ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

Salmon & Trout - The Last Dance

2024-03-04 20:52:22 | たべもの 和食 その他

Fukunosukeです。

 

 

何度も紹介しているサーモンアンドトラウト(サモトラ)。

 

 

今晩はー。

 

 

 

2024年2月29日。この日は特別な日でした。

 

 

万難を排し、20時45分の最終枠に滑り込みました。

 

 

というのも、この日で中村シェフがサモトラを卒業されるのです。

 

僕らがサモトラに来るようになったのは2020年の春。初めての緊急事態宣言の際、在宅勤務のお弁当探しの時からです。

 

それ以来、ずいぶん通いました。 

 

この、何ともいえない独特な雰囲気、

 

もうすっかり生活の一部と思っていたんだけどな。

 

中村シェフがサモトラの2代目料理長となったのは2019年の秋だそうです。 それ以来、感性豊かで個性的な中村シェフのお料理と、、、

 

お店のオーナーでカヴィストの柿崎さんのジャンルレスなペアリングが、世界のどこにもない飲食のエンターテイメントを作り出してきました。

 

 

それが今日で終わり。このメニュー表も今日で最後。 

 

 

 

The last dance.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

中村シェフ。食の修道者みたいな人です。新しい舞台でもきっと活躍されるでしょう。 

 

 

お二人共いい顔をなさっています。変なのが間に挟まってますけど。 

 

 

 

ありがとうございました。 

 

 

 

もしかしたら、今後も中村シェフのお料理をいただく機会はあるかもしれませんが、サモトラという形はひと区切りですね。

 

 

 

何事も永遠には続かないのだなあ。 

 

 

必要かわからないですけど、動画も作りました。思い出のためにね。

 

 

 

 

 

 

 


渋谷のやきとり酒場放浪記

2024-02-13 23:15:49 | たべもの 和食 その他

Fukunosukeです。

 

渋谷の街は本日もなお作り直し中。

 

どのような出来上がりになるのか、いまだ全貌がうかがい知れません。

 

 

というこの街の片隅に焼き鳥屋。 森本。

流行りの「お一人様2万円、コースは定時一斉スタート」というような高級店とは違って、昔ながらの大衆焼き鳥屋です。でもここのファンは多いと聞きます。

 

オヤジの花園です。安心安心。

 

レモンサワーが気分です。

 

つくねは塩。先日行った日暮里の焼き鳥屋も塩でした。旨いつくねは塩なのかな。

 

砂きも。結構大振りで食べ応えあります。

 

ゴンボ(ぼんじり)。とても美味しいのですが、ちょっと筋のような物が口に残りました。敢えてと思いますがなんだろう。

 

相鴨。締めが葱二段。意図を考察したくなります(笑)

 

血きも(レバー?)。新鮮。

 

うなぎ太巻き。倶利伽羅焼きですね。この日の優勝。美味しかった!

 

笹身、ウズラ玉子。ササミがこのタイミング。お寿司屋さんも握りの順番が色々ありますが、それと同様に何か意味があるのでしょうね。面白いです。

 

締めは椎茸。最早これは哲学。

 

一軒目はこのくらいにしておきましょう。 

 

 

 

吉田類大先輩にあやかり、渋谷の街をほろ酔い散歩。

 

ということは、もう一軒いきますか。

 

イエス。

 

 

鳥竹。また焼き鳥屋ですか。

オフコース。

 

ホッピーの黒で攻めます。

 

こちらで頼んだのは、、

 

名物焼き鳥丼!

 

10年以上前、東急プラザのカルチャースクールに通っていた時分は月1で食べるくらい好物でした。

何とも言えずうまいのです。懐かしい!

 

 

幸せな気分になりました。

 

 

という渋谷の焼き鳥屋二軒。

 

渋谷がどれだけ最先端の街になっても、逞しく生き残っていただきたいです。

 

 

 


やきとりとワイン

2024-01-31 20:40:46 | たべもの 和食 その他

Fukunosukeです。

 

日暮里、

 

の、昭和感漂う初音小路の奥、

 

やきとり鳥真。

 

ところがこちら、1年先まで予約がいっぱいという大変なお店なのだそうです。

hiyokoのお仲間が貸し切りの予約を入れてくれて、お邪魔させていただきました(最近そういうの多い)。

 

8人座ると満席の小さなお店は大将がワンオペで回しています。でもこれが一年中予約でいっぱいだというのだからすごい。

 

料理は基本焼き鳥しかなく、一通りで3000円前後だそうです。結構なCPです。

さらに、ビールやサワーなどお店の飲み物をそれなりに注文すれば、ワインなどは持ち込み無料!

なるほど1年先まで予約がいっぱいになるはずですよ。

皆で持ち寄ったのはこの3発。

 

 

 

グラン・クリュのリースリングやマルゴーもあります。これを一人3,000円の焼き鳥に合わせるなんて、何かの通人みたいじゃないですか。

 

まずはリースリングで乾杯(ちなみにワイングラスは要持込)。

 

 

焼き物一本目はささみ。表面の色が変わる程度の火入れ。こうでなくっちゃ。

 

続いてレバー。新鮮でふわっとしています。タレが主張しすぎないのもいいと思います。

 

はつ。これまた新鮮で食感が素晴らしい。

 

タレものには軽い赤がよく合いました。そうだよね~。

 

焼き台の上では大振りなつくねが煙を上げています。

 

 

と、今回招待していただいたLさん、突然持参したバゲットを取り出しました。

 

そのまま大将に殴りかかります。いや違います。なにかお願いしているようです。なんだろう。大将ニヤニヤ。

 

そうこうしている内につくねは焼きあがりましたよ。まだ食べちゃダメ?

 

 

炭火でバゲットを温めます。ほう。

 

あらおいしそう。ピザの美味しいやつみたいに焦げた小麦の香ばしい匂い。

 

で、こうなるわけかー!

 

さらにマヨネーズとマスタードをお好みで。。。

 

ではいただきます。

 

 

うまーっ! 

やばーっ!

 

死ぬかと思ったー!

 

これは人生で三指に入るおいしいサンドイッチだったと思う(もう酔ってた)。つくねも美味しいですが、バゲットの美味しさがとってもオシャレな料理に仕上げてくれます。

ジャンボン・ブールならぬジャポン・ブール(バター使ってませんけど)とか名前をつけて、パリでフードトラックを出したら天下をとれると思います。というくらい美味しかったです。この日のクライマックスでした。

※通常はつくねのみですが、お客がパンを持ち込めば、この様にサンドして食べることができるそうです。いいシステムですね。

 

 

焼き物はさらに椎茸、 

 

手羽、 

 

ねぎまと続き、

 

締めは、、、 

 

手羽元のカレーです!これも美味しかった!お代わりがなくて残念なくらい。

  

そしてこの日は会主催のLさんのお誕生日。ケーキも持ち込みです。ショートケーキと、

 

モンブラン。大将なぜか笑顔。

 

ちなみに、これが1年先まで予約が埋まったカレンダー。hiyokoは何とか余白を見つけて予約を入れていました。抜け目ない。

 

ごちそうさまでした。 

 

味よし、値段よし、大将の笑顔よし。とても楽しいお店でした。

 

いやあ。すごいお店があったものです。

 

 

 

 

 


寿司とワインの会

2024-01-17 22:07:38 | たべもの 和食 その他

Fukunosukeです。

 

五反田のちょっと外れのSUSHI&NATURE。寿司とワインを合わせて楽しむというコンセプトのお店です。初めて伺います。

 

 

今回、試飲を兼ねた食事会があると聞いて我々も混ぜていただきました。

 

 

吊るしてあるのはマグロ?カツオ?魔除けかな。

こういうのはイワシなら見たことありますが、迫力ありますね。

 

 

今日はこのリストにある9本+隠しロゼ1本の10種を飲みます。スゴイ!

 

 

献立はこちら。1行1行にワインが1種ペアリングされる模様。

 

イエー。カンパーイ!

 

 

一品目でいきなり雲丹。うれしい。

 

 

ミョウバンはワインとの合わせが難しいので、塩水雲丹にしたとのこと。なるほどそうなのか。

 

お寿司の合間におつまみが出ます。これにもペアリングのワインがでてきます。すごい。

 

お、大将握ってます。ハンバーガー屋かと思いましたが、ちゃんと寿司職人です。

 

 

スミイカ!パリパリのコリコリ。いい歯ごたえです。

 

野菜サラダ。麹のドレッシングと言ったかな?忘れた。 

 

 

なんと、平目以降は赤を合わせていきます。ところがこれが合う。驚きます。

 

あれ?やっぱりハンバーガー屋さん(笑)?

 

魚フライのスライダーです。

 

マグロは赤身と中トロが両方出ました。 

 

最後に穴子と海苔巻きで一通り。

 

 

いやあ、面白かったです。市価総額10万円近いワインを飲み比べしながらご飯を食べるなんて初めてです。

特に後半の赤5本はすべてドメーヌ・ダルドュイのピノ・ノワールだそうですが、僕にはエチケットの見分けすらつきません。なのに確かに味わいが違うのです。それぞれがそれぞれの料理と絶妙にマッチングしていました。

 

 

 

日本酒だったらここまで料理との相性は考えないと思います。料理との相性というより、自分との相性で好きなものを飲むと思います。

ワインの繊細さや料理とのマリアージュの絶頂感を楽しむか、自分と日本酒の蜜月に浸るか。楽しみ方はいろいろですね。

 

 

あれ、わたしは何を言っているんでしょう。

 

その筋の方すみませんでした。

 

 

 

 

 


梅と焼き鳥

2023-03-01 21:26:09 | たべもの 和食 その他

Fukunosukeです。

 

天皇誕生日には、近所に梅を見物に行きました。

いやあ、賑わっています。人が一杯。

 

梅もちょうど盛りくらいでした。

 

ミツバチもたくさん飛び回っています。梅の花のはちみつかー。なんだかおいしそう。

 

桜に比べると地味かなーと思ってしまいますが、なかなかどうして素晴らしいです。

 

ブラブラ梅見物をしていたら日が暮れてきました。

これ、わかりますでしょうか。上から月、木星、金星が並んでいます(どっちが木星でどっちが金星かはちょっとあやふや)。面白いですよね。

 

なぜか今夜は焼き鳥気分。以前から気になっていた下北沢の鳥金(とりかね)という焼き鳥屋に行ってみました。

 

内装はバーみたい。焼き鳥屋とは思えません。静かで落ち着いていていい感じです。

 

お料理はコースのみ。まずはじゃがいものポタージュだったかな。

 

鬼おろしは辛みが少なく食べやすいです。お替りもOK。

 

焼き物はレア目のささみから。

おぉ! うまいですよこれは。

 

つくねは鴨。軟骨が混ぜてあります。これも相当おいしいです。

 

ねぎまはこんな形。

 

その他野菜串やらいろいろ出て、〆は鶏スープのそうめん。

 

最近は超お高い焼き鳥屋さんが流行っている様ですが、こちらは前菜や小鉢、串8本と〆で3800円です。調子に乗ってお酒をたくさん飲んだり串を追加したりしているとまあまあの金額になってしまいますが、内容からすれば十分お値打ちと思います。

下北沢の焼き鳥屋というと若者向けのガサガサした居酒屋が多いですが、ここは大人向けのいい焼き鳥屋さんでした。