mukan's blog

つれづれなるままに ひぐらしPCにむかいて

ご報告(第10回)見通しの先送り?

2021-05-10 05:55:08 | 日記

 この病院が、患者の診断治療をどういうシステムで行っているかわかりません。専門医を軸にして、若手医師や看護師、理学療法士や作業療法士などが連携して治療方針を共有している気配は感じます。ただ整形外科の専門医は、週1にやってくる二人。そのうちの一人が私の担当医というわけです。
 毎朝やってきて、私の様子を聞く二人が研修医だと聞いたのは誰からだったろうか。そのうちの一人が、入院当初、傷を縫い、のちに抜糸もしてくれましたので、すっかり私の担当医だと思っていました。二人の研修医は、私の症状が何に由来するかを互いに確認するように頷き合いながら話してくれます。信頼に足ると感じています。
 入院して7日目に署名した「入院診療計画書」の病名欄は「頭部外傷」となっていました。それが「中心性頚髄障害」と呼ばれていると知ったのは、作業療法士とのやりとりからでした。主たる異常とみられる頸椎の変形が神経を圧迫して引き起しているモンダイと思いました。
 手術をするに至るかどうか、それが最初十日間ほどの主たる関心事だったのでしょう。ステロイドという薬剤投与でしのげると(私が)感じる程度に(頚髄損傷による痛みなどの症状がある程度)回復したころ、その下にもう一つなにかあると思わせる症状が前面に現れてきました。右腕が動かないのです。
 肩甲骨に張りついた腱が強張っていることを訴えると、専門医がMRIをとるよう指示しました。それを見て診断することとなりました。右肩を固定してMRIをとる10分ほどのあいだが、なんとも苦しい。それほどに右肩の神経を傷めているのか。
 ところが検査結果を診断する予定の日に、救急患者が入り、午後から夜遅くまで、2件の長時間の手術が行われたようです。診察は見送られ、見通しは先送りになったのです。


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