福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

釈雲照師「十善業道経講義」から・・その19

2018-03-19 | 諸経
綺語を離れたならばどのような功徳があるか
「何等をか三とす。一には定めて智人のために愛せらる。二には定めてよく智を以て実のごとく問いに答ふ。三には定めて人天に於いて威徳最勝にして虚妄あることなし。(人天というは人間と天人なり。天人とは日本でいう神である。・・天に生まれるのは生まれる原因があって生まれる。人間に生まれるのは人間に生まれる原因があって生まれる。・・人間はいつもいつも人間に生まれるように思うが之はそうではない。親に孝養をつくし、五戒十善を持つと人間に生まれる。さらに一層厳格に勝れて五戒十善を持てば天上に生まれる。天上に生まれてその上に戒定慧、こころの道徳がそろうと色界無色界に生まれる。されらを指して人天といった。・・この不綺語戒を知ってよくつつしむようになれば人天のために敬われる。天の神も必ずその人を守りたまふ。八百万の神がその人を守り、その家族を守りくださる。・・
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