福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

Q,仁王経で「国乱れるときはまず鬼神乱る。・・」とありますがこの「鬼神」とは?

2012-10-20 | Q&A
Q,仁王経で「国乱れるときはまず鬼神乱る。鬼神乱るゆえに万民乱れ、賊来たって国を侵し・・」とありますがこの「鬼神」とは?


A,仁王経護国品には「国乱れるときはまず鬼神乱る。鬼神乱るゆえに万民乱れ、賊来たって国を侵し・・」とありますがこの万人を乱れさせ国を乱すもととなる「鬼神」とはなにかということですが、結論は「夜叉」や「死霊」です。

密教大辞典を引用します。「支那におては天神を霊、地神を祇、人神を鬼と名ずくと称し、人の死して精となれるを鬼とすとの説あれども、仏教には梵語の夜叉を鬼神と称す。ゆえに金光明経に「散脂鬼神品」「鬼神品」とあるを最勝王経には「僧慎爾耶夜叉大将品」「諸天夜叉護持品」とせり。・・釈摩訶えん論に「身を障を鬼となし、心を障を神となす」と称し鬼と神とを区別する。死人の所謂餓鬼などは鬼の下劣なるものなり。鬼神は元来障りをなすものなれども教化によりて人法を護持するもの多し。薬師十二神将なぢ・。(密教の修法には神供を伴うものがあるが)神供は善鬼神には護法の作用を感謝しその威徳を増大せしめ、悪鬼神には法に帰依する縁なきを憐れみて供物を施す作法なり。」
したがって僧俗を問わず朝夕勤行し仏様を供養し、先祖供養をすることは鬼神(夜叉や霊魂)にもその功徳が届くことになり鬼神を喜ばせひいては国土を安定させることになります。われわれの読経も重大な使命を持っているのです。
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2 コメント

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感謝 (山田)
2022-01-27 21:36:48
いつも貴重な情報をどうも有難うございます。
とても勉強になります。
これからもよろしくお願いいたします。合掌
Unknown (管理人)
2022-01-28 09:47:19
こちらこそご覧いただきまたコメントまで頂きありがとうございます。

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