↑ USD/JPY(infoseek)金曜の突発的な下抜け
今、当局による為替介入のトリガーに指がかかっている筈だ。
チャート的には下に崩れかけた状況で、76円前後が定着すると
浮上が難しくなる分岐点にある。
欧米市場が明るくなってきているので
介入しにくい状況だが輸出企業を援護するためには仕方ない。
日本の政府当局に知恵があれば、韓国ウォンとのペッグ制を導入すると
脅してスペックを震え上がらせられるのだが
その水準に迄至っていないのが残念だ。
「先導するのはNY市場ではないかと思われる」
と先週書いたのは幸いにも的中したが、
ドル円が突然に下抜けしたのは全く予想していなかった。
間隙を衝いたスペックの売り仕掛けだろうと見ていたが
広瀬さんのブログによればWSJの寄稿記事が原因では、とのこと。
真偽は分からないが今週は波乱を予感させる。
小康状態のユーロ圏も根本解決から程遠い。
「先週は転機を感じさせる動きがあった」
「ユーロ圏も米経済も結論としては
不安症な市場関係者が懸念するほど
深刻な悪化からは逃れられることになりそうだ」
「ユーロの下落が止まったのでDAXの復活が近い」
と当ウェブログではコメントしてきたが、
依然として想定内の動きだろう。
概況は先々週書いた通り。予想より市況の落ち込みは深刻で急回復は望み薄。
「今年は本当に東証がアウトパフォームしてしまうかもしれない」
「香港も大きく下げており、アメリカ経済の影響度の大きさと
デカップリングの難しさが改めて浮かび上がっている。
暫くはDAXの方がましかもしれない」
「米経済の回復ペースが鈍化しているのは間違いありませんが
当ウェブログで書いたように大勢は上です。それは揺らぎません。
問題はどの地域、どの企業、どのセクターの回復が早いかです」
との見方も引き続き変わりませんが回復は遅れるでしょう。
ユーロの下落が止まったのでDAXが元気に復活中!!
今週もユーロに関し以下のような見通しを維持します。
第2のギリシャショックはほぼ過ぎたと判断しました。
ただユーロ圏の経済停滞と利下げのリスクは残っています。
「ECBが本当に利下げしたらユーロ100円割れもあり得る。
ユーロ圏の債務問題は2年3年で解決できるものではない。
国家間と政府対世論の対立で無駄に時間が過ぎるだろう」
ゴールドに関しては「警戒すべき水準」との判断を維持します。
FRBの利上げ観測で完全に相場が終わるでしょう。
バブルは崩壊する寸前に大きく上昇して人を幻惑することが多い。
「ゴールドは高値波乱です。素人は手出し無用」
「ゴールドが1400ドル台で苦戦しています。
ここから中長期のポジションはくれぐれも注意。
寧ろ今年中に売り時が来ると考えた方が良い」
↓ EUR/JPY(infoseek)意外に強く、切り返しそう!
↓ AUD/JPY(infoseek)続伸の気配濃厚。
NY市場の大幅高で安心してはいけません。
欧州金融機関に大きな驚異が迫っています。
時限爆弾と呼んでも間違いではない。
ギリシャ債務安定化、50─60%のヘアカット必要=調査団報告(reuters)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23755720111021
”欧州連合(EU)などによる調査団は、ギリシャに対する第2次支援の規模を7月
に合意した1090億ユーロ(1510億ドル)に維持し、同国の債務を2020
年までに持続可能な水準にするには、民間部門のヘアカット(債務元本の減免)率
を最大60%まで拡大する必要があるとの見解を示した。
EU・欧州中央銀行(ECB)・国際通貨基金(IMF)の3者合同調査団が内部
報告書をまとめ、ユーロ圏の財務相が21日、これに基づいて協議を行った。欧州
首脳は26日に民間部門の関与について決定する見込み。
報告書は「ギリシャ債務の持続可能にするためには、現在検討されている民間部門
の関与拡大が不可欠だ」と指摘している。
報告書は「50%の債務減免率が適用されれば、2020年末までに債務の対国内
総生産(GDP)比率を120%を若干上回る水準に引き下げることができる」と
した。
また「資本市場への復帰が依然として遅れていることから、大規模な追加的な公的
支援の必要性が残る可能性がある」とし、市場への復帰が遅れた場合、必要な公的
支援の額は約1140億ユーロになるの試算を示した。
「債務水準をさらに引き下げるには、民間部門関与の拡大が必要」と指摘。202
0年までに債務の対GDP比率を110%以下に引き下げるには、少なくとも60
%の債務減免か、公的支援の一段の条件緩和のいずれかまたは両方が必要になると
分析した。
このケースでは追加的に必要な公的支援の額を1090億ユーロにとどめることが
できると試算した。
その一方で、債務元本の減免率を21%のままにすれば、ユーロ圏に必要な支援額
は既存の融資の借り換えなどを含め、2020年までに約2520億ユーロに達す
るとの見方を示した。しかし、ギリシャ債務の対GDP比は同年に152%にしか
低下しないという。
報告書はギリシャの経済成長率について2011年は5.5%、2012年は3.0
%のマイナスと予想。2013─14年は平均で約1.25%のプラス成長に回復
し、2015─20年は景気循環や構造改革の効果により同2.7%に加速すると
みている。2012─30年は潜在成長率に沿った1.7%と予想した。
「2020年までの実質GDPは、7月時点の見通しよりも全体として7.25%
低くなるとみられる」としている。
2020年までの民営化による収入は460億ユーロへ下方修正した。
基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字は2014─16年にGDP比4
.5%へ改善した後、2017─20年は4.25%、2021─25年は4%にな
ると予想している。
報告書はギリシャが国債市場へ復帰できる状況として、成長率が3年間プラスとな
ることや、債務のGDP比が150%を下回ることなどを挙げた。
ギリシャの銀行セクター支援に必要な追加資金は200億ユーロ程度としている。
〔以下略〕”
→ 週末に出た最重要のロイター報道。
問題はこのヘアカットによる欧州金融機関の損失額で、
もうこの時点で既に嫌な予感を漂わせている。
最後にEFSFのギリシャ向け融資の件にも触れてあります。
金利上昇の見込みと気になる指摘もあります。
詳しくは元記事をどうぞ。
円が対ドルで史上最高値更新、一時1ドル=75.78円(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201110220015.html
”21日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が一時1ドル=75.78円に上昇
し、史上最高値を更新した。
市場関係者によると、英系の決済銀行筋やマクロファンド筋から大口のドル売りが
出でドル安・円高が進み、その後76.30円─75.90円近辺のストップ注文を
巻き込む形でドル安・円高の動きが加速した。
FXソリューションズ(ニュージャージー州)の首席ディーラー、トミー・モロイ
氏は「特定の材料があったわけではなく、日銀が円安政策を導入しないことに一般
投資家が業を煮やした格好だ」と述べた。
スイスでは9月に中銀がスイスフランの上限目標を掲げ、目標達成に向け必要に応
じて無制限の介入を実施する方針を示しており、日本の通貨当局もスイスにならう
可能性があるとの見方から、最近の円相場は上昇に一定の歯止めがかかっていた。
電子取引システムEBSで、ドル/円は一時75.78円に下落、8月につけた最
安値の75.941円を更新した。その後、邦銀からとみられるドル買いが76.0
0円の水準で入るなか、ドルはやや値を戻し、1%安の76.09円近辺で推移。
一日の下げとしては8月26日以降で最大となる勢い。
こうしたなか、欧州連合(EU)首脳会議を控え、ユーロが対ドルで上昇。ロイタ
ーデータによると、一時1.3900ドルをつけ、その後0.5%高の1.3846
ドル近辺で推移した。
ユーロ/円は0.5%安の105.35円。ユーロ/スイスフランは0.6%下落し
た。
主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数は0.87%安の76.30
5。週間では2週連続での下落となる勢い。”
→ これが金曜日、ドル急落の際の報道。
チャートでも分かるように突発的動きでした。
この記事ではスイス当局の為替政策に言及していますが、
為替介入警戒と米金利上昇の方が影響大では?
ユーロ上昇、EFSF拡大の合意報道受け=NY市場(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201110190023.html
”18日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが上昇した。欧州金融安定ファシリ
ティー(EFSF)を2兆ユーロに拡大することで、フランスとドイツが合意した
との英紙ガーディアンの報道を受けて値を上げた。
同紙が欧州連合(EU)筋の話として報じたところによれば、仏独首脳はまた欧州
の銀行は資本増強が必要との認識で一致した他、ギリシャ国債保有者の一段のヘア
カット(債務元本の減免)でも合意した。
10月の独ZEW景気期待指数が予想を下回り、2008年11月以来の低水準と
なったことや、フランスの格付けをめぐり、同国がトリプルAを失う可能性が指摘
されたことなどで、ユーロの地合いは当初悪化していたが、ガーディアン紙の報道
や株高を受けて改善した。
その後、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、スペイン政府債の格付けを
「Aa2」から「A1」に引き下げたと発表したことを受けて、ユーロは上げ幅を
縮小。
ユーロ/ドルは一時EBSで1ドル=1.3818ドルまで上昇していたが、ニュ
ーヨーク市場終盤は1.3737ドルで取引されている。
フォレックス・ドット・コムのチーフストラテジスト、ブライアン・ドーラン氏は
「独仏がEFSFに5倍のレバレッジをかけ、2兆ユーロに規模を引き上げるとの
報道を受けて、午後の取引で株、ユーロが上昇した」と指摘した。
ただアナリストの間では、欧州連合(EU)首脳会議で十分な対策が打ち出されな
いといった報道が再び流れれば、ユーロが値を下げる可能性もあるとの見方が出て
いる。
ドーラン氏は「EFSFの規模拡大は市場が待ち望んでいたものだ。2兆ユーロと
いう規模は適切とみられる。ただメルケル独首相は以前、EU首脳会議で大型合意
は予想していないとの認識を示しており、今回の報道は割り引いて考える必要があ
る」と述べた。
メルケル首相はこの日、今週末に開かれるEU首脳会議で、ギリシャ問題への対応
策として、同国に対する債務監視団の常設化を含む「作業計画」を策定することを
明らかにした。
ドイツは、国内への配慮から、思い切った危機対策の策定には消極的な姿勢を示し
ている。
米IBMの決算がさえなかったことや、ゴールドマン・サックスの決算が赤字にな
ったことも、投資家のリスク志向を弱める要因となった。
ドル/円は0.04%安の1ドル=76.76円。
ユーロ圏債券市場では、ムーディーズがフランスの格付け見通しを3カ月以内に
「ネガティブ」に変更する可能性があると表明したことを受けて、フランス国債の
対独連邦債スプレッドが19年ぶりの水準に拡大した。
三菱東京UFJ銀行(ロンドン)の為替エコノミスト、リー・ハードマン氏は「万
が一フランスがAAAの格付けを失えば、EFSFの融資能力が低下したり、融資
保証を強化する必要が生じる可能性が高い」と指摘。
野村(ロンドン)の為替エコノミスト、ジェフ・ケンドリック氏は「G20首脳会
議で銀行の資本再編について具体的な行動が取られなければ、ユーロは急落し1.
30ドルを割り込むだろう」と述べた。”
→ この報道は水曜日、ユーロのリスク要因に言及しています。
これらは今週も影響を与える可能性があり、熟読が必要です。
最も警戒すべきはフランスのAAAからの陥落。
スプレッドの反応を見ても分かるように、
まだ市場が織り込んでいるとは言えません。
◇ ◇ ◇ ◇
注目銘柄、NY原油先物は依然として強い。
丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453 → 587 / 450 → 587
542 → 608 / 494 → 577 / 540 → 577
541 / 529
三菱商事(東証一部 8058) 1,970 / 1,622
エルピーダメモリ(東証一部 6665) 1,048 / 920
ユナイテッドアローズ(東証一部 7606) 1,044 → 1,215
1,087 → 1,284
1,146 → 1,526
1,341
東京建物(東証一部 8804) 298
マツダ(東証一部 7261) 232 / 178
タカラレーベン(東証一部 8897) 458 → 472
544
昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966
716 → 723 / 688
UAは日経がスクープした上方修正に沈黙している。
追加緩和の用意=景気下振れリスク強い―米FRB副議長(時事通信)
www.asahi.com/international/jiji/JJT201110220031.html
”【ワシントン時事】イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長は21日、コ
ロラド州デンバーで講演し、米経済の下振れリスクが極めて強いとの認識を示した
上で「景気回復を促進するため適切な方策を講じる用意がある」と述べ、経済動向
次第では一段の金融緩和に踏み切る考えを示した。
前日にはタルーロ理事が、状況が改善しなければ追加緩和が必要との考えを表明。
金融政策を協議する11月1、2両日の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、
FRB高官らが追加緩和に傾いている可能性がありそうだ。”
→ FRB周辺からの「口先緩和」。
週末のドル突発安を予見するものでした。
今週も激動の予感。。
◇ ◇ ◇ ◇
【 いとすぎの為替ポジション 】
矢張りユーロは戻り売りの局面でした。
豪ドルショートヘッジとユーロショートを入れて
週末迄に解消しています。
米ドルの急落が計算外。。
ですが為替介入かその警戒買戻しを見込みドルロング。
2010/10/21 76.15 USD/JPY Lev ×1.5
2010/07/11 80.40 USD/JPY Lev ×1.5
2010/08/05 82.27 AUD/JPY Lev ×1.5
現在 > 106.00 ユーロ/円(損益123%)← 今年の損益率
76.26 米ドル/円
79.13 豪ドル/円
◎ 2010年の損益率(手数料等除外)> 147%
◎ 2008年秋~09年末の損益率(手数料等除外)> 353%
▼ ポジション解消済み
2010/09/12 80.52 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/29 103.76 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/14 115.03 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/08/26 110.48 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/08/08 78.19 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/08/08 80.20 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/08/05 111.33 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/08/03 83.16 AUD/JPY Lev ×1.5
2010/07/29 77.17 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/07/19 111.86 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/06/18 80.14 USD/JPY Lev ×1.5
2010/07/07 116.59 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/07/01 116.53 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/05/26 114.70 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/05/06 80.14 USD/JPY Lev ×1.5
2010/03/22 114.97 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/27 81.64 USD/JPY Lev ×1.5
2010/05/06 117.35 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/04/19 118.08 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/04/15 119.82 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/03/31 117.55 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/05/03 87.43 AUD/JPY Lev ×3.0
2010/03/31 85.75 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/03/25 81.42 USD/JPY Lev ×1.5
2010/03/17 127.12 GBP/JPY Lev ×1.5
2010/01/06 108.40 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/10 77.52 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/03/01 133.60 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/02/10 82.65 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/02/03 111.36 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/01/27 82.87 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/01/21 112.38 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/01/14 110.19 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/12/29 107.80 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/12/23 83.12 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/12/08 84.10 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/26 111.24 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/15 113.30 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/04 115.10 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/16 79.57 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/24 112.68 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/07/15 76.20 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/29 77.09 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/17 78.07 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/04 78.18 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/07/22 76.77 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/21 86.74 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/23 86.88 AUD/JPY Lev ×3.0
2010/04/13 86.28 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/01 86.40 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
…以下省略…
「資源国通貨は底打ちしました。
豪中銀は政策金利を引き上げ始めており、
豪ドルは緩やかな上昇トレンドに入っています」
中長期的な見通しは変わりません。72円が当面の底になりそう。
「90円から72円のレンジ圏を想定」
豪ドルに割安感が出ています。
好機ですが急反落に注意。
依然として中国経済の減速が警戒要因。
「豪ドルに依然として割安感、反転が続くか」
ユーロ円は為替介入と乱高下に注意。
ドル円の反転上昇トレンドは腰折れ、
為替介入の可能性高く要警戒。
※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
(当ウェブログの こちらのカテゴリーも御覧下さい。)
今、当局による為替介入のトリガーに指がかかっている筈だ。
チャート的には下に崩れかけた状況で、76円前後が定着すると
浮上が難しくなる分岐点にある。
欧米市場が明るくなってきているので
介入しにくい状況だが輸出企業を援護するためには仕方ない。
日本の政府当局に知恵があれば、韓国ウォンとのペッグ制を導入すると
脅してスペックを震え上がらせられるのだが
その水準に迄至っていないのが残念だ。
「先導するのはNY市場ではないかと思われる」
と先週書いたのは幸いにも的中したが、
ドル円が突然に下抜けしたのは全く予想していなかった。
間隙を衝いたスペックの売り仕掛けだろうと見ていたが
広瀬さんのブログによればWSJの寄稿記事が原因では、とのこと。
真偽は分からないが今週は波乱を予感させる。
小康状態のユーロ圏も根本解決から程遠い。
「先週は転機を感じさせる動きがあった」
「ユーロ圏も米経済も結論としては
不安症な市場関係者が懸念するほど
深刻な悪化からは逃れられることになりそうだ」
「ユーロの下落が止まったのでDAXの復活が近い」
と当ウェブログではコメントしてきたが、
依然として想定内の動きだろう。
概況は先々週書いた通り。予想より市況の落ち込みは深刻で急回復は望み薄。
「今年は本当に東証がアウトパフォームしてしまうかもしれない」
「香港も大きく下げており、アメリカ経済の影響度の大きさと
デカップリングの難しさが改めて浮かび上がっている。
暫くはDAXの方がましかもしれない」
「米経済の回復ペースが鈍化しているのは間違いありませんが
当ウェブログで書いたように大勢は上です。それは揺らぎません。
問題はどの地域、どの企業、どのセクターの回復が早いかです」
との見方も引き続き変わりませんが回復は遅れるでしょう。
ユーロの下落が止まったのでDAXが元気に復活中!!
今週もユーロに関し以下のような見通しを維持します。
第2のギリシャショックはほぼ過ぎたと判断しました。
ただユーロ圏の経済停滞と利下げのリスクは残っています。
「ECBが本当に利下げしたらユーロ100円割れもあり得る。
ユーロ圏の債務問題は2年3年で解決できるものではない。
国家間と政府対世論の対立で無駄に時間が過ぎるだろう」
ゴールドに関しては「警戒すべき水準」との判断を維持します。
FRBの利上げ観測で完全に相場が終わるでしょう。
バブルは崩壊する寸前に大きく上昇して人を幻惑することが多い。
「ゴールドは高値波乱です。素人は手出し無用」
「ゴールドが1400ドル台で苦戦しています。
ここから中長期のポジションはくれぐれも注意。
寧ろ今年中に売り時が来ると考えた方が良い」
↓ EUR/JPY(infoseek)意外に強く、切り返しそう!
↓ AUD/JPY(infoseek)続伸の気配濃厚。
NY市場の大幅高で安心してはいけません。
欧州金融機関に大きな驚異が迫っています。
時限爆弾と呼んでも間違いではない。
ギリシャ債務安定化、50─60%のヘアカット必要=調査団報告(reuters)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23755720111021
”欧州連合(EU)などによる調査団は、ギリシャに対する第2次支援の規模を7月
に合意した1090億ユーロ(1510億ドル)に維持し、同国の債務を2020
年までに持続可能な水準にするには、民間部門のヘアカット(債務元本の減免)率
を最大60%まで拡大する必要があるとの見解を示した。
EU・欧州中央銀行(ECB)・国際通貨基金(IMF)の3者合同調査団が内部
報告書をまとめ、ユーロ圏の財務相が21日、これに基づいて協議を行った。欧州
首脳は26日に民間部門の関与について決定する見込み。
報告書は「ギリシャ債務の持続可能にするためには、現在検討されている民間部門
の関与拡大が不可欠だ」と指摘している。
報告書は「50%の債務減免率が適用されれば、2020年末までに債務の対国内
総生産(GDP)比率を120%を若干上回る水準に引き下げることができる」と
した。
また「資本市場への復帰が依然として遅れていることから、大規模な追加的な公的
支援の必要性が残る可能性がある」とし、市場への復帰が遅れた場合、必要な公的
支援の額は約1140億ユーロになるの試算を示した。
「債務水準をさらに引き下げるには、民間部門関与の拡大が必要」と指摘。202
0年までに債務の対GDP比率を110%以下に引き下げるには、少なくとも60
%の債務減免か、公的支援の一段の条件緩和のいずれかまたは両方が必要になると
分析した。
このケースでは追加的に必要な公的支援の額を1090億ユーロにとどめることが
できると試算した。
その一方で、債務元本の減免率を21%のままにすれば、ユーロ圏に必要な支援額
は既存の融資の借り換えなどを含め、2020年までに約2520億ユーロに達す
るとの見方を示した。しかし、ギリシャ債務の対GDP比は同年に152%にしか
低下しないという。
報告書はギリシャの経済成長率について2011年は5.5%、2012年は3.0
%のマイナスと予想。2013─14年は平均で約1.25%のプラス成長に回復
し、2015─20年は景気循環や構造改革の効果により同2.7%に加速すると
みている。2012─30年は潜在成長率に沿った1.7%と予想した。
「2020年までの実質GDPは、7月時点の見通しよりも全体として7.25%
低くなるとみられる」としている。
2020年までの民営化による収入は460億ユーロへ下方修正した。
基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字は2014─16年にGDP比4
.5%へ改善した後、2017─20年は4.25%、2021─25年は4%にな
ると予想している。
報告書はギリシャが国債市場へ復帰できる状況として、成長率が3年間プラスとな
ることや、債務のGDP比が150%を下回ることなどを挙げた。
ギリシャの銀行セクター支援に必要な追加資金は200億ユーロ程度としている。
〔以下略〕”
→ 週末に出た最重要のロイター報道。
問題はこのヘアカットによる欧州金融機関の損失額で、
もうこの時点で既に嫌な予感を漂わせている。
最後にEFSFのギリシャ向け融資の件にも触れてあります。
金利上昇の見込みと気になる指摘もあります。
詳しくは元記事をどうぞ。
円が対ドルで史上最高値更新、一時1ドル=75.78円(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201110220015.html
”21日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が一時1ドル=75.78円に上昇
し、史上最高値を更新した。
市場関係者によると、英系の決済銀行筋やマクロファンド筋から大口のドル売りが
出でドル安・円高が進み、その後76.30円─75.90円近辺のストップ注文を
巻き込む形でドル安・円高の動きが加速した。
FXソリューションズ(ニュージャージー州)の首席ディーラー、トミー・モロイ
氏は「特定の材料があったわけではなく、日銀が円安政策を導入しないことに一般
投資家が業を煮やした格好だ」と述べた。
スイスでは9月に中銀がスイスフランの上限目標を掲げ、目標達成に向け必要に応
じて無制限の介入を実施する方針を示しており、日本の通貨当局もスイスにならう
可能性があるとの見方から、最近の円相場は上昇に一定の歯止めがかかっていた。
電子取引システムEBSで、ドル/円は一時75.78円に下落、8月につけた最
安値の75.941円を更新した。その後、邦銀からとみられるドル買いが76.0
0円の水準で入るなか、ドルはやや値を戻し、1%安の76.09円近辺で推移。
一日の下げとしては8月26日以降で最大となる勢い。
こうしたなか、欧州連合(EU)首脳会議を控え、ユーロが対ドルで上昇。ロイタ
ーデータによると、一時1.3900ドルをつけ、その後0.5%高の1.3846
ドル近辺で推移した。
ユーロ/円は0.5%安の105.35円。ユーロ/スイスフランは0.6%下落し
た。
主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数は0.87%安の76.30
5。週間では2週連続での下落となる勢い。”
→ これが金曜日、ドル急落の際の報道。
チャートでも分かるように突発的動きでした。
この記事ではスイス当局の為替政策に言及していますが、
為替介入警戒と米金利上昇の方が影響大では?
ユーロ上昇、EFSF拡大の合意報道受け=NY市場(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201110190023.html
”18日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが上昇した。欧州金融安定ファシリ
ティー(EFSF)を2兆ユーロに拡大することで、フランスとドイツが合意した
との英紙ガーディアンの報道を受けて値を上げた。
同紙が欧州連合(EU)筋の話として報じたところによれば、仏独首脳はまた欧州
の銀行は資本増強が必要との認識で一致した他、ギリシャ国債保有者の一段のヘア
カット(債務元本の減免)でも合意した。
10月の独ZEW景気期待指数が予想を下回り、2008年11月以来の低水準と
なったことや、フランスの格付けをめぐり、同国がトリプルAを失う可能性が指摘
されたことなどで、ユーロの地合いは当初悪化していたが、ガーディアン紙の報道
や株高を受けて改善した。
その後、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、スペイン政府債の格付けを
「Aa2」から「A1」に引き下げたと発表したことを受けて、ユーロは上げ幅を
縮小。
ユーロ/ドルは一時EBSで1ドル=1.3818ドルまで上昇していたが、ニュ
ーヨーク市場終盤は1.3737ドルで取引されている。
フォレックス・ドット・コムのチーフストラテジスト、ブライアン・ドーラン氏は
「独仏がEFSFに5倍のレバレッジをかけ、2兆ユーロに規模を引き上げるとの
報道を受けて、午後の取引で株、ユーロが上昇した」と指摘した。
ただアナリストの間では、欧州連合(EU)首脳会議で十分な対策が打ち出されな
いといった報道が再び流れれば、ユーロが値を下げる可能性もあるとの見方が出て
いる。
ドーラン氏は「EFSFの規模拡大は市場が待ち望んでいたものだ。2兆ユーロと
いう規模は適切とみられる。ただメルケル独首相は以前、EU首脳会議で大型合意
は予想していないとの認識を示しており、今回の報道は割り引いて考える必要があ
る」と述べた。
メルケル首相はこの日、今週末に開かれるEU首脳会議で、ギリシャ問題への対応
策として、同国に対する債務監視団の常設化を含む「作業計画」を策定することを
明らかにした。
ドイツは、国内への配慮から、思い切った危機対策の策定には消極的な姿勢を示し
ている。
米IBMの決算がさえなかったことや、ゴールドマン・サックスの決算が赤字にな
ったことも、投資家のリスク志向を弱める要因となった。
ドル/円は0.04%安の1ドル=76.76円。
ユーロ圏債券市場では、ムーディーズがフランスの格付け見通しを3カ月以内に
「ネガティブ」に変更する可能性があると表明したことを受けて、フランス国債の
対独連邦債スプレッドが19年ぶりの水準に拡大した。
三菱東京UFJ銀行(ロンドン)の為替エコノミスト、リー・ハードマン氏は「万
が一フランスがAAAの格付けを失えば、EFSFの融資能力が低下したり、融資
保証を強化する必要が生じる可能性が高い」と指摘。
野村(ロンドン)の為替エコノミスト、ジェフ・ケンドリック氏は「G20首脳会
議で銀行の資本再編について具体的な行動が取られなければ、ユーロは急落し1.
30ドルを割り込むだろう」と述べた。”
→ この報道は水曜日、ユーロのリスク要因に言及しています。
これらは今週も影響を与える可能性があり、熟読が必要です。
最も警戒すべきはフランスのAAAからの陥落。
スプレッドの反応を見ても分かるように、
まだ市場が織り込んでいるとは言えません。
◇ ◇ ◇ ◇
注目銘柄、NY原油先物は依然として強い。
丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453 → 587 / 450 → 587
542 → 608 / 494 → 577 / 540 → 577
541 / 529
三菱商事(東証一部 8058) 1,970 / 1,622
エルピーダメモリ(東証一部 6665) 1,048 / 920
ユナイテッドアローズ(東証一部 7606) 1,044 → 1,215
1,087 → 1,284
1,146 → 1,526
1,341
東京建物(東証一部 8804) 298
マツダ(東証一部 7261) 232 / 178
タカラレーベン(東証一部 8897) 458 → 472
544
昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966
716 → 723 / 688
UAは日経がスクープした上方修正に沈黙している。
追加緩和の用意=景気下振れリスク強い―米FRB副議長(時事通信)
www.asahi.com/international/jiji/JJT201110220031.html
”【ワシントン時事】イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長は21日、コ
ロラド州デンバーで講演し、米経済の下振れリスクが極めて強いとの認識を示した
上で「景気回復を促進するため適切な方策を講じる用意がある」と述べ、経済動向
次第では一段の金融緩和に踏み切る考えを示した。
前日にはタルーロ理事が、状況が改善しなければ追加緩和が必要との考えを表明。
金融政策を協議する11月1、2両日の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、
FRB高官らが追加緩和に傾いている可能性がありそうだ。”
→ FRB周辺からの「口先緩和」。
週末のドル突発安を予見するものでした。
今週も激動の予感。。
『会社四季報』2011年4集 秋号 | |
◇ ◇ ◇ ◇
【 いとすぎの為替ポジション 】
矢張りユーロは戻り売りの局面でした。
豪ドルショートヘッジとユーロショートを入れて
週末迄に解消しています。
米ドルの急落が計算外。。
ですが為替介入かその警戒買戻しを見込みドルロング。
2010/10/21 76.15 USD/JPY Lev ×1.5
2010/07/11 80.40 USD/JPY Lev ×1.5
2010/08/05 82.27 AUD/JPY Lev ×1.5
現在 > 106.00 ユーロ/円(損益123%)← 今年の損益率
76.26 米ドル/円
79.13 豪ドル/円
◎ 2010年の損益率(手数料等除外)> 147%
◎ 2008年秋~09年末の損益率(手数料等除外)> 353%
▼ ポジション解消済み
2010/09/12 80.52 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/29 103.76 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/14 115.03 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/08/26 110.48 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/08/08 78.19 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/08/08 80.20 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/08/05 111.33 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/08/03 83.16 AUD/JPY Lev ×1.5
2010/07/29 77.17 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/07/19 111.86 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/06/18 80.14 USD/JPY Lev ×1.5
2010/07/07 116.59 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/07/01 116.53 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/05/26 114.70 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/05/06 80.14 USD/JPY Lev ×1.5
2010/03/22 114.97 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/27 81.64 USD/JPY Lev ×1.5
2010/05/06 117.35 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/04/19 118.08 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/04/15 119.82 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/03/31 117.55 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/05/03 87.43 AUD/JPY Lev ×3.0
2010/03/31 85.75 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/03/25 81.42 USD/JPY Lev ×1.5
2010/03/17 127.12 GBP/JPY Lev ×1.5
2010/01/06 108.40 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/10 77.52 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/03/01 133.60 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/02/10 82.65 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/02/03 111.36 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/01/27 82.87 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/01/21 112.38 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/01/14 110.19 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/12/29 107.80 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/12/23 83.12 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/12/08 84.10 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/26 111.24 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/15 113.30 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/04 115.10 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/16 79.57 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/24 112.68 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/07/15 76.20 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/29 77.09 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/17 78.07 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/04 78.18 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/07/22 76.77 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/21 86.74 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/23 86.88 AUD/JPY Lev ×3.0
2010/04/13 86.28 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/01 86.40 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
…以下省略…
「資源国通貨は底打ちしました。
豪中銀は政策金利を引き上げ始めており、
豪ドルは緩やかな上昇トレンドに入っています」
中長期的な見通しは変わりません。72円が当面の底になりそう。
「90円から72円のレンジ圏を想定」
豪ドルに割安感が出ています。
好機ですが急反落に注意。
依然として中国経済の減速が警戒要因。
「豪ドルに依然として割安感、反転が続くか」
ユーロ円は為替介入と乱高下に注意。
ドル円の反転上昇トレンドは腰折れ、
為替介入の可能性高く要警戒。
※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
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(当ウェブログの こちらのカテゴリーも御覧下さい。)