ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

あさば(その3)

2013-05-30 22:38:02 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

あさばには17の客室があります。今回泊まった「巻絹」という部屋は、カテゴリとしては一番リーズ
ナブルな10畳の和室です。部屋風呂は無いのですが、能舞台のよく見えるいい場所にあります。

 

今夜は、池の真ん中の石舞台で、太鼓のパフォーマンスがあるらしいです。巻絹の部屋は、
能舞台に対しては斜め位置ですが、石舞台の真正面。この広縁は桟敷席の様な特等席です。

 

部屋から見た能舞台。ちなみに僕は、この掃き出し窓からテラスに出られるのかと思ってましたが、
出られないんですねー。

 

 

hiyokoのお誕生日(の翌日ですけど)と伝えておいたので、
軸はおめでたい軸になってました。瑞雲。

 


 

あさばの焼き印が押してある饅頭。皮が美味しかったです。
餡は僕には少し甘めだったかな。

 

浴衣が2枚、パジャマが1着ずつ。寝相が悪いので、浴衣よりパジャマの方がありがたいです。
しかもこのパジャマ、縫い目が肌にあたらないように、縫い代が外に出ているというこだわりよう。
(さすがに、違いはよくわかりませんでしたけど)

 

洗面台。アメニティ含め、特段ビックリすることはありませんが、きちんと掃除が行き届いているのは
いいですね。

 

布団メイク。枕は、羽根とそばがらを選ぶことができました。
寝具の寝心地はいいです。でも今のところ、旅館では俵屋が
一番かな。

 

ちょっとしたことで感心したのですが、掃き出し窓のカーテンは、
完全に遮光用。だから、見た目には美しいわけではないのです。

 

なので、戸袋ならぬカーテン袋がこしらえてあって、日中カーテンが
不要な時間は、こうして目に見えぬよう仕舞ってしまうのです。

 

こんなふうになります。


俵屋もそうですが、日本家屋の「当たり前の物や造作」でも、それが
美しくないなら、何とかして排除したり、目立たなくなるように工夫
しているのですね。

そういう気概、あるいは精神というのが、施設を進化させ続け、常に
新鮮で魅力的な宿を維持する力になっているのでしょうね。

維持をするために、進化しなければならないということかー。

 

 

 


あさば(その2)

2013-05-25 21:46:54 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

パブリック編、続きです。

 

池の端、能舞台と反対側には、これも有名なサロンが。

 

サロン入口には、現代アートが。どうしてここに現代アートを飾ろうと思ったか。そして、どうして
これだったのか。おもしろいですねー。

 

サロン横の個室は、日中はお休み処。食事の時間は、大人数向けの食事室になるようです。

 

このサロンはずいぶん居心地がいいですね。季節もよく、窓がすべて開け放たれていましたので、
なお気持ちがよかったです。

 

ソフトドリンク類などは、セルフサービスで。アルコールは有料で楽しめます。

 

夜のサロン。いかにも静かそうでしょう。

 

廊下に面した坪庭。池側もそうなのですが、上手に中と外をつないでますよね。

 

訪れたのはGWなので、菖蒲。

 


 

 

 

野天風呂はひとつ。時間によって男女交代制です。写真ではよくわかりませんが、池の上に藤棚が
あって、ちょうど花が咲いていました。

 

お風呂はその他に男女別の内風呂があって、更に家族風呂が2つ。今回は、家族風呂を使い
ました。

 

菖蒲湯です。今は家ではせいぜい柚子湯くらいしかやらないから、
こういう季節感のある演出は楽しいです。

 

もう一つの家族風呂。きれいに手入れされた浴槽が気持ちいい。

 

夜の能舞台はライトアップされてきれいです。

 

んー。さすがです。スバラシイ。

 

 

 

 


あさば(その1)

2013-05-19 08:17:39 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

泣く子も喜ぶ「あさば」です。

もう何年も憧れの宿でしたが、なかなか機会が無く、予約も取れず、ずっと縁がありませんでした。
6年前に修善寺を訪れた時も、この門から中の様子を除きこんだだけ。

いよいよ、その門をくぐる時が来ました。

 

ちょっとドキドキする。

 

季節毎に替わるあさばの暖簾は、一年中垢抜けてますよねー(これは内側から撮った写真)。
表から撮ればよかったのですが、なんと、菖蒲の葉を吊るしてあるのです(影が見えます)。

 


 

ロビー。

最高に陽気のいいこの日は、池側に面した戸が開放されていました。薫風が抜けていきます。

 

「旅館=和」なわけですけれど、古臭さなんてなく、洗練の極み。そして行き過ぎていない感じ。
今ではこういうテイストの旅館は増えましたけれど、やっぱり先駆だったのは、あさばなのかなー。

 


 

ショップには、あさばの目利きで選んだ品々が。ちょっとしたセレクトショップ。

 

池を挟み、能舞台の対岸にはテラス(見台)。舞台がある時は、観覧席になります。

 

有名な能舞台。ここへ移築したのは100年前だそうです。旅館に能舞台を組み合わせるなんて、
いかにも斬新で洒落ていますよね。あさばの先進性は、今に始まったことじゃないんだ。

 

午前中、風の無い時間は、水面に能舞台が映り込んできれい。

 

人工ですが、滝があります。マイナスイオンがいっぱい出ていそう。
(昔は本物の滝だったそうです)

 

 

hiyokoは池の鯉に餌付け中。

 

こりゃずいぶんと、丸々太った鯉だこと。

 

その2では、サロン、お風呂なんかを紹介します。


修善寺散歩

2013-05-16 21:46:01 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

今回は、長年泊まってみたいと思っていた修善寺のあさばに1泊します。これまで、何度も予約を
しようとして取れなかったのに、たまたま運よくキャンセルが出て予約が取れました。GWの
1週間前に予約が取れたなんて、ラッキー。hiyokoのお手柄です。エライね。

まずは、修善寺をブラブラ。まだあさばはご紹介しないのだ。

 

修善寺に来たのは、2006年以来。あれから7年も経ってるのかー。

 

それでも修善寺は、前に来た時とそんなに変わってない気がします。

 

川沿いの竹林が遊歩道として整備されていますが、ここ以外にも、修善寺には竹林が沢山。

 

地名でもある修善寺にやってきました。

 

なんだかへっぴり腰です。やーい。

 

たぶん、「デパートが一軒欲しい」って祈ってます。むしろ日頃の放漫をお詫びするべきです。

 

招き猫おみくじというのを発見。そりゃ、やるでしょ。

 

やれば、出るでしょ。白いのと赤いの。

 

その後もブラブラ。

 

指月殿。伊豆最古の建物と言われているらしいのです。鎌倉時代初期というから、本当なら
築800年くらい?すごいな。しかし、その割には目の前に茶屋があり、一般住宅に囲まれて
ぞんざいに扱われてます。火事にでもなったらどうするんだい。

 

さて、チェックインしようか。おおっと、指月殿はどうでもよかったのか(笑)

 

 


伊豆にワイナリー?

2013-05-13 22:39:46 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

中伊豆の田舎道を走っていたら、突如、一面のぶどう畑と洋館の見える場所にやって来ました。

 

やー、立派なブドウ畑。とてもきれいに手入れされています。

 

ここは、中伊豆ワイナリー。

伊豆にワイナリーがあるとは、この時ここに来るまで知りませんでした。カラオケのシダックスが
経営するワイナリーなんだそうです。

 

へー、すごいすごい!

 

トスカーナですか?ナパバレーですか? って、どっちも行ったことないからわかりません。けれど、
日本なのに日本じゃないみたい!!

 

シャトーの鐘は鳴らすことができます。でもスゴイ音がします。hiyokoは
知らずに鳴らしてしまったのですが、あまりにも大きな音なので、ビックリ
して紐を引いたまま硬直してしまいました。おかしいね。

 

それにしても、立派なワイナリーです。こんな場所が中伊豆にあったなんて、本当に驚きました。

 

なんだか、海外旅行をしている気分で楽しいねー。

 

ブドウがほら。元気いっぱいな感じです。

 

シャトーには、ここで作られるワインの試飲販売コーナーもありますが、なぜか各国の高級ワインを
集めたコレクションコーナーがあります。ワイナリーなのに、よその高級ワインを集めて自慢する
なんて、「あれぇ?」という感じもします。そこはそれ、やっぱり道楽でやっているのかなぁ。

 

このワインセラーなんて、全部オーパス・ワンでしたよ(笑)。飲んだことない。

 

もちろん、ちゃんとした醸造設備もあります。hiyokoはフムフム勉強中。

 

 

シャトー内にはイタリアンレストランがあります。広大なブドウ畑を眺め、ここで作られるワインを
楽しみながらの食事は結構な気分です(もちろん運転手は飲めませんが)。

 

パスタを食べただけですけれど、結構美味しかったです。
GW中でも空いていたので、伊豆ドライブのランチスポットとしては
なかなかの穴場じゃないでしょうか。

 

 

あ、サクランボ!

 

天気もいいし、本当にいい気分。何も知らずに偶然やって来ましたが、とっても得した気分。

中伊豆ドライブの穴場スポット、大発見の巻でした。

 

あ、でもワイン買わなかったな(笑)。