ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

アリス・ヴィラ・リゾート

2006-01-29 19:57:25 | 日帰りドライブ
今日は、天気が良かったので葉山までドライブ。クィーン・アリス石鍋シェフが
プロデュースしたという、クィーン・アリス・ヴィラ・リゾートまで。
以前から知っていたのですが、家内のお友達が、「すごく美味しいフレンチだよ。
都心から車で1時間だし(*ホントは45分って言ってましたが、それはどう考えて
も無理です(笑))。」というので僕らも行ってみました。


ミハスでも、ミコノスでもないですよ。日本の葉山。こんなところがあるんです
ねぇ。青、白、緑のトリコロール。いかにも海辺の避暑地の雰囲気です。



外観。ここは、レストランの他に、ウェディング用の施設があります。いわゆる、
レストランウェディングのできる、海辺のレストラン。



入り口を入ったところ。豪華な感じです。至る所に美術品が置いてあります。



入り口を入ったところのサロン。へー、オシャレな雰囲気。ここは、お茶だけで
もOKらしいです。だけど、「この部屋からは海が見えないので、ほんとはお茶だけ
の人にはオススメしていないんです」って言ってました。
ふーん。海が見えなくても、十分ステキなのにねぇ。

今日は、こちらでランチをいただきました。前菜、スープ、メイン、デザートの
構成で4500円也。




アミューズのトマトジュース?完熟して甘いです。生トマト系は苦手なんですが、
これは美味しかった。


細巻き海老と菜の花の何とか。プレゼンテーションがいいですよねー。女性はこう
いうのにやられてしまうのかなー。もちろん、味も美味しかったですよ。




海の幸の贅沢サラダ。今は無くなってしまいましたが、クィーンアリス/大使館と
いうところで僕ら結婚披露のパーティを催したのですが、その時もこの「贅沢サラ
ダ」というのありました。定番なんですね。
家内撮です。下手だなー。この写真見ていると、老眼になった気持ちがします。



茸のスープ。カプチーノ仕立て。生クリームを使っていないのか、控えめなのか、
かえってそれがくどくなく、ちょうどいい感じです。



牛ひれの網焼き。わさびソース。美味しい。変な形になっていますが、3分の1
食べてしまったんです。



イベリコ豚のロースト。イベリコ豚君も、日本の葉山で料理されているとは知ら
ないだろーなー。家内撮。やっぱりへたくそ。




洋風ぜんざい。美味しい。量もタップリ。果物も沢山入っています。いかにも女性
受けしそうな”色々楽しめます!”風デザート。



イチゴの何とか。はー、お腹いっぱい。僕にはちょっとヘビーかな。
家内撮。3枚目にして、ようやく手ブレがおさまってきました。



レストランは3階にあり、これは2階のバンケットホール。テーブル、イス等の
感じは、3階のレストランと変わりません。この写真の右手の方、海に向かって
一面の窓、テラスになっています。



ルーフテラスからの眺め。このずーっと右手方向は長者ヶ崎。実際はもっとすごい
眺めですよ。「イケてる気分」になっちゃいます。同じ海岸線でも、千葉ではこう
いう気分にはならないんですよねー。どうしてだろう。湘南マジック。特に夕日が
いいらしいです。助手席の家内には、”マチコ巻き”させて、屋根を空けて海岸線
を流したいですねー。
あ、いや、僕はそんな年じゃないですよ。たまたま知っているだけです。



ルーフテラスには、このように結婚式のセッティングもされています。外人さんが
よく使うそうです。何度も言うけど、日本にもこんなところがあるんだ。

どんどんこういうのができるといいですね。こんな環境がそこかしこに沢山あっ
て、そういう環境に常に身を置いていれば、日本(人)のオシャレ度も、人々の
洗練さもみがかれてきますよね。そこに、日本流の美しさ、よさというものが加わ
れば、欧米にひけをとらない、素晴らしい文化が発展すると思うのだけど。

この葉山/秋谷エリアは、都心からわずか1時間(くれぐれも言いますが、45分
ではなくて1時間です。45分で行こうとする人は、悪い人です)。この近さで
この雰囲気は他にないですよ。今後ますます発展しそうなエリア。お金があったら
セカンドハウスを持つのもいいですね。

でもひとつ気になったのは、この海岸線って、暴走族の「通勤路」じゃありませ
ん?我々が訪れたときも、盛大にやってました。週末のセカンドハウスにすると、
そのあたりどうなのかなー。夏の夜とか、眠れるのかな。
ま、そんなことは別荘を買える身分になってから心配しよっと。

湯島散策~旧岩崎邸庭園~

2006-01-15 16:59:09 | 国内旅行
昨日は久しぶりの雨。しかもここ数ヶ月の晴れ天気で埃っぽくなった東京を
全部洗い流すかのような大雨。今日はうって変わっての好天気。気温も高い
ので、湯島までブラブラ出かけました。



湯島といえば湯島天神。受験間近とあって、沢山の受験生でお祭り状態。
的屋さんが秀逸で、カラメル焼屋、薬研掘の七味屋等、昔ながらの屋台が
多く、いい雰囲気です。



おおー、菅原公もこれだけ頼まれると困るでしょうね。1人や2人なら合格
させたとしても、これ全部合格させるわけに行かないし。「どいつを落と
すかなー」なんて考えているんでしょうか。ま、結局自分で頑張るしかな
いって。



今回のお目当ては、この旧岩崎邸(1896年築)。東京の真ん中に今も現存
する、歴史的洋館です。スバラシー。



洋館の玄関を入ったところ。洋館の規模の割には、こじんまりという感じ
でした。でもすごい。ステキですよ。



大階段。昨年の秋に、駒場の前田邸にも行ってみましたが、前田邸と比べ
ると、木材が多く使われているようです。



同、大階段。時代を感じさせますねー。映画の舞台なら、お嬢様がこの
階段を下りて社交界デビュー、てな感じでしょうか。



暖炉なんですけど、石炭とか薪じゃないんです。都市ガスだそうです。
当時としてはすごいハイテク!



2階のベランダです。洒落てますよね、日本じゃないみたい。



この日は天気が良く、欄干の影が床の模様のように映ってきれい
でした。



トイレ! ロイヤル・ドルトン製!



広い芝生の庭に面した側。「華麗なるギャツビー」という感じ!



同、建物の横。1階部分はサン・ルームになっています。



撞球場、って、つまりビリヤード場だそうです。軽井沢のコテージみたい。
洋館とは、地下通路でつながっています。
それにしても、半端じゃないですね。ガイドの説明によると、壁紙1平米
あたりにかかるお金でさえ30万円を下らないとの事。今、これほどのお金を
かけてお屋敷を作れる人はいないでしょうね。ヒルズ族だってかすんじゃう
でしょう。3日間位でいいから、住んでみたいですね。



「お腹空いたー!お昼どうしよう。」ということで、ふらふらと入った
お店がこの「天ぷら天久」。これは後から撮った写真なのですが、電飾
看板の外装が外されているなど、「やる気あるんですか!」という状態
です。店内もかなり来ています。



で、これなんだと思います?「名物かき揚げ丼(2100円)」。5CM以上の高さ
がありますねー。えび、いか、小柱、穴子、オクラ、、、あとなんだっ
けなー、7種類ぐらい具が入っています。一見くどそうに思えるじゃない
ですか。でも、結構食べられちゃうんです。タレは辛め。甘くはないです。
美味しかったですよ。色々評判はあるみたいですけれど、この日の出来は
いい方だったんじゃないのかな。



湯島から、不忍池に沿って根津方向に行くと、横山大観記念館があります。
水墨画を習っているので、向学のために寄ってみました。
横山大観さんの住んでいた家が再現されているそうです。個人的には、
絵より、この家(建物)の方が面白かったなー。
デッサン帳が展示されているのですが、鉛筆書きの下絵としては、奥多摩の
川井玉堂美術館にあった、玉堂のデッサン帳の方が精緻ですごいと思いまし
た。

湯河原の温泉「石葉」へ

2006-01-11 22:44:33 | 国内旅行
昨年末の「佳松」が先になってしまいましたが、昨年8月に湯河原の
人気旅館「石葉」へ行ったので、こちらも投稿します。

ずっと行きたくて何度も電話してようやく取れましたので、
期待は膨らみます。

玄関です。よく雑誌などに載っている雰囲気のある暖簾ですね。
受付では、着物ではなくホテルのような洋服を着た方々が対応
してくれます。

ここで一つ問題発生!
あらかじめ予約の時点で部屋を指定できたので、「十国」という
部屋に決めていました。
ところが、いざ案内されると違う部屋なのです。
その旨伝えると、この日はグループが入っていて「十国」の隣は
うるさいかもしれないから変えました、とのお返事。
それなら変える前にひとこと言って欲しかったですよね。
納得いかないので、とりあえず「十国」も見せてもらいました。
やはり、「十国」の方が眺めが良いので、というより、最初に
案内された部屋は景色より先に、目の前の家が見えてしまい
ちょっと・・・でしたので、結局「十国」にしてもらいました。
今考えても不可解でしたね。
特にうるさいグループがいたとは思えませんでしたし、恐らく
「十国」を希望するお客様が他にいたのでは・・・と思いました。



部屋の床の間です。
部屋に限らずどこも夏用のしつらえになっていて、なかなかステキです。



お風呂場へと続く渡り廊下です。
カラカラとうるさくないよう、下駄の底が工夫されていました。



こちらは男風呂(翌朝は女風呂になります)のテラスです。
これもよく雑誌に載っていますね。
右下に写っているのは体重計です。オシャレ。
石葉では、備品は人気の輸入物などを多く使っています。


さてさて、お楽しみの夕食です。
今夜の献立。
今回は奮発して5000円プラスの特別料理です。
これは予約時に聞かれます。



先ずは冷酒から。
これもオシャレ。
冷酒をおかわりしたら、また別のオシャレな酒器とグラスで出てきました。



先付けの胡麻豆腐などなど。



これはお造りのあわびですね。
他にもう一皿お造りが出ました。
途中、女将さんがご挨拶にみえました。



炊き立てがお釜で出てきます。
この日は枝豆ご飯でした。
妻の大好物なので大喜び。よかった。。。
夕食の赤出汁は美味しかったのですが、翌朝のお味噌汁は
ハッキリ言ってXXXXXですねー。
とても同じ人が作ったとは思えないものでした。
そう、こちらは味のばらつきがあるのがちょっと気になりました。
噂では少し前に板長さんが代わったとか・・・。


「石葉」はとにかくセンスが良かったですね。
しつらえ、備品、食器などなど、どれも参考になるものばかりでした。
チェックイン以外は特に問題もなく、担当の仲居さんも控えめで
本当に感じのいい方で、とても居心地良く過ごせました。
仲居さんの印象の良さで最初の問題を払拭できたと思います。
ただ、お料理に関してはすごく満足とは言えないため、我が家では
やっぱり「佳松」に軍配が上がってしまうかな。
















箱根のグルメ(竹やぶ)

2006-01-11 20:50:13 | たべもの 和食 その他
ここ箱根の「竹やぶ」は、柏に本店のある人気のおそば屋さん。
六本木ヒルズ店に続く、3店目の出店だそうです(恵比寿にも
一度出店したそうで、正確には4店目?)。
そばは好きで、よく食べますが、ざる1枚が1000円を超えると、
正直味の違いがわかりません。みんな美味しい。ここもその内の
ひとつです。



お店の入り口です。


そばがき。絶品。そばがきというのは、もっと歯ごたえのある
ものと思っていましたが、こちらのはふわふわの食感。



天せいろ。そばの量は上品、というか、ちょっと。お腹が空い
ている時だと物足りないかも。でもなかなか美味しかったです。

ところで、この日は暖炉が焚かれていたのですが、店内中煙が
充満。スモーク用のチップでも間違って入れてしまったのかと
言うほどです。お店を出たときは、皆燻製状態でした。

箱根のグルメ(コロニアル・ミラドー)

2006-01-11 20:20:47 | たべもの 中華 エスニック
コロニアル・ミラドー

大好きな箱根フレンチレストランのひとつ、オーベルジュ・オー・ミラドー
による、もうひとつの“ミラドー”。
もとは保養所か何かだったのでしょうが、上手に雰囲気を変えています。
オー・ミラドー同様に、レストランと宿泊施設があります。
今回、ここでランチコースをいただきました。





ロビー(サロン?)にある、ガルーダの像。格好いい!
でも、下半身はちょっと、エッチでした。。。



前菜のガドガド(インドネシア風サラダ)。サラダと言っても、
大半の物は温野菜になっています。どの野菜も新鮮で味が濃い。
野菜の滋味をいただきます。



えー、天城軍鶏だったかなー、のサテ。串に使っているのはレモングラスの
茎との事。これ美味しいです。以前に来たときよりも美味しいと思い
ました。

この日は、この他に、大えびのカレーソース、ナシゴレン、フォー
(ベトナム風ラーメン)とデザートという構成です。

オー・ミラドーによるバリ風レストランというだけあって、とてもしっ
かりしたお料理。美味しいです。

だけど、半年前に来た時と、メニューがほとんど変わらなかったよう
な気がするんですが、どんなもんでしょうか。
確かに、サテ、ナシゴレン等がなくなってしまうと、ここが何料理の
お店かわからなくなってしまうから、難しいところではありますよね。

それから、おまけですが、こちらの給仕(黒服)の方、「間違いな
い!」の芸人に似ています。