ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

22年GW奄美大島04_古民家の晩ご飯

2022-05-28 09:54:41 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

 

前回紹介した通り、佐仁には何も無いので宿のキッチンで自炊が基本(なので、泊まる人を選びそう)。

 

車を20分走らせてスーパーで買い出しです。

 

例により、hiyokoは買い散らかしております。

 

 

宿に帰りさっそくお料理です。寮母さんみたいです。

 

お、バリでおなじみの奴が現れました。

 

ヤモリです。チチャです。沖縄のヤモリはトカゲっぽくて可愛くなかったのですが、奄美のヤモリはバリのチチャみたいに愛嬌がある。鳴き声もバリのチチャと同じでした。懐かしいなあ。

 

野菜炒めは伝泊の食材セットで作ったもの。なかなか美味しい(食材セットのことは後で触れます)。

 

この豆腐はスーパーで買いましたが、たぶん島で一番有名な豆腐屋さん(高野)の島豆腐です。沖縄の豆腐と同様、海水をにがりとして使うのではなかったかな。とっても美味しかったです。
 

 

島豚や島牛は売っていなかったので、普通に鹿児島産の豚と、

 

鹿児島産の牛です。

 

なんだかしみじみ。

 

お食後は、奄美大島のよもぎ餅という「かしゃ餅」と、

 

大将季(だいまさき)という鹿児島特有の柑橘。

 

デコポンやネーブルの様な味。甘くておいしいミカンでした。

 

洒落たものは何もないですが、古民家で食べる夕飯の気分としては大正解。

「旅行に来てまで自炊ですか?」と思う人もいるでしょうが、「奄美大島移住第一夜!」みたいな気分がとても面白かったです。いい経験でした。

 

 

おまけ。

 

備品として、毒の吸出しキットがありました。やっぱりハブいるんですね。こわー。

 

 

これは目の前の海岸から拾ってきたもの。このフサフサはなんだろう。これも珊瑚なのかな。

 

今日は移動して疲れたので、早めに寝るとしますか。

 

 おやすみなさい。

 

って、布団に入ってみるといよいよ民家っぽいです。

なんか楽しい。


22年GW奄美大島03_佐仁集落

2022-05-25 22:00:46 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

 

アダンと海みる宿がある佐仁集落を散歩してみました。

 

奄美大島は年々人口が減っていて、小さな集落では過疎化も進んでいるそうです。佐仁集落の人口も300人を下回るみたい。

 

 

大きなアザミ。

 

集落内はこのような感じ。静かです。

 

というか、人気がないという方が正しいかなあ。

 

廃墟や空き地も沢山ありました。こういう空き家の一軒があの宿になったわけですね。とはいえ、片っ端から古民家宿にするわけにもいかないですし、なかなか難しそう。

 

民俗資料館の説明書きみたいなものが集落の掲示板に。。。誰に向けたメッセージだろう。

 

 

佐仁集落は海に面しています。

 

こんなにきれいな海が目の前にあり、静かで良い所なのに。。。

 

ここで仕事を見つけたり生活したりするのは大変なんだろうな。以前は大島紬が主たる産業だったようですが、今もやっているのでしょうか。

 

 

そんな佐仁集落ですが、人が頻繁に出入りする家がありました。この家は何でしょう。いろいろ機材が持ち込まれています。

 

人に聞いたところ、ここで半年くらい映画の撮影をしているそうです。佐仁を舞台にした映画が作られるのか。ぜひ観てみたいです。

 

この写真の中に、動物が一匹潜んでいます。ちゃんと写っています。わかりますか? 

 

裏に回ってみると、ほらいたー!

 

しかし、歩ける範囲内に飲食店がなにもないですね。夕飯はどうしますかね。

 


22年GW奄美大島02_古民家に泊まる。アダンと海みる宿

2022-05-22 14:30:28 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

 

今回は現地4泊、3か所に泊まりました。空港についてレンタカーを借りだしたのが3時半を過ぎていたので、すぐに宿に向かいました。最初の宿は伝泊というブランドが運営する古民家民泊。チェックインは赤木名という場所にある「まーぐん広場」というコミュニティ施設で行います。

ここがまーぐん広場。廃業したスーパーの建物を改装した施設です(泊まるところはここじゃありません)。

 

施設の中はお土産や物産品売り場があったり、ちょっとした食堂があったり。観光客、地元の人のコミュニティスペースになっています。

 

 

チェックインが済むと、スタッフが先導する車で宿まで案内してくれます。実際に泊まる宿は佐仁集落というところにあり、まーぐん広場から車で15分くらい。奄美大島の北の突端、グレーの丸印の所です。

 

車を停めたら先導車のスタッフさんが荷物を運んでくれます。力持ちだなあ。ところでここですか? 何もないですけど。。。

 

伝泊ののぼりを発見。この奥か。すごいな

 

ありました。ここが今日の宿です。伝泊は古民家を改装し宿泊施設としています。ここはその一つで「アダンと海みる宿」という名前がついています。いい名前だー。

 

「伝泊」というくらいなので、奄美の伝統的な家屋の造りはそのままにしています。例えば石の上に建てた柱はそのまま梁まで達し強度を確保する方式で、これはバリ等の建築様式とも似ているんだそうです。また高床にすることで湿気やハブ(!)、害虫の被害を防ぐとともに、台風の風を床下へも逃がす効果も考えられているそうです。泊まりながら奄美を学ぶ。これはすごい。

早速お邪魔しまーす。今日一日、ここが我が家となります。

 

中は結構広い。88平米あるそうです。最大8人まで泊まれるので合宿気分で利用したら楽しそう。

 

寝具は布団が用意されています。そういえば畳は琉球畳じゃないですね。なるほど沖縄じゃないんだ。

 

確かに馴染みのある懐かしい感じ。

 

廊下の突き当りには「読み処」という事務スペースがあります。Wi-Fiもあるので、ワーケーションならここでできそうです。

 

ダイニングキッチン。いよいよ合宿所みたい。明るい雰囲気でいい感じです。

 

キッチン設備は充実。十分な火力のIHのヒーターもあるし、

 

ひと通り調理家電は揃っています。

 

食器、カトラリーもたっぷり8人分。2人で泊まっても食器はたくさん使うのでありがたい。

 

こんな風にさり気なく野の花を活けてあるのも生活の場という感じでいいです。

 

洗面台。こういう所はちゃんとホテルライクにきれいになっている。

 

お風呂はまた懐かしい浴槽。でも床やカランは今時風でうまくバランスをとっています。

 

建物の裏には、洗濯をしたり濡れた水着を干したりするスペースが設けられています。洗濯機まである。

 

タイトルになっている「アダンと海みる宿」の由縁ですが、庭に部屋からそのままアクセスできるデッキが設けられていて、

 

デッキ側から建物を見るとこんな。右の樹がアダンという植物です。田中一村の絵で有名。僕にとっては沖縄というより奄美のイメージの植物です。

 

デッキの先はこの様に海岸につながっています。

 

晴れていればこの方角に夕日が見えたんですよねー。今日は残念。

 

貝や珊瑚を拾ってきてランプの周りに置いてみました。

 

おや。ヤドカリさんでしたか。失礼しました。

 

 

古い家をそのまま使うところと、快適に滞在できるように手を入れるところのさじ加減がよくて快適です。沖縄によくある古民家カフェにそのまま泊まっちゃう感じ。事前に予約すればデッキでバーベキューもできるそうです。

このままで十分住めます。奄美移住を考える人はこういう所でお試しするのもいいかも。人生変わるかも。

 

 


22年GW奄美大島01_初めての奄美大島

2022-05-19 19:05:28 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

今年のGWは、奄美大島に行ってきました。

なんですが、予約や手配を済ませて島のことを調べ出すと、奄美大島は日本で最も日照時間が短く、雨の日もかなり多いということが分かってきました。天気予報もGW中ずっと雨か曇で「何もしないことをしに行く、とかじゃなくて、何もしないことしかできないんじゃないか?」なんて筋金入りの曇り男であるFukunosukeは行く前から萎え気味。でも久し振りの本格旅行、行ってみれば大変充実でした。楽しかったです。

さて、奄美大島ってこんな形をしています。なかなか複雑な形。

ねね「えー!どっか行くのー?やだー!」

hiyoko「ゴメン。ねねちゃん、お留守番よろしくね」

奄美大島へは、羽田からJALの直行便があります。PEACHもあるけど成田からなので不便。もちろん羽田一択です。

JALには久々に乗るのですが、チェックイン機が最新型で驚きました。手続きもスムース。こういうものってどんどん進化してよくなりますね。

手荷物預け機もなんかすごい。これはANAより進んでいるのではないか(22年5月)。

ビックリついでにこんなものまで。スナック菓子でも売る風情で新型コロナ検査キット。待合いの暇つぶしに試して陽性反応が出たらどうするつもりか。

何だか世の中はいろいろと変わってます(なんて、1月にも羽田には来てたけど)。

これで行くんだな。飛行機はさすがにちっちゃいね。

今回、いろいろあって普通席なのですが、hiyokoが要領よくいい席を押さえてくれました。

普通席なのに、この列だけ前の席との間隔がこの広さってすごい。もちろんクラスJより広い。hiyokoお手柄です。

奄美大島までは約2時間のフライト。国内旅行はやっぱり楽ちんです。

奄美大島が見えてきました。うーん。やっぱり曇りかー。

それでも海のポテンシャルは垣間見られました。曇りでこれか!という感じ。すごい。

空港ターミナルのエスカレーター横には黒糖焼酎がずらり整列して出迎えてくれます。なんか歓迎されている気がする(笑)

本当にどうでもいいことなんですが、到着出口で妙なものを見つけました。

ことさらに”年齢”と書くのは、それを理由に「再入場させろ」と言う人が多いのでしょうか。

到着は気持ちいい晴れではなかったけど、なんだかワクワクしてきました。

よーし行ってみよー!

というかもう来ているぞー!


弾丸大阪04_鶴橋探検

2022-05-16 22:00:43 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

今回、大した用もなかったので念願の鶴橋に行ってみました。

 

うわーこれかー。

 

興奮しまするー!

 

韓国服のお店まであります。

 

陳列の几帳面さがすごいです。真面目な店主なんだろうなー。

 

hiyokoは例によりずんずん行きます。

 

市場もあるんですね。たのすぃー。

 

市場の方で売っている食材は意外に日本っぽかったりします。へえ。

 

何か食べたいね。

 

んー。でも夜もあるから焼肉はだめだよねー。ガマンガマン。

 

映画のセットの様な街並み。

 


 

なんて思っていたら、小洒落たお店がありました。何屋だろ。

 

なんとカフェです。鶴橋にカフェです。しかも超お洒落。ホントか。いいのか。

 

はー。大阪はすごいなー。

 

 

いいお店でしたけど、鶴橋感が足りないのでもう一度ごちゃごちゃした辺りに戻って来ました。

 

 

これこれ、やっぱりこっちの方が気分です。珈琲館ロックヴィラ。

 

いにしえの珈琲屋さんという感じですが、大繁盛しています。

 

その秘密がこれ。キムチサンド!


レタス、ハム、タマゴ、キュウリのサンドイッチに、水気を絞ったキムチが挟んであります。

 

これが何ともおいしい。キムチが入ってなくても美味しいサンドイッチですが、キムチがピクルス感と複雑な味わいを出しておりイケてます。

 

新大久保は明洞や渋谷みたいに小綺麗になってしまいましたけど、鶴橋はまだまだ東大門臭たっぷりで日本じゃないみたい。久しく海外に行っていないので大興奮でした。大阪に行くチャンスがあったら絶対また行きたいです。

 

 

hiyoko:「ようおこしー!」