今日は実朝が文殊菩薩供養を始めた日
吾妻鑑・承元四1210 九月二十五日、「御本尊五字文殊像 更に遂って供養さる。導師は寿福寺方丈。此の義、五十度、之を行はしむべきよし御願あり云々」
時の将軍は源実朝。
この頃は文殊信仰は一般化されていてそれに伴う貧民救済も政府の恒例行事であったとされます。昔の為政者はきめ細やかに庶民救済を図っていたのです。
実際、『吾妻鏡』建保三年(1213)四月二十日の条には、「
南京十五大寺において衆僧を供養し、非人施行あるべきの由、将軍家年来御素願也。今日京畿内等の御家人等に仰せらる云々」とあります。
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