ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

Salon de R ワインツアー2015 2/2

2015-11-27 22:34:02 | 国内旅行

Fukunosukeです。


ワインツアー後半戦。

 

当然ですが勝沼はあちこちブドウ畑があります。ワインの郷という感じです。
ちなみにhiyokoはこの景色を見て「わー、ワイン畑が沢山!」と言っていました。
この辺ではワインは木に実ります。

 

 

 

ワイナリー二軒目は、まるき葡萄酒。

 

こちらのワイナリーのタンクは、2014年にステンレス製のタンクに刷新された
最新設備だそうです。ギンギンに光ってます。

 

続いてワイン畑を案内されました。ん?羊がいますね。

 

羊達との邂逅。一同興奮して羊との友好を深めます(笑)。

このワイナリーでは、自社のブドウ畑に羊を放し飼いにし、雑草の駆除や肥料(糞)に
しているのだそうです。合鴨農法みたい。

 

 

さて、試飲です。ここはまた明るく開放的な試飲ルームです。

 

まるき葡萄酒では、5種類飲みました。皆違いがあって面白い。

ところで試飲のあてに出ていた燻製たくあんがいい味で、お土産に注文が殺到してました。
ワインの木のチップで燻製してあるそうです。ワインに合うたくあん。

 



ふう。ずい分飲んだなー。hiyokoも相当ご機嫌になっています。

 

このブドウの木は深く紅葉しています。他の場所のブドウは葉が散ってハゲハゲの所も
あります。紅葉の有無や加減はブドウの品種によっても違うみたいです。

 

 

 

最後にやってきたのは丸藤葡萄酒。一見するとワイナリーというより造り酒屋の
風情。今日訪ねた三軒の中では、一番の老舗格なんだそうです。

 

社長さん自ら施設の説明をしてくださいました。

 

 

年季の入ったタンク。10,131リットルということは、ボトル13,508本分。
1日1本飲んで37年分。僕の残りの人生分余裕で賄えそうです。このタンク一つ
発注したい。

 

ワインの貯蔵庫は、年季が入っていてすごい雰囲気。それっぽいです(笑)。

 

 

ドンキーコングだね(笑)。

 

ここなんか、日本じゃないみたいです。

 

こんなに雰囲気のあるワイナリーがあるなんてちっとも知りませんでした。

 

お待ちかねの試飲タイム。

 

ここでは4種類試しました。中には、ANAのファーストクラスで振る舞われるという
逸品もありました。もうなんだかそれだけでありがたい感じ。素晴らしい。

 

ワイナリー三軒巡りはこれにて終了です。

訪ねた三軒はそれぞれ全く違う特色があり、ワインへのアプローチも哲学も違うみたい。
単に「勝沼ワイン」とひとくくりにはできない多様性を感じました。

それでも通底していたのはワイン造りにかける情熱。どのワイナリーも、負けず劣らず
熱い思いで自社のワインを語ります。情熱や夢に満ちた人の話はそれだけで惹き込まれるし、
素直に感動します。

さらには今回のコーディネートをされていた地元の酒屋さんご夫妻(リカーショップ
ながさわさん)も、名物ツアコンさながらの楽しいガイドぶり(笑)。こちらも、
甲州ワインを盛り立てていきたいという地元愛を感じました。

今まさに世界的に評価を高めつつある日本産ワイン。その”現場”をちょこっとだけ
垣間見た気分です。

なんて言ったら偉そうだと怒られるかな。

 

 

電車に乗る間際、サプライズで天然酵母のパンのお土産をいただきました。
これもまたおいしかった!

 

 

甲府盆地の夜景がシャンパンの泡みたいに見えました。飲み過ぎです(笑)。

 

 

ともあれ、初めてのワイナリーツアーはあっという間の1日でした。
世の中にはこんなに楽しいことがあるんですね。

 

 

山田先生、大変貴重で楽しい経験をありがとうございました。
たまにはビシッとhiyokoをしめてやってください。

 

 

 


Salon de R ワインツアー2015 1/2

2015-11-23 13:57:36 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

伊勢志摩シリーズは途中ですが、ちょっと別の記事をあげます。

三連休の中日に、hiyokoが親しくさせていただいている料理研究家の
山田玲子先生が主催する勝沼への日帰りワインツアーがありました。
Fukunosukeも泥酔枠で連れて行ってもらいました。旅立ちは新宿から。

 

「はぁ~ちじちょおーどのー、あ~ずさ2号でぇー♪」の特急あずさです。

 

すみません。8:30発のあずさ7号でした。これでは歌にならない。

 

勝沼駅から、観光バス「呑兵衛号」に乗り換えます(そんな名前ではありません)。

 

バスの中では行程の説明や、勝沼のワイナリーの説明があります。
このブドウは甲州という品種。へー。

 

 

まずは甲州ワインの歴史を学ぶために、宮光園という歴史資料館を見学。
ここでは試飲無し。ううむ。呑兵衛軍団を焦らす演出なのか。

 

ここが日本のワインの「始まり」の場所なんだそうです。
僕は早く「今」を知りたい。

 

 

そんなことを言ってはダメです。温故知新なのだ。ちゃんと勉強するのだ。

 

 

勉強勉強。

 

昔のボトルとエチケット。真ん中のはエビ葡萄酒という面白い名前。
「甘エビの様に甘い」から、という話もあるそうです。へー。

 

ワインの一合瓶だそうです。今これを使って何か売ったら流行りそう。

 

ガイドの方の説明も興味深く、面白かったです。
勉強が終了したら、あとはご褒美のワイナリー巡りです。

 

最初にやってきたのはシャトー・ジュン。アパレルのジュンがオーナーのワイナリー。
臨戦態勢の呑兵衛軍団が押し寄せる様は凄味あります。なぜかhiyokoは先頭。

 

試飲の前に、ワイナリーの説明があります。ワイナリーの特色や方針など。

 

ここは小規模で比較的新しいワイナリーの様です。同じ銘柄でも、
ブドウの造り手ごとに醸造し、あえて味のばらつきを出したり
するのだそうです。スーパーで見かける「○○さんが作った有機野菜」
みたいな感じかな。

 

家にもこれだけあったら安心です。どうせならここに住んでもいいです。

 

試飲が始まると、一同興奮のるつぼになりました。みな何か我慢していたんだ(笑)

 

5~6種の銘柄を、少しずつ試しながら、皆さん感想を語り合っています。
僕はワインのことは何もわからないので、どれを飲んでも機嫌がいいだけです。
(というわけで味の感想はやめときます)

 

午前の部はワイナリーは一箇所だけですぐお昼。
山奥の一軒宿レストランへ。エリソン・ダン・ジュール。
 

晩秋の落ち葉半端ないです。

 

なかなか素敵なレストランです。ランチコースにあわせて、スパークリング、白、
赤と今日訪ねる三軒のワイナリーのワインがほぼ飲みたい放題。

 


鱸のエスカベージュ。味のある鱸でした。

 

一見普通のペンネですが、熊とカルガモと鳩の肉を使ったジビエの
ラグーだそうです。おいしかった。自分の「食べられる食材リスト」に
熊とカルガモが加わりました(笑)。

 

メインコースは豚の料理。ラグーよりも野性味があるくらい。

 

んー。山梨の山奥にこんな素敵なレストランがあるとは。 

 

 

hiyokoも満腹したようです。

 

もうこれで東京に帰っても悔いは残らないのですが、午後はまた二軒ほど
ワイナリーをめぐります。

 

というわけで後半戦へ。

 

 

 

 


伊勢神宮に行く。:09_雨の内宮を早朝参拝。

2015-11-20 22:42:21 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

「伊勢神宮にお参りするなら、早朝参拝がいいよ!」と聞いていたので、
内宮参拝は夜明け前にホテルを出発。朝6時に到着。やる気満々です(笑)。

 

ありゃー、本当はご来光を拝しながらお参りするつもりだったのに、雨模様。
ここ1週間ずっと秋晴れだったのにー。これは残念。

 

と、雨空を恨めしく見上げたのですが、いやいやどうして、なんとも神秘的な
雰囲気です。まだちょっと薄暗いのも気分です。

 

わー。遠くに霧がかかって、、、。

 


 

内宮では、手水舎だけでなく、敷地の横を流れる五十鈴川でも手を洗って清める
のだそうです。霧が深くなり、何か出そうな雰囲気です。

 

第二鳥居。正宮のある奥の方は霧に霞んでいます。

 

神楽殿。きれいな建物です。

 

正宮にやって来ました。天照大御神ですよね。ギリギリ知ってた。
しかしまあ、雨に濡れて光る石段は清新の極み。霧に包まれた正宮が神秘的で
厳かな雰囲気を倍増。なんだかドキドキします。

 

この人はちっとも神秘的ではありません。ゆる過ぎです。ゆるキャラか。

 

この雰囲気に呑まれると、とても個人的な頼み事をしようなどと思わなく
なります。

 

正宮の前には神宮杉が沢山。

 

 

正宮のお参りを済ませたら、外宮同様他のお宮もぐるっと巡ります。
 

 

 

 

荒祭宮。

 

 


 

風日祈宮。

 

 


御池。わあ、池にまで御の字がついちゃって。

 

その他のお宮もぐるっとお参りしたら、およそ1時間半近くかかりました。
帰りに宇治橋を渡る頃には、大分あたりが明るくなっていました。

 

20年分の御礼をしました。

僕らなんか不謹慎な参拝者だと思いますが、それでもなんだかすがすがしい
気分です。

 

 

 

 


伊勢神宮に行く。:08_結婚20周年の晩御飯

2015-11-15 11:41:50 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

結婚20周年の晩御飯は、鳥羽国際ホテルのダイニングでフランス料理です。
(”鳥羽国際”というと、まるでゴルフ場みたいだなー)

 

鳥羽国際ホテルのメインダイニングは、SEAHORSEといいます。

 

SEAHORSE=タツノオトシゴです。ちなみにこれは食べません。

 

今回は食事つき宿泊プランなので内容は選びようがなかったのですが、
ずい分な品数です。食べきれるかなあ。

 

20年分の乾杯をしました。ありがたいことです。

 

アミューズ。コンソメが地味においしかったりします。

 

海鮮のサラダ仕立て。変わったものではないですけど、やはり素材が新鮮なだけ
おいしく感じます。

 

どうしたって外せない鮑です。”こんなちょっと?”という感じですが、この量で
ちょうど良かったです。The Earthで食べた鮑に比べると、サイズは小さいですが、
味付け、調理はさすがにこちらの方がおいしかったです。

 

一口のブイヤベース。量がちょっとずつなので和会席の印象です。年配のゲストが
多いからかな。これもおいしい。

 

伊勢海老のフリカッセ。志摩大王崎産と言われてもわからないのですが、
おいしかった。食レポダメですね。


 

グラニテ。

 

メインコース。Fukunosukeは鱸。hiyokoは和牛(写真撮ってません)。
鱸の甘酸っぱいソースは好みがわかれそうですが、全体の流れとしては
重くならずによかったです。

 

お、タツノオトシゴがなんか言ってるねぇ。えへへ。

 

 

ノロノロ食べていたら最後の客になってしまい、どうしたんだと
シェフがやって来ました。いやいやおいしかったです。ご馳走
さまでした。

 

特段変わった皿はありませんが、普通にちゃんとおいしかったです。
よい20周年記念の食事になりました。

 

ついでに朝食のことも触れておきます。

 

伊勢海老のビスク。こちらの名物料理なんだそうです。確かにおいしかった。
お代わりしてしまいます。

 

満足した模様です。

 

 

伊勢志摩のホテルフレンチというと「志摩観光ホテルでしたっけ?」くらいの
知識しかなかったのですが、鳥羽国際ホテルもなかなかおいしかったです。
いつか志摩観光ホテルも試してみたくなるねー。

25周年かな(笑)?

 

 

 


伊勢神宮に行く。:07_鳥羽国際ホテル

2015-11-11 22:13:05 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

二泊目は鳥羽国際ホテル。伊勢志摩のホテルと言えば志摩観光ホテルが有名ですが、
今回はこちらになりました。

 

2010年にリノベーションをして、ちょっとモダンにアップデートされたらしいです。

 

部屋は広くて快適です。天気がいまいちでしたが、窓からの眺めも抜群。
(眺めは部屋によります)

 

テレビが真ん中に見えますが、ソファからは角度的によく見えません。ううむ。

 


 

全体的に部屋のセンスは箱根のハイアットをもう一段カジュアルに
した感じ。

 


 

眺めのいいラウンジ。コーヒー一杯でもお得な気分になります。

 

このホテルには大浴場(温泉)はなくて、系列の潮路亭という旅館にお風呂を
貰いに行きます。しかし浴衣で行き来できないのはちょっと残念。
日本のリゾートらしさをとるか、ホテルとしての格式をとるかですけど、何か
工夫があってもよさそうです(その辺箱根のハイアットは上手と思います)

ただ、潮路亭の大浴場には、真珠の成分を入浴剤にした真珠風呂というのがあり、
これがなかなかすごい。もちろん"Powered by MIKIMOTO"です。
自動車の色味で「パールホワイト」というのがありますが、まさにあんな感じの
お風呂です。ちょっとビックリします。肌がメラメラ光りそうです。

送迎の運転手さん曰く、「あのお湯を飲みたい」と言ったご婦人客がいたそうです。

興味のある人は、是非お試しください。