ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

養老BBQ大会

2008-10-30 22:10:17 | その他
Fukunosukeです。



スペインのK夫妻が年1回来日するのにあわせて、ご友人の
伯母様仲間を呼んでもてなすのが、hiyokoパパのここ数年の
慣わしになっています。

我々も人足として駆り出されます。

ところが今年は、何を思ったか「BBQの機材をレンタルしとく
から、BBQやってくれよ」と言われてしまいました。


「えー、七輪しかやったことないよ~。
     知らないよ~。やったことないヨォ~」


なんてことは言えません。一か八かやってみるしかない。
(前の晩は興奮して寝られなかった(涙))



hiyokoパパ、昔話をしながら火を熾してくれました。


どうもすみません。あ、あとはボクがやります。



恐る恐る鳥肉を並べてみたりしたけれど、、、

この後、すごい火勢であっという間に黒コゲになって
しまった(一応食べられたけど)。



hiyokoが用意したエスニック風肉団子。これはなかなか
上手に焼けた。おいしそう。

hiyokoより:これはビーフケバブです。バンクーバー在住でインド人
      と結婚されたCecileさんのレシピです。
      Cecileさん大好評でしたよ~。ありがとうございますー!!



BBQは失敗すると思っていたので、炊き込みご飯のお握りや、




カプレーゼなんか用意してごまかしていました。




お手伝いさんも、甲斐甲斐しくサポートしてくれました。




それにしても、「優雅なBBQの午後」と言うよりは、「町内会の
会合」か「老人会の芋煮大会」だなこりゃ。

もうちょっと洒落た感じにはならないものか。



そんなことに構ってられないFukunosukeは、汗だく煙まみれで
大奮闘。



なんだかんだ言って、意外に上手にやれました。後半は楽しく
なってきたし。結構才能あるかも。

マスオさんも、密かな喜びを見出しております。






中華料理のマイ・ヒーロー(白金亭 周中菜房)

2008-10-27 23:22:06 | たべもの 中華 エスニック
Fukunosukeです。


思えば、hiyoko共々の満腹人生に火がついたのは、十数年前に
香港のカリスマシェフ、周中氏の中華料理を食べたのがキッカケ。

初めて、“いくらお金払っても後悔しない食事ってあるんだー”と
思ったものです。


その周中シェフが関わっている中華レストランが白金にあります。
気にはなっていましたが、“名前だけ借りてる系”かなと思い、
これまで二の足を踏んでいました。

今回、周中シェフが来日し、特別コースメニューが供されるとの
ことで、思い切って行ってみる事にしました。


周中菜房 白金亭。



幸運にも、室料無料で個室を利用することができました。

店内には、あちこち伊東深水の水彩画が飾られています。



甕出し紹興酒。デキャンタ(500ml)で5000円! いくらなんでも高い(泣)。




今日は、「上海蟹と秋の味覚」スペシャルコース。


前菜盛り合わせ。プレゼンテーションはかなり“?”
なんですけど、蟹味噌入り茶碗蒸し(奥)など美味かった。




蟹味噌入り小龍包。いいですね。




パパイヤフカヒレ蒸しスープ。

周中シェフのスペシャリテと言えばこれ。くりぬいたパパイヤの中にスープが
入っています。スプーンで実を削りながら、スープと一緒に食べます。

、、、はて? 美味しいんだけど、香港で食べたものとは別物の味。
三田の「桃の木」の方が、本家の味に近いような、、、? なんだろう。

実は、周中シェフが一番苦労したメニューがこれなんだそうです。香港と
同じ食材が揃わず、日本の食材でアレンジして作っているとのこと。
、、、なるほど。でもこれはこれでとても美味しいけどね。



上海蟹の甲羅詰め焼と、牡蠣の揚げ物。

上海蟹は、味噌と塩だけで焼いたシンプルな料理。
でもそれが美味しい。


籠に入った4種の中国野菜からひとつ選んで、野菜料理を調理してもらい
ます。豆苗にしました。蟹の卵入りあんかけで出てきます。

このあんかけは最高に美味しかったです。豆苗も味が濃い。



でた! 上海蟹の姿蒸し。当然のように陽澄湖産だそうです。ちょっと
小ぶりですが美味しい。蟹の中では一番好き。ちなみに今の時期はメス。

刺身でもないのに、“大葉と菊”とは何ぞや?と思いましたが、菊の花は
手の臭い消しに使うんだそうです。ふぅん。じゃ大葉は何のため?


生姜の刻んだのが無いなーと思っていたら、
ジンジャーティーが出てきました。




栗と鳥肉のちまき。これは最高に美味しかった。唸った。




周中特製デザート。

これは、記憶にある香港の味そのものでした。
僕は、いまだにエッグタルトは周中さんのが
一番と思っているのですが、左の姫りんごに
カスタードを詰めたもの、まさにその味がした。
感涙モノ。




薄々期待してはいたのですが、食後、憧れの周中シェフとご対面!
個室だった事もあって、ひとしきり歓談。パパイヤスープの苦労話等
披露してくれました。スーパーシェフとは思えない腰の低さ(笑)!



メニューにサインを貰っちゃいました。いやー、本当に感激しました。


名刺もくれました。一枚はマカオのMGMグランドの料理顧問としての
名刺。もうひとつ、白金亭の名刺には、香港の自宅レストランの連絡先も!

「コレ、マイホームよ。デンワください」って言ってくれた!

うそ! 行ってもいいですか!?



ところで、本日のコースは、ひとり1万5千円、、、。うーん。美味しかった
けど、正直に言うと、内容に比して高い。3~4千円くらいは名前料かな。

でも、僕にとって周中さんは“永遠の食のヒーロー”。 お会いして、
お話ができただけでも、払ったお金に後悔はありません。

複雑。4様ファンが白金の韓国料理屋に行くのと近い心境かもしれない。


いつの日か、香港の周中さんの自宅レストランへ行けたらいいなぁ。



結果ご報告です

2008-10-24 23:46:18 | その他
hiyokoです。


先日の洗濯乾燥機に関するお願いでは、沢山の方々からご意見や
アドバイスをいただき、本当に有難うございました。
心より感謝申し上げます。


皆さまからのご意見を参考にいろいろ考えた末、今回は乾燥機単体で
買うのがいいんじゃないか・・・、という方向で気持ちが固まりました。


早速、新宿にある某大手B店に行ってみました。
が、驚いたことに、各社ともドラム式洗濯乾燥機が主力になっており、乾燥機
単体はほとんど力を入れていないことが分かりました。
ドラム式なら各社とも機能充実の最新型が出ているのに、乾燥機だけの
物はそういう気配がありません。


愕然としました。
ど、どうしよう・・・。


売り場でオロオロしていたところ、店員が声を掛けてくれました。
色々話を聞いてみると、私がもっとも重視していた問題点をほぼすべて
解決してくれているメーカーがあることが分かりました。


しかも!!!どうしていままで気付かなかったのか・・・・。
我が家の扉付き洗濯機置き場にすっぽり入るドラム式はこれしかなかった!!
それにはビックリ!
もう、これは運命の出会いなのかもという気持ちになって来ました。


問題は値段。。。
他のメーカーの新製品に比べてずいぶん高いのです
価格.comで調べると、もう少し安く売っているお店もあるようですが、設置の
事などを考えると、信用のおけるお店のほうがいいかな・・・という迷いも。


どうしよう・・・と思っていたまさにその時に、カメラを修理に出していた近所
の某大手K店から修理完了の電話がありました。
ついでと思い、その機種の値段を聞いたところ、なーんと!!!!某大手
B店より5万円も安いではありませんか!サプラーイズ 
価格.comの最低価格より更に2万円も安いんです!
その瞬間に決めましたこれは運命だと。


そして、とうとうやって参りました~

今回、運命の出会いのあった日立の「風アイロン ビッグドラム」
機種名はBD-V3100Lです。


本当は白一色が欲しかったのですが、、、、日立にはなかった。仕方ない。
どう見ても、タイムマシーンのようですよね。
この馬鹿でかいドラムが様々な問題を解消してくれるらしいんです。


ボタンがいっぱいあって、使いこなすには時間がかかりそう。。。



これまでと違って、洗っている間、この大きな窓から水がシャーシャー出て
いるのが見えるので、フクがビビリまくってます。

フクも慣れるのにもう少し時間がかかりそうです。。。



今回、購入にあたり重要視していた点とは・・・
①タオルがフワフワに仕上がること
②従来式(縦型)洗濯機と同じくらい汚れが落ちること
③プリーツ状のシワができないこと
④しっかりと乾くこと
⑤なるべく縮まないこと


そのうちの①と②は、大きいドラムになったことでほぼ解消とのこと。
③は風アイロンという日立独自の機能でかなり解消された模様。
④は縦型式に起きる問題のようで、ドラム式はまず大丈夫らしいです。
⑤については、パナソニックと東芝が方式の違いで一番縮みが少ないそうです。
 日立の場合は、どうしても縮ませたくない物については低温乾燥という機能
 を使ってくださいとのこと。


⑤がちょっと気になりましたが、他は説明の通りであればほぼ納得できる内容。
そのほかにも、これは!と思える機能もあったりして。
現在、色々なやり方を試しているところです。
もうしばらく使ってみたら、最終報告をしたいと思います。


とりあえず、ご報告でした。
ご協力くださった方々、本当にありがとうございました!!

奥多摩ドライブ(後編:兜家でお昼ご飯)

2008-10-23 07:17:28 | 日帰りドライブ
Fukunosukeです。


奥多摩は開発が遅れていると書きましたが、それでもいくつか
気の利いたお店はあります。ざっとあげると、

  黒茶屋(炭焼き料理)
  橙々庵(和食)
  茶房むべ(喫茶)
  雙柿庵(蕎麦)
     、、、等々は、それぞれ個性があっていいお店です。


今回の兜家は、“気の利いた”という感じではないですが、
わらぶき屋根の大きな母屋と山菜料理が魅力の旅館。泊まった
ことはないのですが、何度もここでお昼ご飯を食べました。
今回も日帰りなのでランチ利用です。





どうやらこの辺が“兜”らしいですよ。





玄関の横には蔵がある。やっぱり庄屋さんかな。




    立派な玄関。
    




昼食は、大広間でいただきます(法事なんかに使い勝手良さそう)。




    窓の外は随分いい眺めです。これでも東京都なん
    ですよねー。
    




    これがその山菜料理(一部)。本当に、山村の田舎
    料理なんですが、味付けが優しく柔らかで美味しい
    んです。
    




    我々の父親世代に「こんなもの食べた」と言えば、
    「そんなもの、金を取って食べさせる料理か!」と
    怒られそう(笑)。でも美味しいと思うんだけどな。
    



    “みず”という山菜で、この辺では珍しいそうです。
    そのありがたみは分かりませんでしたが、あくが
    なく、食べやすくて美味しかったです。
    



    ヤマメは脂が乗って美味しい時期。うまかった!
    



hiyokoもゴキゲン。体の中からきれいになった感じがするよね。


hiyokoより:ここ、確かに滋味あふれていていいんですけど、これに
      トロロ芋・じゃが芋炒め煮・お味噌汁・麦飯が付いて1人
      3300円なんです。それを高いと思うか、妥当と思うか。
      難しいところです。値段が少し上がっているし。でも、
      1年分の山菜をまとめて採って保存しているそうなので、
      仕方ないのかなー。         





    昨年改装したと言うので、食事の後、部屋を見せて
    もらいました。ここはデラックスタイプの居室。
    ふーん。ま、普通か。
    



    デラックスタイプの食事部屋。囲炉裏付き! 
    おぉ! これはいい!! ここでドテラとか着て、
    一晩中“だら呑み”してみたい!!!
    



    もっと驚いたのが部屋付きのバスルーム!
    これは快適そう!! さっきの囲炉裏と同じ部屋の
    設備とは思えない! ギャップが面白いです。
    



うーん。泊まってみたい。でも惜しいかな料金設定がチト高い。
↑この部屋で約3万円から。囲炉裏で炭火を使った料理のコース
にすると3.5万円~になってしまいます。
2.5万円くらいなら一度は試すのだけどなー。


でもやってみたい! 囲炉裏端での“だら呑み!”
都心から2時間で味わえる里山の一泊、かなり魅力的。


hiyokoさん連れてってよー。 囲炉裏端で昔話ごっこをしようよ!





奥多摩ドライブ(前編:予想外の“大きな旅”)

2008-10-21 12:40:53 | 日帰りドライブ
Fukunosukeです。


10月19日(日曜日)、天気予報は「晴れのち曇り」。
オープンカーを満喫できる日は年にそう何度もないので、早起きして
奥多摩ドライブに出かけました。


ブログで奥多摩を紹介するのは初めてですが、実は結構“奥多摩
フリーク”なんです(数年ぶりなんだけど)。



中央道も久しぶり。予報通りいい天気です。



いつもは八王子ICから下道を行くのですが、今回は初めて
上野原IC経由(八王子より更に先のIC)で行く事にしました。



    ところがこれが大誤算。下道が土砂崩れ通行止めに
    なっていて、奥多摩湖の更に奥から迂回するコースを
    取ることになってしまいました。

    「小さな旅(by NHK)」のつもりが「予想外に大きな旅」
    になってしまいました。


    おいおいちょっとココどこよ!? すごい山の中。
    



、、、なんだけど、スゴーイいい感じ! 




我が家から2時間(法定速度遵守)で、こんな所まで来てしまいました。




ほう、今どきの案山子は、家族で農作物を守るのか。微笑ましい。
しかし、お父さんだけ伝統的案山子装束というのも、意味ありげ。




やっとこさ奥多摩湖まで辿り着きました。



    芦ノ湖の“海賊船”の様な無粋なものは浮いてません。
    

    というか、なんにもありません。



ウチのドライブの楽しみは、「直売所荒らし」 、、、やはり食べ物か。



まず一軒目では、新じゃがの味噌炒め煮とか、水菜とか徴収。




街道沿いに饅頭屋を発見。

ところがこれが評判の店らしくて、大福は予約で売り切れ。
仕方なく饅頭を物色。


    hiyoko:「これとこれとあれとそれと、いっぱいください」
    


    いっぱい買いすぎです。今週の朝食は、毎朝饅頭です。



直売所二軒目。



    hiyoko:「それとあっちとこっちと、いっぱいください」
    


    いっぱい買いすぎです。冷蔵庫がキノコだらけです。




奥多摩のいいところは、伊豆箱根や富士方面に比べ『開発度合いが
遅れている』こと。家から同じ時間で、“里山のど真ん中”を体感
できるので、僕は大好きです。




この日は、お昼ご飯を「兜家」で食べて、混む前に東京に向かい
ました(「兜家」は後編で紹介します)。
朝8時半に家を出発して、午後3時には都心まで帰ってきた。



急いで帰ったのは訳がありました。元部下の子が趣味の写真で仲間と
展覧会をやっていたので、渋谷の会場まで応援にやってきたのです。



    おー、なかなか立派。盛況です。僕の水墨画より
    断然才能ありそうだ。
    




ふぅ。なんだか忙しい1日の終わりは、お庭で豚しゃぶ。

神奈川県某所で手に入る「ハーブポーク」は、ニュー○イックの
黒豚より安いのに味は格上。ちょっとしたお気に入り。




    そうそう、山道で「通行止めの表示」に途方にくれて
    いた時、居合わせた地元のおじさんに道を尋ねたので
    すが、別れ際「これ持って行きなよ」と柿と柚子を
    貰ってしまいました。
    



    こういう人情に触れたの、久しぶりだなぁ。


    なんともいい1日でした。






後編は兜家を紹介します。