ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

BAR DANIELAと週末の庭食

2006-10-31 23:06:59 | その他
もうひとつFukunosukeです。

家(世田谷代田)から下北沢に歩いていく途中に、「イル・ニード」というイタリア
料理のリストランテと、そこが経営するBAR DANIELAというお店があります。
先土曜のお昼は、お気に入りのレ・リアンを目指したのですが、一杯で入れず、
BAR DANIELAに行きました。

「イル・ニード」は、下北沢では今や名店と言われています。食材にもこだわりがあって、
生ハムやチーズなど、イタリアから直輸入しているそうです。


こちらはDANIELA。「パニーノ(→このお店では“パニーニ”は×みたいです)」最高です。
ほんとに美味しかった。ブログに載せるつもりなかったので写真無しですいません。

この辺、下北沢の中では外人率高い地域です。上原より家賃が安いからかな。
あと、ゲイも多い。


こちらが本家の「イル・ニード」。ひっくり返らないで下さい。どう撮っても画にならない。
これでも中味は立派なリストランテ。
”CLEANING SHOP ロワール”、なんかいい名前です。高そうです。





さて、日曜の庭食。

最近のパターンは、4時過ぎから支度を始めて、5時には食べ始め、7時には片づけを
してお風呂に入って、8時に「功名が辻」を観て、9時には寝てしまいます。

ともかく、一品目はタンドリーチキンとエビ。出来合いのソース(?)にマリネして
焼いただけですが、簡単なわりにとっても本格的。美味しい。
鳥のボリューム感がもうちょっとあった方がよかったですね。食べ残しみたい。




以前紹介したMANGOSTEENの惣菜2品。野菜のグリルのマリネローズマリー風味と、
紫キャベツのサラダ、タマネギのドレッシングゆず胡椒風味。
やっぱりここの惣菜はいいです。でも今度は盛り付けに失敗だ。



久しぶりに食べたくなったナシゴレン。今回はわりと上手に出来ました。キュウリが
なかったので、さらしタマネギを添えてみました。意外に合います。僕はキュウリより
好きかも。

夕食というより、ありあわせの昼飯っぽかったですかね。でもMangosteenの惣菜の写真を
載せたかったので、無理やりアップしてしまいました。

ららぽーと豊洲

2006-10-31 22:35:45 | 日帰りドライブ
Fukunosuke担当です。

天気予報の芳しくない週末だったので、車で近場を探検しようと、
「ららぽーと豊洲」をパトロール。

いやぁ、豊洲、東雲、お台場、芝浦、すっかり変わりました。免許取りたての頃
(○十年前!)は、青のおんぼろファミリアで深夜に運転の練習に来たものです。
いかにも港湾の埋立地といった感じで、殺伐としたハードボイルドな雰囲気だった
のに、今やすっかり最先端。何となく、時代遅れの自分を感じつつ、、、。




こういうモールには、高級/中級/庶民向けというクラスがありますが、ここは中級と
庶民級の中間くらいの雰囲気ですかね。このあたりの住民のクラスを考えると、もう
少し高級に振ってもよかったんじゃないかなと思うのですが、どうなんでしょう。
やっぱり「ららぽーと」と言うからには、「玉高SC」に背伸びしてはいけないのかしら。
うん、分相応という事は大事ですね。

まぁ、洋服屋は大したテナントがありませんが、インテリア、雑貨ショップは、なかなか
使えそうです。店の規模が大きいので、商品が充実しています。そう言えば「フラン
フランフラン」って、「フラン×3」なんですね。ずっと「フラン×2」かと思ってました。

言いにくいなぁ「フランフランフラン」。“今日はフランフランフラン行こうよ!”
“えー、フランフランフラン? うーん、フランフランフランねー。”
言いにくいと言うより、タイプする指がつってきました。



石川島播磨の造船所跡地らしいので、名残があります。



キッザニアって言うんですか、メキシコかどこか発祥の。異常に混んでいます。
うちは子供いないんですが、こういう経験をして育つと、どんな大人ができるんでしょう。




うわぁ、きったない工場! ひどい景色だ。 あ、いや、これこそ僕の記憶にある
東京湾岸のイメージだ。妙な懐かしさを覚えてしまいました。

お料理教室

2006-10-28 00:15:25 | その他
今回もhiyokoです。

先ず最初におことわりです。
ごめんなさい!!

なぜ最初に謝らなければならないか・・・。
それは今回、私が撮って来た写真をアップするからです。
以前にも一度、アリスヴィラリゾートでの写真を数枚載せたことがあり、不評を買い
ましたっけ。
今回、撮って来た写真を夫に見せたところ、一言、「タ~ヘ~!!」でした~。
えーえー、Fukunosukeさんのようには、どーせ撮れませんよ~。
正直言って欲しいです、手振れ防止装置付きカメラ~。買って~!!


■お料理教室
実に25年ぶりくらいにお料理教室に行くことにしました。

こちらは、マカロン由香さんという素敵な女性が開いているお料理教室。
フレンチとイタリアンの教室があります。
貸しスタジオではありますが、オシャレなキッチンスタジオです。
家具類も素敵。


ここは、ブログを通して知り合った、たかさんが先月まで通っていた教室。
たかさんのブログでこちらが紹介されていて、是非私も行って見たいなと思い、先月
体験入学をしました。
(そのとき、たかさんとドキドキのご対面をしました~!)

その日はフレンチのコースに参加したのですが、メニューをみてみるとイタリアンも
かなり魅力的。
フレンチは20代の頃に習っていたので、今回はイタリアンにしてみることにしました。


左にいらっしゃるのがマカロン由香先生。細い体からは想像もできないほどパワフル
な方。
お話も面白く、ぐんぐん惹きつけられていきます。

きれいなキッチンですよね~。
実習は、全ての工程をするのではなく、ポイントポイントのみなので、楽です。
洗い物は助手の方がやってくれますので、講義に集中できます。


今日のアンティパストは、「鶏ささみの香草サラダ、ホースラディッシュの辛味を
添えて」
さっと湯がくだけのささみ。新鮮さが命。前日に絞めた那須の鶏だそうです。
大きい~~!

鶏さん、ゴメンナサイ。ちゃんと美味しくいただきますからね。


どうです、このピンク色!美しい。

こちらのお教室は、どの素材もとても厳選された物ばかり。
この鶏も、80羽しか飼っていないという農家から仕入れているそうです。
滅多には食べられません。美味しいわけです。(マジで美味しかった!)



仕上げは、先生の見本をお手本に自分でやります。
塩とオリーブオイルで味付けたベビーリーフやホースラディッシュの千切りをきれい
に飾って。

真ん中にあるのは、手作りのソースマヨネーズに生クリームとすりおろしたホース
ラディッシュに隠し味にお醤油を入れたソース。
塩をパラパラとかけ、オリーブオイルをかけて出来上がり!


こちらでは、最後の仕上げのみ残し、1品ずつ完成させてその都度、出来立てを試食
します。

嬉しいのは前菜・メインとそれぞれにワインがつくこと!
この日の一杯めは、ロゼのスパークリングワインでした。


2皿目は「卵入り手打ちパスタ(タリアテッレ)、たことイカのラグーソース」

手打ちパスタを作り、軽く干しているところ。
この手打ちパスタ、美味しかったー。
パスタマシンが欲しくなったぞ。


ラグーとは煮込みという意味。
たことイカのうまみがギュッと詰まったソースが美味しくて、皆さん感嘆の声!

2杯目は白ワイン。こちらでいただくワインは、軽めですがどれもとても美味しい。


デザートは、「チョコレートのタルト、カプリ風」、ナッツ入りのガトーショコラです。

ピスタチオとアーモンドの砕いたのが沢山入っています。


デザートはコーヒーか紅茶でいただきます。
この日は、先生が作ってきてくれた洋梨のコンポートを付け合せに。
これがまた、絶品でした。

このチョコレートケーキ、程よい甘さで口当たりも素晴らしく、見た目ではわから
なかったけど、すごく美味しくてビックリ。

イタリア料理は自己流でずいぶん作ってきましたし、今更、と思ったのも事実ですが、
実際習ってみると、「なるほど~」と勉強になることも多く、何よりレシピが美味しいし、
手打ちパスタの作り方など自分のレパートリーが増えることはやっぱり嬉しい。

「お料理好き」という共通の趣味を持つ人たちが集うという、久しぶりの雰囲気を味わって、
やっぱりお料理教室っていいな~と。
しばらくは続けてみようと、とりあえず半年の申し込みをしてきちゃいましたー。

デリ:MANGOSTEEN

2006-10-24 22:41:58 | たべもの 和食 その他
ご近所パトロール、最近の大発見です(下北沢近辺に関係ない人ゴメンナサイ)。

梅が丘通りと茶沢通りとの交差点を少し淡島方面へ歩き、最初の路地を右に入った
ところに最近デリができました。お店の名前はマンゴスチン。
  住所:世田谷区代沢4-29-10/電話:03-5779-0737

すぐ近くには、「シェ・かつの」という、ロールケーキがわりと有名なお店があり
ますが、この辺りはもう完全な住宅街の中。何でこんなとこにこんなお店があるの?
とビックリするような立地です。


お店の外観はこんな感じ。

画面右の方は、イートインスペースになっているので、週末のランチなんかだったら
ここでOK。


お惣菜はこんな感じで売られています。

小さなお店なので、惣菜の種類数は多くはありませんが、どれも秀逸。肝心の惣菜の
写真がなくて恐縮ですが、雰囲気としては、イタリアンベースにちょっとエスニックを
効かせた、くどくなくて、ヘルシーな惣菜です。値段も手頃。グラムあたり400円~
500円くらい。デパ地下なら確実に1.5倍はします。というか、デパ地下ではなかなか
見つけられないクオリティです。

で、このお店、売り場の小ささのわりに、すごい立派な厨房設備があるんです。
家内が聞いたところ、どうやらケータリングなんかもやっているそうです。
どっちかというと、そちらが本業でしょうか。

行ける人はともかく行ってみてください。この場所、この値段、このクオリティには
オドロキです。久々に下北沢エリアの奥深さにやられました。

ベルギー その7 (フランダースの犬+アントワープ)

2006-10-19 22:41:12 | ベルギー
■フランダースの犬

私は小さい頃から犬と猫が大~好きで、そのため「101匹わんちゃん」や「フランダース
の犬」は何度も何度も繰り返し読みました。
特に「フランダースの犬」は、本を読んで生まれて初めて涙した忘れられないお話です。

ここアントワープは、その「フランダースの犬」の舞台となった場所。
子供の頃はその場所がいったいどこにあるかもわかりませんでしたが、今回ベルギーを
旅するにあたり、ガイドブックを見て知り、とても嬉しく思いました。

で、旅に行く前に本を買って久しぶりに夫婦で読み返しました。
やっぱり悲しい話ですね。


今回いろいろ資料を読んで知ったこと。
・本当のお話ではなく、作者がアントワープを旅行したことによって生まれたらしい。
・作者はベルギー人ではなくイギリス人であった。
・ベルギーではつい最近まで、この本はほとんど読まれていなかった。
・ベルギーで読まれるようになって、「ベルギー人はこんなにひどい国民ではない!
 こんな可哀想な少年がいたら絶対助けていた」 と、抗議があったらしい。
・犬のパトラッシュはセントバーナードではない。

などなど、知らない事がいろいろありました。
ただ、私はアニメ世代ではないので、最後の犬種のことについてはイメージがあまり
ありませんでしたが・・・。


さて、これがネロ少年とパトラッシュが最期、息絶えたノートルダム大寺院。
読むたびに私が泣いてしまうシーンです。

教会の鐘の音が悲しく響きました。(ような気がする・・・。)
もう完全に感情移入の世界に入ってしまった私。。。



教会内部。そして右手に見えるのが!!



これがルーベンスの絵。ネロ少年がこれを見るためにどれほど辛い思いをした事でしょう・・・。



こちらもそうですね。

この他に祭壇画がもう2点あり、この計4点はルーベンスの最高傑作といわれているそうです。
ネロ少年のことを考えるとすごく悲しい気持ちになってしまうのですが、実話ではない
ということで現実に引き戻されます。



アントワープから少し田舎に行った「ホーボーケン」という村は、ネロ少年がおじいさんと
暮らしていたという場所。
残念ながらこちらへは行きませんでしたが、日本人観光客が毎日のように訪れるそうです。
中には、ネロ少年が毎日牛乳を運んだ同じ道を歩く人もいるそうです。

そこで、地元の観光局ではネロ少年とパトラッシュの銅像を建てたそうですが、これが
日本のアニメのイメージとかなり違うため(銅像の犬が小さいらしい・・・)あまり、評判が
良くないんだそうです。
写真を見ましたが、確かに感じが違うし、はっきり言って少年も犬もあまり可愛くない・・・。

とにかくこの「フランダースの犬」、最初アメリカで評判になったそうですが、日本人の
感性にピッタリだったのだと思います。
だから思い入れもひとしおなんですね。


■アントワープ市内

これは市庁舎。
派手ですねー。日本の旗も見えます。



このあたりは、アントワープの最新ファッションのお店が点在するところ。
正面に見える建物がベルギーを代表するデザイナー、「ドリス・ヴァン・ノッテン」のお店。



このほか、ルーベンスの家(彼は他の多くの画家とは違い、大変なお金持ちで、大豪邸
でした!)とか回ったのですが、夫の不調はピークに!!
熱も高く、かなりフラフラだったらしく、翌日、少し復調した夫とこのあたりにもう一度
来たのですが、前日来た事を全然覚えていないと・・・。
無理をさせちゃったなー。
そういうわけで、この日の写真はほとんどありません。

で、なぜ彼がここまで無理をしてしまったか・・・。
その答えはこちら↓です。。。


実はこの日は私の誕生日でした・・・。
で、夫は何かプレゼントを買わなきゃ!っていうことで、フラフラの中、一緒にお店回り
などをしてくれていたのです。
しかし、なかなかコレ!というが見つからず、それはもう一生懸命に一緒に
探してくれていたのです。(というか、早く買ってホテルに戻りたかった?)
その間、泣き言を言うどころか、フラフラ状態ということを私に感じさせなかったため、
こちらも気付かずにお店回りをしてしまいました。
可哀想なことをしてしまいましたー。反省。
で、結局この日は気に入った物が見つかりませんでした。(翌日、買えました!)



一旦、ホテルへ戻り休憩。
その後、着替えて、お誕生日ディナーということで予約しておいた、「サー・
アンソニー・ファン・アイク」へ。
もちろん、ホテルで休むことも提案したのですが、絶対行く!と頑なな夫。(泣かせる・・)

ここは友達のオススメのレストランで、日本から予約をして行ったのですが、雰囲気も
すごーく素敵で、お料理も美味しくて大満足でした。
実は、今回行ったベルギーのレストランでは、こちらが全てにおいて一番私の好みに
合いました。

夫はほとんど覚えていないと。。。。鬼嫁な私。。。
それでも、夫はちゃんと食べていたぞ。


レストランの中庭からレストラン内を見たところ。
さすがアントワープ、とにかくオシャレで趣味がいい。

ナチュラルとクラシックとモダンのバランスが素晴らしく、これは我々が宿泊している
ホテルと同様です。
オシャレなのに居心地がいい。

私がオーダーしたメインのラングスティーヌ。
味のセンスが良く、とてもとても美味しかったです。

このお店は基本的にはフレンチですが、全体的に割と軽めに仕上がっています。
とはいえ、もちろん完成度は高し。
旅で疲れた胃には良かったかもしれません。

夫がオーダーしたメインは確かロニョン(腎臓)だったと思います。
これもすごく美味しかったですが、夫は全く記憶にないそうです。。。可哀想。。。


前菜は何だったのだろう?デザートは??ワインは???
写真がないので、残念ながら思い出せません。

とても有名なレストランですが、金額はそれ程高くなかったと思います。
客層が良く、雰囲気のいい知的階級(言い方が古いかなー。。)が集うお店という感じでした。
心地よい、いい空気が流れていました。
夫には可哀想なことをしましたが、とても幸せな誕生日でした。


次回のベルギー旅行記、いよいよ最終章か??