので、神威岬を観光することにしました。

 

駐車場から岬の先端までは20分歩きます。暑い中、上り下りで結構大変です。

 

でもさすがにすごい景色。粗削りな地球。

 

 

ようやく突端の灯台までやって来ました。

 

hiyoko「あたし頑張ったわ。えらい?」

 

岬の突端から見下ろすとぽつぽつと岩場があって、中央に背の高い岩が見えます。神威岩といいます。

 

スケールがわかりにくいですが、なんと高さ40メートルもあるそうです。マジか。凄いな。

 

実はこの神威岩、義経伝説と関係があるのだそうです。義経は平泉で死なず、大陸に渡りチンギス・ハーンになったという、モンゴルの人に怒られそうな話があります。その伝承によると、義経はこの辺りに潜伏している間にアイヌの娘と恋仲になり、しばらく仲良く暮らしていたのだそう。しかし大陸に渡る野望を捨てきれず、娘を置き去りにしてこの岬から舟で大陸に向かってしまうのです。捨てられたアイヌの娘は悲しみのあまりここから身を投げ、その遺骸が神威岩に化したと。以来ここは女人禁制の場所となったそうです。

 

「またー(笑)」

でもすごい想像力。この作者が今に生きていれば、少年ジャンプの編集になってヒット連発でしょう。

それより義経ゲスの極みですね

 

それにしても海がきれい。この日は薄曇りでしたが、晴れた日の海の青さはひと際で積丹ブルーと呼ばれているそうです。ゴールデンウィークには奄美ブルーとか実久ブルーとか見ましたけど、日本中に何とかブルーってのがありますね。

11月はサムライブルーが楽しみです(何でズレる)。

 

そうそう。”あれ”はこの海で育つんだよね。。。

 

箸をもって飛び込みたい衝動!

 

hiyoko「さあ、食べに行くわよ!」

 

いよいよこの旅の目的にお目にかかります。