ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

台北2023_10 六品小館

2023-12-27 23:37:23 | 台湾

Fukunosukeです。

 

台湾家庭料理の名店と言われる六品小館。

店名の「六品」は、お店を始めた当時、六品のメニューから始めたからだとか。「つぼ八」とネーミングセンスは似ているような、いないような。

 

さてと。 

 

昼ですけど、やっぱりちょっと飲んじゃった。

 

台湾の人は食事の時にあまりお酒を飲みません。「日本人は酒飲みだなあ」って思っているでしょうね。

はい。我々がイメージを悪くしていると思います。すいません。

 

涼拌白菜心(生ハクサイの芯の和え物)

タイのパパイヤサラダ(ソムタム)の遠い親戚のような感じです。シャキシャキした野菜の食感、甘さ、酸味、塩味。粗みじんの生ニンニクが辛味のアクセントになっています。

 

ムシムシ。

 

 

豆干豬肉絲(干し豆腐と豚肉の細切り炒め)

 

 

こうしてご飯に乗せて食べます。 

これは美味しい。よく知っている干し豆腐料理と比べると、豆腐がふわふわで優しい味です。上品です。

 

 

もうひとつお料理がやって来ました。 

 

砂鍋獅子頭(肉団子の土鍋煮込み)

肉団子を獅子頭というのかな。hiyokoによると、見た目より手が込んでいる料理なのだそうです。

 

パクパク 。

 

美味しかったです。これを中華料理と思うとパンチ力不足に「ん?」という感じになりますが、「中華でも和食でもない台湾の家庭料理です」と言われると、全体的に優しい味付けは上品で上等な感じがします。

 

 

食後はまた街をブラブラ。

永康街というのはわりと繁華街だそうです(前回も来ているのですがあまり覚えていない)。 

 

沖縄より南にあるのに、日本の小都市みたいな感じなのはなぜですかね。

 

あー、ここも有名なお店らしいですね。行列だ。

 

蔥抓餅のお店だそうです。時間がなくてここはスルー。

 

パイナップルケーキを買うためにホテルオークラに向かいます。オークラのパイナップルケーキがNo.1という人もいるくらいです。

台湾タクシー小ネタ。デジタルルームミラーで「おお!」と思ったのですが、よく見たらこのミラー、前方を映しています。何のため?

 

続いて台湾オークラ小ネタ。

 

ロビーにさりげなくかかっていた絵ですが、、、

 

おお、これは?

 

梅原龍三郎ですよ。お高そう。

 

すみません。後半無駄話でした。

 

 


台北2023_09 寧夏夜市

2023-12-22 23:39:27 | 台湾

Fukunosukeです。

 

九份から戻ったら、すぐにまた出かけます。久々の海外でアドレナリンが出まくっているのでしょう。

 

やっぱり、台湾に来たら夜市に行っておきたいですからね。

ホテルから歩いていける寧夏夜市(ニンシャーイエシーと読むそうです)。

 

ここは約300メートルの通りの両側に屋台が立つ夜市。

 

美味しいお店が多く、グルメ夜市と言われたりするそうです。 

 

これは麺線でしょうか。食べておけばよかったなー。

 

まずは目的のお店へ。

圓環邊蚵仔煎。なんと読むのか分かりません。牡蠣オムレツの有名店。ビブグルマンにも選ばれたことがあるそうです。夜市の屋台ではなく、ビルにお店を構えているのですが、寧夏夜市のおすすめ店を調べると筆頭に出てきます

 

店頭で一心不乱に焼きまくっています。

 

出ました牡蠣オムレツ。Fukunosukeは初めて食べます。

 

はまぐりのスープも頼みました。

 

食べまーす。

卵メインかと思いましたが、ねっとりした生地も入っていてお好み焼きみたいでもあります。小粒の牡蠣が沢山入っています。美味しいです。

 

続いて「方家」。ジーローハン(鶏ご飯) が有名です。

 

屋台なのに厨房設備がゴツい。本格的。

 

ずいぶんかわいい箱です。恐竜です(笑)

 

開けてみるとこんな感じです。

 

食べまーす。

hiyokoは「まあそんな感じ」程度の感想でしたが、僕は(たぶん男は)大好きな味だと思います。鶏もしっとりしていいです。これが吉野家のメニューにあったら流行りそう。

 

デザートにタロイモボールを狙っていたのですが、なんと売り切れ閉店。劉芋仔蛋黄芋餅(リュウユーザイダンホァンユィビン)。

 

デザートを食べそびれたのでもう一軒行くことにしました。

夜市から5分くらい、阿桐阿寶四神湯(読めなーい)というモツの薬膳スープ屋さん。

 

やはりここも店頭で調理するスタイル。 

 

よっこらしょ。 

 

四神湯とちまき

 

飲みまーす!

hiyokoはとても気に入ったみたいです。大変に優しく、塩加減も薄味で上品なスープです。薬膳といっても薬臭くはなく、モツといっても獣臭くもありません。ちまきも美味しかったです。

hiyoko: 最初はそのままで味を確認、数口飲んだらテーブルに置いてある液体を入れて味変。飲みやすくなります。

 

台湾ノルマの夜市をクリアして、ようやく2日目が終了です。

 

というわけで、Day2後半戦ハイライト

 

 

 

 

 

 

 


台北2023_08 九份街歩き

2023-12-21 22:29:43 | 台湾

Fukunosukeです。

 

十分の隣町に九份。九份の見晴らし台から海を眺めたところ。

ちなみに十分と九份は、「ふん」の字が違うのです。理由を知りたい人は検索してみてください。

 

 

九份は山肌に沿うように家が立ち並んでいるため、遠くからは山城のように見えたのだそうです。

 

いやあ、町をあげて赤い提灯(红灯笼)で飾っています。

 

右の建物が非情城市の舞台ということかなあ。少し奥の軒に提灯がぶら下がっているのが有名な 阿妹茶楼。

 

ガイドさんが阿妹茶楼の主人と友達だとかで、事前に予約してくれスムースに入れました。並ぶと大変そう。

 

寒いですからね、お茶で暖まりましょう。 

 

うぃー。

 

 

お茶菓子も美味しかったです。

 

 

阿妹茶楼の外観。ジブリ映画の舞台のモデルとか。そうじゃないという話もあるし、真偽の程は分かりません。

 

 

もう少し歩いてみます。

 

家々をぬう細い路地をどこまで行っても赤い提灯。両脇にはお店がぎっしり。中華的パワーを感じます。

 

所々人が通れない程混雑していました。

 

余裕があったらこういうのも食べたかったなー。

 

ビールを買ってきて店先で一杯やりたいです。

 

びっくりしたことに、幅一間ほどしかなく人でごった返す路地にトラックが押し入ってくるのです。十分の列車よりもスリリングでした。

 

ジブリ美術館みたいな土産物屋がありました。ジブリ音楽まで流して公式かと思うほど堂々としていました。

 

 

あら、ねねちゃんによく似ていること。

 

ちょっと観光地化されすぎていますが、建物は街全体が古い風情を残したままです。そのあたりは京都より良さもあるかも。

 

しかしやることが徹底的ですね。

 

一旦台北に戻ります。

 


台北2023_07 十分でラプンツェル体験

2023-12-13 08:17:44 | 台湾

Fukunosukeです。

 

お昼を食べた後は、一大観光地の十分に移動。

 

 

一大観光地?どこが?え?ここが?

 

鄙びきっていますけど、、、

 

いやいや、人一杯いますから!

 

 

十分は、どういうわけか線路の上からランタンを飛ばすというアトラクションが世界中の観光客にウケて大人気となった観光地です。1日1000個、月3万個ものランタンがここから上がるそうです。

 

 

ランタンのゴミ問題が気になりますけど、ここまで来てやらなかったらそれも後悔しそう。勢いに任せて我々もやってしまいました。

 

ランタンは四面あって、各面に願い事を書きます。

 

「世界征服」って書こうかな。。。

 

Fukunosukeは「宝くじが当たりますように」って書きました。

ダメ人間共め。。。しかしすごい字だ。

 

 

 

ちゃんと飛ぶかな。それ行けー!

 

うわあー!あっという間に空高く飛んでいきました。成功です。

 

「ハイっ、宮尾です!」

 

いつの時代だ。

 

えへ。

 

 

ところでこの線路、廃線とかではありません。

 

30分に1本くらい列車が通ります。列車が来るとみな慌てて線路の外に出ます。

 

でも列車が通り過ぎるともうこの通り。

 

東京なら線路に人が立ち入るとダイヤが乱れまくります。落下するランタンのゴミだってすぐ社会問題化するはずです。ランタンが風に煽られて家の軒に引っかかって燃えてしまうこともあります。。。

誰が誰にいくら払うとこれが成り立つのだろう。

 

ともあれ、十分でラプンツェル体験。十分面白かったです。

 

 

ランタンを飛ばしたら、数分歩きます。

 

静安吊橋。

 

いやシブい(笑)。ランタンの現場からわずか数百メートルでこうなります。

 

 

さらに足を延ばすと、十分瀑布という滝があります。東洋のナイアガラと言われているそうです。

 

おお!  おぉ。。。

 

いや、ナイアガラとか言われなければ十分感動したのに。

 

 

十分楽しみました。もう十分です。

 

(所々上手いことを言いました)

 

 

Day2ハイライトは盛りだくさんなので前後半に分けます。

 

 

 

 

 


台北2023_06 義美石頭火鍋

2023-12-09 10:19:24 | 台湾

Fukunosukeです。

 

基隆という町に寄ったのは、名物の鍋料理を食べてみたかったから。

 

義美石頭火鍋。「火鍋」がついていなければ、義美さんの悪口みたいです。誰それ。

 

「たのもー。hiyokoでござる」

 

人気店ということで日本から予約していこうと思ったら、海外からの電話に出てくれませんでした。行ってみて納得。どローカルで英語も日本語も通じないのです。

でも、逆に期待が高まってしまいました。そういうのって食の変態あるある。

 

店名にもある通り石鍋を使います。火鍋でよくある太極鍋(仕切り鍋)ではありません。

東京に石頭楼という石鍋料理屋があるのですが、多分基隆の石鍋料理が元じゃないのかなー。

 

テーブルには白菜、玉ねぎ、大量のごま油(多分)が既にセットされています。

 

具は、冷蔵ケースからセルフで取ってきます。まず、種類の多さにビックリします。次に、皿の具の上に直接別の皿が乗せられていることにビックリします。

 

とりあえずこんな。この他に、牛肉や練り物なんかを頼んだのですごい量になってしまいました。 

 

練り物。

 

牛肉(これは一度炒めた後のものです)

 

タレを調合します。 

沙茶醤(サーチャージャン)の入った椀を取り、

 

 

お好みで薬味やたれ(日本の麺つゆも!)を足していきます。ガイドさんのおすすめでたれは麵つゆをチョイス。

 

最後に卵黄を乗せて準備完了。 

 

調理はお店の人がやってくれます。 

 

まずごま油で干しイカ(スルメです)を炒めます。 

 

その後肉を炒めて一旦外に出し、他の具材を入れて炒めます。

 

そこにやかんでスープを注ぎます(東京の石頭楼も調理手順は大体同じです)。

 

あとは煮えるのを待ちます。 

 

「もう食べていい?」

 

煮えてきました。美味しそうです。しかし2人で食べ切れるのか? 

 

「けっ、やらいでか!」

 

こんな風にタレにつけて食べます。 

 

 

あ!

 

 

 

おーいーすぅいー!!

 

 

これは美味しいです。最初、スープだけ、タレだけで味見した時は「こんなものかなあ」と思ったのですが、両方混ざると美味しさが爆発します。

 

牛肉もよく合う!

 

これは鴨の血を固めたものだそう。台湾でよく見かける食材です。生臭いということもなく美味しいです。

 

副菜も箸休めもないのに不思議と無限にいけます。 

 

白菜がまた美味しい。トロトロに溶けそうなくらい煮込んだ白菜を口に入れ、噛むのではなく舌と上顎で潰すようにして食べるのはなんとも言えない。

 

「食ったー!」

 

おお、あらかた平らげました。 

 

 

初めての味でバカ舌には上手く説明できないのですがとにかく美味しい。機会があれば食べてみてください。

 

我々もまた基隆に行くことがあったら、絶対再訪すると思います。