ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

水墨画を描きました

2006-04-15 15:06:12 | 水墨画
秘密にしていた訳ではありませんが、2年くらい、渋谷のカルチャースクールで
水墨画を習っています。

2年目にして、ようやくいい感じの作品が出来ましたので、公開しちゃいます。




本に載っていたアメショーを描いたんですが、どういう訳か、描けば描くほど表情が
福之助になってしまいました。まぁ、見た通りに描けないというのは、すなわち
まだ下手という事なんですが、何となく嬉しく思ってしまったりもします。

背景の黒も含め、全部墨で描いています。「開明書墨」という、昔小学校の習字で
使っていたあのなんでもない液墨です。普通、水墨画というと、雪舟とか古典的な
水墨画のイメージをする人が多いと思いますが、僕が習っている先生は、モダンア
ート出身の先生なので、こういう、リアルな表現もやります。
エアブラシで墨を吹き付けるなんて荒業もします。



水墨画は、隔週土曜日の午前中だけなので、これを描くのに2~3ヶ月かかってしま
いました。
この調子では、作品公開その2はいつになるのかなー。

福之助大図鑑

2006-04-08 23:27:59 | 

福之助というのはコイツです。”ちょいでぶ猫”です。今7歳です。

お客さんが来ると、隠れて何時間も出てこないので、家に来ても見る事が
できずに帰るお客さんもいます。天然記念物みたいなもんです。
なので、幼少のみぎりからの福之助を大公開しちゃいます。

フク:「えっ、何?僕のこと呼んだ? えぇ~、そんな話聞いてないよ。」





初めて家に来た頃は、こんなイタイケなヤツでした。風邪ひくといけないと
思って、タオルかぶせて寝させていました。意味なし。

フク:「お母さん達どこ行っちゃったのかなー。眠いなー。」





今見返してみると、ずいぶん小さい。でも、こんな時期なんて、猫が二十年前後
生きるうちの、ほんの数ヶ月のこと。

フク:「僕は早くおっきくなって、お父さんみたいに会社に行くんだい。」





寝ている姿も天真爛漫(←変な日本語)。夢でも見ているのかな。

フク:「・・・・グググ。ムニャムニャ。」





お、ちょっと悪そうな顔になってますねー。初めてのお正月に、福之助にも祝箸を
あげたら、こんなことになってしまいました。

フク:「箸なんて役に立たねーよー。ぐれちゃうぞー、こら。」





そうかと思うと、こんな素直そうな表情も見せてくれます。

フク:「ハイ。僕は素直なよい子です。だからご飯2倍にしてください。」





みつバチの衣装を着せたら、意外に猫の方が大きくてキツキツのパンパン。
福之助はひっくり返って固まってしまいました。このミツバチ、1度着たきりで、
もう2度と着ることはありませんでした。

フク:「何で俺にこんなもの着せるんだよー。エイッ!チキショー!
    うー、グルシイ。」




ポインセチアとフク。クリスマスバージョン。そうでもないか。
いつの間にか大きくなっちゃいました。

フク:「クリスマスのポーズとしては、、、こ、こんな感じでいいですか。」





鏡餅とフク。正月バージョン。そうでもないな。

フク:「最近僕のお腹もお餅みたいになってきました。ロデオマシーン買うから
    お年玉ください。」





・・・・・・・。

フク:「缶詰は“弱”で30秒チンしてって言ったでしょー! “強”だと
    熱くて食べられないのー!!」






ビヨーンと伸びています。風太クン。

フク:「うー、猫背が伸びる。のびる。うー気持ちいいー。風太クンって誰?」





最近じゃ、だいぶ貫禄でてきました。

フク:「お、お控えなすって!、、、(ってその後はなんて言えばいいの?)」





お、何か見つけたか?

フク:「あっ、あれはもしかして!?」







フク:「あっ、あれはやっぱり!!」



福之助の冒険は続く、、、。

何故か続き物になってしまいました。

下北沢 Les Liens(レ・リヤン)

2006-04-05 23:51:21 | たべもの イタリアン フレンチ
最近、下北沢で気に入っているお店がここ、Les Lien(レ・リヤン)です。
洋服屋じゃありません。ブラッセリーです。週末のお昼や、夕飯を下北沢で
食べて帰る時なんかに利用しています。





場所は、茶沢通り、露崎という有名な骨董屋(古道具屋?)の所です。
お店の外観はこんな感じ。白い壁に素朴な木のドア。可愛い感じでしょ。




この日(4月5日)は、開店2周年のパーティーでした。僕等みたいな、常連とも
いえない様な客が行ってもいいのかなって思ったのですが、「来て下さい」と
言ってくれたので、ずうずうしくも行ってしまいました。

黒いTシャツの女の子3人がスタッフなのですが、このお店、わずかこの3人で
切り盛りしています。マイクを持っている人が厨房担当。店長さんです。

このお店のいいところは、手作りっぽく、ほのぼのしたお店やスタッフの雰囲気と、
店長さんの作るお料理。特別ビックリするメニューなどないのですが、とにかく、
何を食べても優しい味で、しかも味加減が「ピタッ」と決まっているんですよね。
「味覚のセンスがいいんだなぁ」と感心します。

こういう方は、きっと小さい頃から家で美味しいものを食べて育ったんでしょうね。
何も特別一流レストランを食べ歩いたというわけではなくて、お母さんが作る
何気ない惣菜が美味しかったんじゃないかと思います。

この日は、KAOさんという人(右の女の子)のミニライブもありました。
結構よかったですよ。ビックリ。



お店の壁に、昔のマッチの箱絵が飾られています。余談ですが、明治維新の頃の
日本は、こういうマッチが輸出(=外貨獲得)の主力商品のひとつだったと司馬
遼太郎の本で読みました。つまり、「マッチを作って売って、小金を稼いで軍艦を
買って、戦争を起こした」という訳です。おかしいですよね。そんな国力で世界を
相手に戦争したってかなうわけがない。ま、どうでもいいです。マッチの絵柄、
なかなか面白いです。


この写真はおまけです。家に帰る途中、ある家の前で。
左側の白い犬。誰かに似ていると思いませんか。ヒント。だいぶ昔のコメディアン
です。息子がたけし軍団に入ったりして。

答えは下↓







答え:な○おさみさん。飼い主に似すぎです。
ニッカボッカにハンチング、メガホン持たせて助監督の格好させたいなー。


スイスの隣人から

2006-04-03 20:52:29 | その他
10年ほど前、3ヶ月くらいボストンに居た事があります。
その時、英語学校で同級生だった洋一君というチーズ嫌いの好青年がいて、彼は今、
どう言う訳かスイスのグリンデルワルトで暮らしています。

そんな彼が、最近の現地の様子を写真で送ってくれました。

ってこれ、半端じゃないですよね。「朝起きて、顔洗って朝飯食って歯磨いて仕度して
外に出ると、こんな状態」だそうです。呆れて笑うしかないです。いいなぁ。今にも
ハイジが出てきて、「クララのバカァ!」って叫んでいそうな景色です。

3月末頃の写真だそうです。意外に雪がないのかな。このくらいなら僕でも住めるかな。




もう一枚おまけに彼が送ってきてくれた写真。

これはスイスじゃありません。ブタペストに旅行に行った時の写真だそうです。
何となくその雰囲気わかりますよね。

家内は、これを見て「上海の外灘(バンド)みたい」って言うけど、うーん、
やっぱりヨーロッパの古い街に見えるけどなぁ。


洋一君は、現在は「グリンデルワルト日本語観光案内所」という所に勤めています。
スイスに行く機会があったら、是非利用してあげてください。親切な彼だから、
しっかり旅のお手伝いしてくれると思いますよ。

URLはこちら↓。

http://www.jibswiss.com/


2006年、近所の桜三景

2006-04-02 19:26:06 | その他
今週末の、関東中のブログは桜の話題だろうなぁ。
今年は、花見に適した陽気の週末は本当にこの土曜日しか
なくて、365分の1の花見日和を堪能しました。



その① これは、家の近所の桜
緑道を整備してあって、花見をしながらの散歩にはもってこいです。ザリガニや、
”はや”、鯉のような淡水の魚まで、結構いるんですよ。代田に越してきてから、
毎年花見と言えばこの緑道をぶらぶらするのが定番となっています。

世田谷版「哲学の道」といった風情があるのですが、この時ばかりは宴会客で
ごった返し、まっすぐ歩けません。ま、花見客は上野公園とは違い、大体が
ご近所の皆さん。庶民的でほのぼのした雰囲気です。
できるだけ、人が少なそうなところを写真に撮ってみました。




やっぱり桜はいい。先日の梅より、いいですよねぇ。



上ばかりでなく、下を見れば、ほらこの通り、ユキヤナギ、スミレ等々春の花が。
人工的に手入れされた緑道ですが、きれいです。流れている水は自然の川ではなく、
処理場で浄化された水です。だけど1つ問題があって、大雨が降ると、処理場の
キャパシティが限界を超えてしまい、一時的に“断水”してしまうのです。そうす
ると魚や両生類達が干上がってしまう。自然を再生するといいつつ、技術的な都合
で絶滅させたりしている。何とかならないものでしょうか。



これは柴桜かな。付近の人が自主的に手入れしているみたいです。



その②。用賀中町通りの、一本環八寄りの道も結構桜が咲いています。桜の
トンネル。車の屋根を開けて走ると、プレーオフで優勝した野球チームの
祝賀パレードみたいな、晴やかな気分です。



その③。中目黒の桜。目黒川に垂れかかる桜の枝は、なかなか風情があります。




目黒川の川面を望む。日中だと、羽を休める鴨なんかも見られます。



毎年この季節には、近所の緑道を散歩してのんびり桜見物した後、車の屋根を開けて、
「用賀」、「深沢」、「中目黒」、「青山墓地」辺りの桜並木をパトロールします。
コンバーチブルの車にこだわっているのも、この日のためと言えるくらい。
一年中で一番、のんびりした、平和な気持ちになる日ですよね。