福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

驕兵必敗

2024-05-01 | 法話
驕兵必敗 『漢書』魏相 丙吉伝 前漢十代の宣帝(B.C.74~B.C.49)が、匈奴の衰勢に乗じて出兵しようと計画したとき丞相の魏相の上表文があります。「無道の兵は必敗する」「驕兵必敗」ということです。    「乱を救い暴を誅する、之を義兵といふ、兵(いくさ)の義(ただ)しき者は王たり。 敵、おのれを加(おか)す、已むを得ずして起(た)つものを応兵といい、兵の応ずる者は勝つ。 . . . 本文を読む
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観音霊験記真鈔31/33

2024-05-01 | 諸経
観音霊験記真鈔31/33 西國三十番江州竹生嶌千手の像。 釋して云く、従来委しく観音の義を解すると云へども、未だ六観音の經證を明かさず。謂く七佛八菩薩所説神呪經に陀羅尼を説て云く、南無観世音(聖観音)、獅子無畏音(馬頭観音)、大悲柔軟音(千手観音)、大光普照音(如意輪)、大光普照音(十一面)、天人丈夫音(准胝)、能く衆生に樂を施し生死の岸を濟度す(七佛八菩薩所説大陀羅尼神呪經「南無觀世音 師子 . . . 本文を読む
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藤左近将監、先妣の為に三七の斎を設くる願文

2024-05-01 | お大師様のお言葉
続性霊集八巻、藤左近将監、先妣の為に三七の斎を設くる願文「先師に聞けり、色を孕むものは空なり、空を呑むものは佛なり。佛の三密何処にか遍ぜざらん。佛の慈悲、天の如くに覆い、地の如くに載す。悲は苦を抜き、慈は楽を与う。いわゆる大師、豈に異人ならんや。阿里也摩訶昧怛羅冒地薩埵(ありやまかまいたらやぼうじさった、弥勒菩薩のこと)すなわちこれなり。法界宮に住して大日の徳を輔け、都史殿に居して能寂の風を扇ぐ( . . . 本文を読む
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宇宙は我々の考えること言葉に出すことすべてを刻んでいる。

2024-05-01 | 法話
ルイーズ・ヘイ (85歳のセラピスト、孤児院出身、出版社放送局創設。 )なる人のユーチューブがありました。詳細はこちら彼女は「自分自身が考え、言葉に出すことが宇宙に刻まれ、自分自身の人生の未来を作り出している。宇宙は我々の考えること言葉に出すことすべてを刻んでいる。」「宇宙は感謝すること、明かるいこと、前向きなこと、が好き・・。」というのです。このルイーズヘイの言葉からも、最高の真理であるお経を毎 . . . 本文を読む
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佛教・キリスト教の義戦観

2024-05-01 | 法話
佛教・キリスト教の義戦観   1,佛教における義戦観は以下のにべたところです。 https://blog.goo.ne.jp/fukujukai/e/32cfa544b57e8cadebe02b581555a556   2,キリスト教に於いても以下のように義戦を肯定しています。 「ローマ人への手紙13章4節」 「権威者は、あなたに益を与えるための神のしもべなのであ . . . 本文を読む
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善いことをしたら此の世も得、己も得、子孫も得、我家も得、社会も得、凡てが得

2024-05-01 | 諸経
いま大海の中にあらゆる衆生の形色粗鄙にしてあるいは大、あるいは小、みな自身の種々の相念に由って身語意の諸の不善業を作るに由る。この故に業に従って各々自ら報を受く。・・能く観ずるがよい、この大海の中のあらゆる魚べつの貌がたくさんある。・・形が粗末で見られぬ、或いは大小ありて種々不同である。皆自身の想念による。自身の心が曲んだら身と口と意と十不善十悪の力によってそうなる。自身が作って自身が受ける。・・ . . . 本文を読む
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