福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は.幕府が宝刀盗難を相国寺に祈祷させて解決した日

2024-05-07 | 法話
  (史料綜覧 巻七 / 永享四年(1432)五月)「七日・・・幕府 宝刀ノ紛失ニ依リテ 相国寺ヲシテ 祈祷ヲ行ハシム」 天皇は後花園天皇。室町幕府は足利義教。 「明徳記」「御所様(義満)其日の御装束は態と御小袖をばめされず、ふすべ革の御腹巻の中二通り黒皮にて威したるを召し同毛の五枚甲の緒をしめ、累代御重宝と聞へし篠作と云御佩刀に二銘と云御太刀二振そへてはかせ給ふ、薬研通しと云御腰 . . . 本文を読む
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今日は宮中で最勝講が始められた日

2024-05-07 | 法話
今日は宮中で最勝講が始められた日 「公事根源・五月」「最勝講 まずかねて日次を定めらる。四箇の大寺(東大・興福・延暦・園城)の僧の中に稽古の聞へあるを選びて定む。道義・講師・聴衆などあり。最勝王経を清涼殿にて講ぜらるるなり。其の儀式など委し記すに及ばず。此の事、一條帝の御宇寛弘の比より始まる、あるひは長保四年より始まるとも申す也(注1)。後朱雀院の御時にや生身の四天王、道場に現ぜさ給ひける(注2 . . . 本文を読む
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今日5月7日は勤操大徳が七十四歳で入滅された日です

2024-05-07 | お大師様のお言葉
今日5月7日は勤操大徳が七十四歳で入滅された日です天長四(827)年五月七日に大僧都であった勤操大徳が七十四歳で入滅されています。お大師様の『性霊集「故贈正勤操大徳影讃」』に勤操大徳について記述されています。「故贈正勤操大徳影讃いかだはよく済し、車はよく運ぶ。しかれどもなお、御する人なければ遠きに致すこと能わず。柁の師なければ深きを越ゆること能わず。道もまたかくの如し。人を導くものは教なり。教を通 . . . 本文を読む
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今日は疫癘流行し薬師供養を行った日

2024-05-07 | 法話
尋尊大僧正記 / 文明五年(1473)五月七日条「七日 山城 山和 疫癘流行ス 是日 興福寺 薬師図絵供養ヲ行ヒ 之ヲ祈祷ス」(この年、天皇は後土御門天皇、室町幕府将軍は足利義政此の年は、応仁の乱終盤で西軍の山名宗全、東軍の細川勝元の両名が死んでいます。)長禄二年1458の「尋尊大僧正記」にも「七仏薬師図絵、極楽寺尊林房に遣わして供養。」とあります。 . . . 本文を読む
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今日は木食行勝上人遷化の日

2024-05-07 | 法話
  「高野春秋」「(建保五年1217)五月七日、行勝上人経智坊に入寂す。墓所は一心院児坂左道廻角に在り。行勝宮と號す。或記に云、四月二十八日、行勝上人晨朝護摩供執行已来、毎日七坐宛日課と為す。五月七日五鈷三鈷両手に持し椅子上に坐して怕焉逝去す。天野に於いて丹生視契諾に任ず。四宮を次第し小社を立ち若宮と號す。是れ所謂平生の神慮に感通し両社の威光を増んと奉るなり。具には天野神書の如し。案ず . . . 本文を読む
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今日は疫病対策で禁裏で如法北斗法を修した日。

2024-05-07 | 法話
今日は疫病対策で禁裏で如法北斗法(注1)を修した日です。百錬抄 / 正元元年(1259)五月七日庚戌条「七日庚戌 今日より禁裏に於いて如法北斗法を修せらる 疫疾に依る御祈也」(注2)(注1)北斗法とは密教辞典には「延命・除災祈願のために一字頂輪北斗七星を供養する修法。・・大壇上に幡・幣を立て、飯・蝋燭などで荘厳し北斗七星の他、九曜・十二宮・二十八宮と本命星に供養する。本尊には北斗曼荼羅をかける。・ . . . 本文を読む
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今日は疫病で興福寺に薬師図絵供養を行った日

2024-05-07 | 法話
  史料綜覧 巻八 / 文明五年(1473)五月「七日 山城山和、疫癘流行ス。 是日 興福寺 薬師図絵供養ヲ行ヒ 之ヲ祈祷ス」 . . . 本文を読む
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今日は第七十一代後三條天皇の崩御された日です。

2024-05-07 | 法話
今日は第七十一代後三條天皇の崩御された日です。後三條天皇(第七十一代)は長元7年7月18日(1034年9月3日) - 延久5年5月7日(1073年6月15日))。宝算40。この後三条天皇は御即位灌頂の記録が初めて残っている天皇です。「御即位灌頂 冨田斆純(11代豊山派管長)」によると、「後三条天皇は治歴四年四月十九日に践祚されて同年七月二十一日に御即位式を挙げられたのである。その御即位記によれば「 . . . 本文を読む
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五月七日は海晏寺が開山された日です

2024-05-07 | おすすめ情報
五月七日は海晏寺が開山された日です1251年五月七日品川沖でかかった鮫の腹から出た観音像「鮫頭観音」を安置する海晏寺を開山。(北条時頼開基、蘭渓道隆開山)後に一帯が鮫洲と呼ばれる。(新暦5月28日)[Wikipedia]wikipedia - 海晏寺「当寺門前の海中より大なる鮫、漁夫の網にかゝりてあかりしか、その腹中より正観世音出現し玉(たま)ふ(田澤拓也著 江戸の名所)」、「江戸自慢三十六景(広 . . . 本文を読む
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