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流出雑記 

2014/3/31

2014年03月31日 | Weblog
父がもらった筍が妹のところに行って、下ゆで済みのものを分けてもらった。妹は数ヶ月前に建てた新築で大きなお腹になって暮らしている。
着物地を使った布細工の髪飾りを作る内職をしている。見せてもらうと淡い春色のグラデーションの花が付いたかんざしが数本できていた。
筍のお礼にはスコーンを焼いて持って行って三角返しをした。
筍は焼いてバター醤油で食べようと思う。
夫とバイクで走る。桜もほころびはじめそういう日和。あちこちで、ハナミズキ、沈丁花。

久しぶりにビビンバを作った。
もやしとニラ、ほうれん草のナムル、キムチ、焼いた牛肉。
ナムルが冷たいのでごはんと混ぜたらやや冷める仕方なさを、石焼きという方法で温める知恵に食べながら感心する。石焼き鍋はないので、熱した土鍋に盛り付けて取り分けるのはどうか。

昨夜見観た地点「ファッツァー」。
演劇を煎じつめたものを見ている感じの濃度。あのテキストとさらに音楽と渡り合う俳優さんたちの戦闘能力の高さ。

帰宅後クリント•イーストウッドの「ミリオンダラーベイビー」を見た。三十路を過ぎた女性がボクサーを夢見てあるジムにやってくる。
最初は相手にされなかったが、彼女はひたすらに努力を重ねどんどん強くなり、チャンピオンを相手にタイトル戦に挑むが…。
勝手にサクセスストーリーなのだと思い込んで見ていたら後半蹴落とされるような展開が待っていた。
それについて憤りを引きずって寝た。いい映画なんだけど、「ルアーヴルの靴磨き」みたいにラスト奇蹟が起こってほしかった。かなしい。






2014/3/27

2014年03月27日 | Weblog
3月も終わりに差し掛かっている。

3月前半はダンスゼミ&ラボのピチェのワークとショーイングがあり、そのレポートを書いたり寝かせたりしながら飛び飛びに仕事をし、仕事を催促し、毎日アレグラを服用し、高校のときの友人と車折神社~嵐山を巡って人生の悩みを語り、夫と新長田で食べ歩きをして舞台を見、母とこの夏母になる妹と日帰り温泉に行き、はじめてコロッケを作り、2ヶ月前に親となったダンサー夫婦宅でつけまつげのような長いまつげの赤ちゃんを抱き、きりたんぽ鍋を食べ、わりと毎晩アジア映画を見ている。

昨夜はパク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』。同監督の『オールドボーイ』が面白く、劇中に流れるワルツが好きで探して買ってしまった。クムジャさんも面白かった。どちらにも共通して人間のにおいが濃い。タイムラインの中に仕掛けられた小さなエピソードがラストに向かう道のりで取りこぼしなく回収されていくような壮快感があり、描きだされる巧みさに感動を覚える。

今日は久々に奈良で仕事をした。
先生は主に顔を描いていた。首の角度を変えたり、ゆっくり頷いているところをデッサンしていた。
今これを書いているのはその帰り道。長い近鉄の旅。
夕飯は昨日の夜に低温調理した豚もものかたまりを薄く切ったのに新玉ねぎをスライスし、キムチをのせてゴマだれをかける予定。低温調理すると肉が赤いので最初ちょっと怖かったが、ちゃんと火は通っている。もも肉は火を入れすぎるとどうしても硬くなる。
米がない。
まったくないことはないが、母が知人からもらってなかなか減らずうちにまわってきた米は、長い間置かれていた為か、風味がおかしい。においが移ったのかも知れない。
そうそう米なんて捨てられないし、食べられないことはないので、カレーとかチャーハン用にしている。おかずと食べる用の米を買わなければいけない。
この前はじめてカレーライスでなくカレー丼を作ってみた。
出汁とスパイス、具は油あげ、しめじ、玉ねぎ、鶏。片栗粉でとろみをつける。
お昼にいい。
今お腹がすいている。
朝グラノーラを食べて、昼におにぎり一個で胃がカラ。
最近グラノーラブームがまたやってきた。セブンイレブンとかCGC、トップバリューなど試してやっぱりカルビーに勝るものはなかなかないことがわかった。