本朝新修往生伝「比丘尼蓮妙は河内国丹北郡東条長原郡の人也。尼壮日より老年に及び五障(楽欲障、瞋恚障、睡眠障、悪作障、疑惑障等の説あり)を鎮圧し偏に九品を欣求す。八十以降、二三年、毎日晦日天王寺に参り仏舎利を供養す。其の結願の日、舎利三粒光を放ちて照曜し、尼独り之を見、余人見ず。元永の年、子息に語りて曰く『白蓮天より下り大法会の散華の如し、汝等見ずや』と。子息等以て老爛の言と為し信受せず。此の如く相示すこと二箇日を経、身病無くして忽然遷化す。西に向ひて念仏し、聲止まりて命終矣。」
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