Fukunosukeです。
はじめに結論を言っときますと、この旅館、とっても良かったです。是非また行きたい。
というほどの、赤沢迎賓館。何がそんなにいいんでしょ。いいんだなーこれが。
赤沢迎賓館は、なんとあの化粧品のDHCが作った旅館。「えー」とも思いましたが、そういえば
那須のニ期倶楽部だって経営母体は予備校か何かですよね。
さてさて、おじゃましまぁす。
立派な門構えだなー。
本館の車寄せ。客室数15室の旅館の構えとしては立派すぎるくらい。
そういえば、「数寄屋風」じゃない旅館というのも新鮮です。
蔵の様な、藩邸(変な表現)のような重厚な造りです。
入口には、いさぎよい表札があるのみ。
館内(本館)に入ると、枯山水の庭に面したロビー。
こちらでチェックイン。高級に弱い二人オドオドしております。
部屋の紹介は次にして、このままパブリックをいろいろ紹介します。
ロビー奥のサロンの様な場所。壁の鶴の作品はすごいです。工芸の極みの芸術作品。
同じ場所を反対側から。この写真の右手1階と2階は、食事どころとなっていて、夕食、朝食は
部屋ではなくこちらで食べます。ちなみに1階の奥の方、人影が見えますが、、、
なんとオープンキッチン。旅館でこういうの初めて見ました。これでは料理人も手が抜けません。
ロビーのこの藤と鷺、なんと西陣織だそうです。まだこういう技術が残っていたんだ。
ロビー、食事処のある本館と宿泊棟は渡り廊下でつながっています。途中に見える円形の部分は、、
こんな風な、リラクゼーションルーム。ボディソニックチェアに座ってコーヒーなんか飲めるそうです。
渡り廊下はこんな風。
宿泊棟は、2階建になっています。階段の欄干の意匠も凝っています。
とにかく館内の至る所、作り込みが半端ないんです。そうとうお金がかかっていそう。
大浴場。内湯はなくて、庭に面したところが開放になっています。寒いかと思いましたが、伊豆の
3月は結構暖かくて気分良かったです。
実はここ、温泉じゃないんです。DHCは海洋深層水を研究しているらしくて、それをお風呂のお湯に
使っているのです。つまり、海の水のお風呂。ハンパなくしょっぱい。身体は浮いちゃいます。
んー。海洋深層水のお風呂、体にいいんでしょうか?効能は色々書いてありましたが、よくわかり
ません。僕は肌が弱いのか、何度も入ると肌がヒリヒリしてしまって、相性がよくないみたいです。
これだけは残念でした。
かかり湯かな。ところでこの水溜め、石の塊をくりぬいたものみたいです。すごいな。
えーと、この旅館は確か15室しかないんだけど、、、脱衣場はずい分立派です(笑)。
とにかくこの旅館は何でも立派なんです。
DHCの水は飲みたい放題。部屋の冷蔵庫にも入っていて、なんだかんだで5、6本飲んじゃい
ました。そうそう、海洋深層水です。
旅館に連なって、隣にはこれまた立派なスパ棟があります。迎賓館からは、渡り廊下でつながって
ます。
外観は和風ですが、建物の中は白基調のモダンな設備。
今回は、宿泊とスパがセットになったプランだったので、90分のマッサージを受けました。
スパ施設内の写真は撮れなかったのですが、やはり海洋深層水を使ったこれまた立派なアクア
トニックプールがあります。宿泊者は施設利用は無料。
その他、とても利用する時間などありませんでしたが、カラオケラウンジやボウリング場、ジム、
テニスコートまでもあります(カラオケ、ボウリングは有料だったと思います)。
さらにさらに、すぐ近くには、同じくDHCが経営する日帰り温泉施設があります。なんとこの施設まで
ただで利用できるのです。どういうこっちゃ。
とにかく赤沢の一帯がDHCによって開発されていて、結構なリゾートになっています。
とても旅館一泊ではこの施設群を利用しきれません。
HPを見てみたら、赤沢迎賓館は朝食のみプランもあるようです。二泊して、一晩は旅館の懐石の
夕食、もう一晩は施設内の居酒屋(これがまた結構な感じ)で宴会というのもいいかも知れません。
それいいなー。今度それにしよう。
次は部屋を紹介。