福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は遣唐使平群朝臣廣成が6年の漂流後に拝朝した日

2022-10-03 | 法話
続日本紀 / 天平十一年(739)「十一月辛卯三日 、平群の朝臣廣成拝朝す。始め廣成は天平五年733大使多治比真人に従ひ入唐す。(天平)六年734十月に事畢りて却帰す。四船同じく蘇州より発して海に入る。悪風忽ちに起こりて彼此相失せり。廣成の船、百十五人崑崙国に漂著す。賊兵あり来り囲んで遂に拘執せらる。船人或は殺され或は迸さる。自餘の九十余人は瘴に著して死亡す。廣成等四人は僅に死を免れて崑崙王に見ゆ . . . 本文を読む
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今日は大師が福州の観察使兼刺史閻済美に入京を促す書を与えられた日です。

2022-10-03 | お大師様のお言葉
今日は大師が福州の観察使兼刺史閻済美に入京を促す書を与えられた日です。日本後紀延暦二十四年十月三日の条に「州に到る。新除観察使兼刺史閻済美(えんせいび)処分、且奏、且廿三人を放ち 入京せしむ・・」とあり、性霊集にはこの時の大師の「大使福州の観察使に与ふるがための書」があります。「大使福州の観察使に与ふるがための書」賀能かのう(遣唐使藤原葛野麻呂)啓す。高山澹黙(たんぼく・何も言わない)なれども、禽 . . . 本文を読む
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