ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン(皆既月食)

2018-01-31 23:06:09 | その他

Fukunosukeです。

 

朝の天気予報では「曇りで見られなそう」とのことだったのですが、
結構よく見えましたよね。265年に1度って言われたら見とかないと。

 

左下の方から欠けてきました。

 

刻一刻、変化していきます。

 

 

 

大体隠れました。

 

 

 

少しシャッタースピードを遅くして撮ってみました。

 

おー、ブラッドな感じです。

 

なんだかとってもこわーい。天変地異とか起こらないといいな。

 

 

宇宙嫌いのhiyokoもにわか天文学者になって見物しました。

 

hiyoko:「これが怪奇現象っていうやつ? え、違う? あ、日食???」

 

うーん。

 

月に代わってお仕置きをしてやりたい。

 

 


弾丸京都2018_01 間人蟹

2018-01-27 23:53:59 | 京都

Fukunosukeです。

 

出張で上海に行きました。2012年の家族旅行以来です。

 

汚れた大気に霞む大都市の光景は、まんまブレードランナーの世界でした。

 

 

という上海を朝8:20の飛行機で立ち、12:05に羽田着。そして今ここ(品川)!

 

 

同日夕方4時には、昨秋も泊まった三条のソラリアへ到着。バカなのか。
 

 

そして夜7時前には板前割烹に到着です。西陣はしもと。

 

いや。こんなはずじゃなかったんです。

本当はこの週末に間人(たいざ)に間人蟹を食べに行く計画だったんです。
ところが急に上海出張が決まり、「間人なんて行けないよお~」と泣きを入れたら、
「京都までなら行けるでしょう」とこんな展開になりました。

間人というのは京丹後の端にあって、最高級ズワイガニブランドのひとつなんだ
そうです。ここにはカニ漁船が5隻しかなく、その5隻から揚がる間人蟹は
とても希少価値が高いんだって。

で、こちらのご主人がその内1隻の漁船の方と親戚だそうで、冬は間人蟹を
売りにしているんだそうです。

 

間人蟹とご対面。蟹ビルも一杯ついていていい感じです。

 

まずは香箱蟹でウォームアップ。

 

 

その間に、先ほどの間人蟹はあられもない姿になってしまいました。いやん。

 

ほら、本物の証。間人蟹のタグは緑なんだそうです。

そう言えば、「触ってごらん、ウールだよ」って宣伝ありましたが、
あのウールマークってどこ行ったんでしょう。

 

そんなことより驚きました。殻が金色です。何を食べると体が金色になるんだ。

 

もしかしてこれを食べると僕は金色に光るのか?

 

 

爪は焼き網の上で炙られています。

 

拝みながらいただきます。ズワイガニもピンキリなんだということを理解しました。

 

胴体の半身も焼き蟹に。身が繊細でありながらプリッと弾力があります。そして甘い。

 

蟹すき(かにちり)が始まりました。出汁をはった鍋にかにみそを入れます。

 

みそはさっと火を通したところで引き上げ、

 

これまた京ならではの良くできたポン酢に落としてくれます。

 

続いて蟹の身をしゃぶしゃぶします。

 

口に入れるとふわっふわ。はらりと解けて淡雪の様。

 

甲羅には3分の1味噌を残し、お酒を注いで火にかけます。

 

甲羅酒。堪らんです。

 

一通り蟹を食べたら、出汁で野菜を茹でます。

 

蟹を食べる以上においしいかもしれないですよ。

 

そして最後は雑炊です。殻に残った身を掻き出して雑炊に乗せてくれます。
こんなに食べ残していたんだ!

 

さらに卵の黄身をたっぷり二つ。

 

ぐりぐりぐりっとやると完成です。

 

煮詰まり過ぎず、ちょうどおいしいタイミングでお椀によそってくれます。

 

黄金の蟹雑炊。薬味なんか入れません。

 

 

鍋の雑炊は、大市のすっぽん鍋雑炊が天下一と思っていましたが、
もはや甲乙つけがたいです。気を失いそうです。

 

たまに、生きているうちに食べられて良かったと思う食べ物に出会うことが
あると思いますが、まさにそれでした。世の中にはまだ知らない美味しい
ものがあるんだなあ。

 

なお、京都で食べる間人蟹としては、和久傳の焼き蟹コースが有名のよう
ですが、はしもとではそれよりカジュアルに間人蟹が楽しめます。

間人蟹というのは鮮度命だそうです。本当の間人蟹は現地で食べなきゃ
意味がない!という人もいると思いますが、それでも僕らには人生最高の
ズワイガニ体験でした。

 

 


奥多摩パトロール

2018-01-24 19:39:04 | 日帰りドライブ

Fukunosukeです。

 

久々に奥多摩湖周遊パトロール。

 

なのに、八王子のインターを降りた途端道の駅へ。

 

この人は、道の駅は農産物のアウトレットだと思っています。

 

そしてさらにつくり酒屋へ。

 

しっかり地酒を買い込みます。

 

 

もたもたしていたらお昼になってしまったのでご飯を食べます。燈々庵。

 

久々に来ました。

 

 

 

 

 

ようやく奥多摩湖に向かいます。このスケジュールきついな。

 

奥多摩湖にとうちゃくー。

 

静かで、きれいな景色でした。

 

東京都なんですよねー。

 

この人はあんまり静かじゃありません。

 

疲れたので、定番の茶房むべで一休み。

 

とてもおいしいコーヒーでした。改めて感動。

 

奥多摩パトロール。今年も異常なしです。

 

何年かぶりの奥多摩なのですが、以前とあまり変わりないようでした。
発展しないというのか、変わらないのがよいというのか。

 

でも、僕らはひなびた感じの奥多摩が好きです。

 

 


あさばのお正月2018_04_朝ごはん

2018-01-20 12:41:18 | 国内旅行

Fuuknosukeです。

 

昨晩のお腹いっぱいぶりには参りましたが、朝になったらちゃんと
お腹が空きました。僕のお腹はどうなっているんだ。

 

大福茶だそうです。梅がスキッと目を覚まさせてくれます。

 

朝ごはんは、あさば定番という感じで始まります。

 

 

 

でもやっぱり、お雑煮が供されます。

お澄ましと白味噌を選べるのですが、「両方」という選択肢があります。
せっかくなので両方いきました。

 

まずはお澄まし。あさばの出汁でお雑煮です。ほほう。

 

そして二杯目は白味噌。これも美味しかったです。

 

野菜の炊き合わせ。ひろうす美味しかった。

 

ゴゾの干物。深海魚らしくすごいビジュアルです。

 

 

イチゴ

 

3日の朝ごはんは、お雑煮以外はいつもどおりかな。
(この他におせちの残りも出てきます)


大みそかに泊まると、元日の朝がおせちとお雑煮になり、10時には能舞台で
神楽があります。午前一杯かけてお正月するのだそうです(年末年始は二連泊が
基本なので、元日は一日あさばで過ごすことになります)。

そんなのも夢ですね。

 

 

そんなこんなであっという間にお正月のあさばは終わってしまいました。

 

 

おまけ。

 

修善寺駅名物というあじ寿司はこんなです。お寿司屋さんが作るあじ寿司
なので、とってもおいしかったです。修善寺の帰りには是非。

 

 

こんな記事を書いているから、いまだに正月気分が抜けないですね。

 

 


あさばのお正月2018_03_夕食

2018-01-15 22:29:12 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

前回秋に来たとき、「正月は室礼も料理も全く変わりますよ」と言われて楽しみに
していたんです。食事はどうでしょう。

 

箸袋は名前が入ります。

 

まずはお屠蘇をいただきます。お正月だー!

 

シャンパンは宿からのサービス。

 

今年もよろしくお願いします。誰に向かって言ってるのか。

 

数の子。とってもプリプリパリパリしています。お皿は鶴。

 

三段のおせち料理。結構な量です。これ全部食べたら大変です。

 

家で食べるおせち料理は、作っても買っても日持ちのため濃い味になりますが、
さすがに薄味で素晴らしかったです。これだけで料金の上乗せ分の元はとれます。

 

あさばの料理は変に派手に演出しないのが好きです。おせちだって見た目家庭的。

 

それでも伊勢海老の殻には、明らかに2匹分くらいの伊勢海老が
伊勢海老のミソとウニまみれで入り、蛤の殻には、蛤の身が
2つ分ずつ入っています。ケチらない。

 

そして日本酒へ。銘柄を言う前に「鄙願がお好みと承っておりますが」
なんて言われて嬉しくなってしまいました。「もう絶対鄙願以外頼ま
ないぞ」と心に決めた小さな人間です。

 

寒筍の菜のり揚げ。伊豆のどこかでもう筍が採れるそうです。
近頃は食材に季節感がなくなり、うっかりするとなんとも思わず
食べてしまいそうですが、こういうの贅沢ですよね。

 

椀物は松葉蟹の真薯。真薯は蟹の身だけで固まっている様で、
蟹を丸かじりしているみたい。出汁はあさばらしい特徴のある味。

 

 

おいしいですか? おいしいでしょう。そらそうでしょう。

 

造りはアオリイカ、寒平目。他のものがすご過ぎて印象が薄かった。

 

鰆炭火焼。いつもながら見事な焼き加減です。

 

 

カラスミの飯蒸し。酒のあてにぴったり。最近カラスミが大好きです。
尿酸値が心配です。

 

 

牛ヒレ炭火焼。上品でおいしい肉でした。牛が出る時はイチボ
だったと思うから、同じ料理でも食材のランクが上がっています。

 

ご飯はシンプルに白米。ですが、、、

 

自然薯と大間マグロの山かけ! 最高級の山かけではないか(笑)。

 

あさばでは、造りはいつも白身系でマグロが出たことはありません(昔は知りま
せん)。マグロは値段なり。原価を推量されてしまうから敢えて使わないのかと
思ってましたが、さすが正月料理です。大間を山かけ扱いにするなんて。
美食家の酔狂という感じ

 

デザートはいつもと同じでした。ここは変化が欲しかったかな。

 

 

Fukunosuke:「うー。もう食えん。破裂しそうだ―」

 

 

夜の食事だけで料金の差は納得しました。かえって採算度外視じゃないかな。

 

この日は、2018年最大のスーパームーンだったそうです。
というか、スーパームーンは何かいいことあるんですかね?

 

しかし苦しいよう。 お腹いっぱいで辛い。