即身成仏義
またいわく、大日尊のたまはく「金剛手、もろもろの如来の意より生じて業戯ごっけ行舞ぎょうぶを作すことあり。広く品類を演べたり。四界を摂持して心王を安住し、虚空に等同なり。広大の見非見の果を成就し、一切の声聞、辟支佛びゃくしぶつ、もろもろの菩薩の位を出生す
」。(大日経巻三、悉地出現品に次のように説かれている。「大日如来がお説きになることには、「金剛手よ、われは三世の一切の如来の意(つまりは六大)より生じて人々を導くために仏の心の働きより生ずる変幻極まりない遊戯神変相をとるのである。世間の有情・非情、出世間の声聞縁覚菩薩とその境地まで出現するのである。」(大師は地水火風空識の六大がすべてを作り出すことの証明としてこの大日経の文を引用された。)
またいわく、大日尊のたまはく「金剛手、もろもろの如来の意より生じて業戯ごっけ行舞ぎょうぶを作すことあり。広く品類を演べたり。四界を摂持して心王を安住し、虚空に等同なり。広大の見非見の果を成就し、一切の声聞、辟支佛びゃくしぶつ、もろもろの菩薩の位を出生す
」。(大日経巻三、悉地出現品に次のように説かれている。「大日如来がお説きになることには、「金剛手よ、われは三世の一切の如来の意(つまりは六大)より生じて人々を導くために仏の心の働きより生ずる変幻極まりない遊戯神変相をとるのである。世間の有情・非情、出世間の声聞縁覚菩薩とその境地まで出現するのである。」(大師は地水火風空識の六大がすべてを作り出すことの証明としてこの大日経の文を引用された。)