晴れ。
自転車で買って来た卵が10個全部割ひび割れていて、なんのプランもなく全部ボウルに割り入れ10個の黄身を眺めながら落胆する夢。
午前中母校で頭像の仕事。夫のお昼に焼きそばを2玉分作っておく。冷めてしまうので電子レンジで温めなおしてもらわないといけない。焼きそば、お好み焼き、たこ焼きは特に、自分が食べるときには作ってすぐのものを食べたいと思うので、なるべくそのように出したい。夫に温めなおさないといけないけどいいかどうか聞いたら別にいいよという返事だった。
冷めた焼きそばの記憶。今はもう無いが十数年前、八瀬に八瀬遊園という遊園地があった。夏はプールもあった。中学生の頃、おそらく2年生の夏、今残っている記憶のなかでは当時一番苦手だった女の子と、どういういきさつだったのか誘われて、彼女の母親の車で送り迎えしてもらい、そこのプールに行った。覚えているのは山手なので真夏でも肌寒く感じたことと、売店でパックの焼きそばを買って食べたこと。焼きそばは冷めきっていて麺がゴムのようだった。
表に出ようとしたら小梅が出たいという。玄関先まえではリードをつけて出られるようになっている。外に出ると日差しで温まったコンクリートの上でころころしている。ディオレサンス2輪切る。もう香りもだいぶ飛んでいる。形は咲き始めて開ききるまでがいちばんきれいだけど、色は開いたあとのシルバーがかったモーブがいい。
自転車で仕事場の学校へ。朝なので缶コーヒーはモーニングショット。
ちょっと早くついてしまったので、校舎の裏のミント群生地に行って、カバンのなかに入っていた買い物袋に両手いっぱい分くらい摘んで入れた。品種はわからないのでドウダミントと呼んでいる。メントールが強く葉には綿毛が生えている。ペパーミントとアップルミント系の何かの混合種かも知れない。これでハーブコーディアルを作る。
仕事を終えて帰る道、疎水沿いにスペアミントがたくさん植わっているのを見つけた。ミント類を見つける事は最近特技に加えてもいい気がする。
ハーブコーディアルは名前から受ける感じよりも簡単に作れる。要は希釈用の濃いハーブティである。フレッシュハーブ25g、砂糖50g、水130cc、クエン酸大さじ半分を基本として、今日摘んで来たのは27gあった。湯を沸かして洗ったミントを一度湯通しする。それから130ccを沸騰させ、ミントを入れて2分程弱火にかけたのち8分蒸らす。葉っぱを取り出して砂糖を入れて溶けるまで少し火にかけ、溶けたらクエン酸を加えるだけ。ソーダで割りたい。暑くなってくると飲み物の素をいろいろ仕込みたくなる。果実を使うものだと漬けて置くのに時間がかかるが、ハーブコーディアルは即飲める。即飲めるものがあって、熟成を待つものがあって、そうこうしている間に梅雨が来るのだろう。梅が出たら梅シロップ。