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流出雑記 

マミー51

2009年04月19日 | Weblog
母51歳誕生日
夕方仕事を終えてから晩ご飯を作りに行く。
末の妹も大学の授業を終えてから帰省。
真ん中の妹は店が終わってからケーキを作って持って帰ってくる予定。

煮魚メインの和食献立。
魚は焼くか味噌煮しか出来なかったが、鳥取で食べた煮魚がおいしかったので作れるようになりたいと思いコツを下調べ。
・霜降りすること
・煮汁は醤油1:みりん1:酒4:水4
・約10分中火で煮て火を止めしばらく放置すると味が染みる

今回は鰤を煮た。
それに里芋と豚バラの煮物、キャベツ味噌汁。

末の妹はサラダを作った。
かぼちゃとしめじ、ツナ、玉子入りサラダ。
コンロがひとつしかない下宿先で彼女は電子レンジを駆使して調理する数々の技を身につけていた。

8時前、ダーリンも到着しご飯。

煮魚うまくできた。他のものもおいしい。
食卓には母の母が作った塩昆布もあった。
母を生んだ人と母が生んだ人の作ったものを母は同時に食べている。

真ん中の妹もケーキと共に帰宅。

食事が済んで、食器を洗いコーヒーを入れてケーキにろうそくを立てる。
大きいろうそく5本、小さいの1本。

プレゼントの時計を母は喜んでくれたようだった。
ダーリンもプレゼントを用意してくれた。
ワイヤレスのマウスと腕の疲れないマウスパッド。両方とも赤。
母は40代初めまで専業主婦だったが、同居していた父方の祖母の介護がきっかけでヘルパーの資格を取り、今は介護福祉士としてバリバリ働いている。
職場ではパソコンでの書類作成がどうしても必要で、苦手ながらも教室に通ったりしてなんとかやっているらしい。
パソコンに関してわからないことはダーリンに聞くべしとなっている。
しかしマウスとは私には思いつかない贈り物。母は喜んでいた。

その後、4人乗りのラパンに無理無理5人で乗り込みスーパー銭湯に行く。
日曜の遅がけだったので空いていた。

唐辛子色の薬湯に皆で浸かっていたら末の妹だけ異様に発汗していた。
サウナや露天風呂に入ってカラカラになった後の炭酸のジュースはとても新鮮な液体のようだった。

高槻市から河原町までの阪急の中で思っていたこと

2009年04月19日 | Weblog
似たような顔の簡単な家が並ぶ
色とりどりのパンジーは肥沃なプランターで狂い咲き
風景は
葉桜
ヤマザクラ
葉桜

甘いものはありふれているがツツジを吸うことを習慣化する頃となりました

そんな折
蜜蜂は職場放棄
スーツ脱いで明日からどうする
脱いで稼げる命短し
非特権的身体
なんでもやっちゃうよ
とはならない
ならなくなった
身を慎んで
身を包む
梱包材が知らず知らずに食い込んで骨を歪める
でも大丈夫
これ以上もこれ以下もなく
今日も二足歩行に支障なし
ブーン
羽音

ラッシュアワーを尻目に
私は飛んで帰るよ

温室

2009年04月18日 | Weblog
昼下がりの二階は屋根が熱せられて温室のようになっている。
私はその部屋で本を読み、冷たいりんごを噛っている。サンふじ。

ダーリンは仕事で朝出かけた。

30分前に来客。
E君が車でビデオカメラを取りに来た。
我が家のチャイムは引っ越して来たときから既に壊れている。
ノックの音は空耳だと思ってりんごを噛っていたら携帯が鳴った。
E君は暑いっすねえと言った。
5分くらいで帰っていった。
見送りついでに日光消毒していた靴を回収。

猫はベッドサイドの椅子の上でのびて丸まって眠った。

隣の、社会に適応しない質らしい40代の息子は一日中音楽を聴いている。クラシックが多い。
音楽が止まる。
またはじまる。

太陽は西へ。

もうすぐ4時。
6時から仕事で5時には家を出る。
その前に、米をといでみそ汁を作ること。

身仕度はできている。
髪がのびた。


もうすぐ仕事に行く。
3時間働く。
ギャラをもらう。
それはこの家の家賃になる。
ちゃんと屋根があり、ガラスのはまっている窓の家にそういえば住んでいる。

洗濯物がよく乾く物干し。
今日はバスマットも洗った。

夕刊が届いた。

砂の日々さよなら

2009年04月14日 | Weblog
鳥取にて7時起床。
雨。

15日まで予備日としてあったが、雨では次の日も砂が濡れて撮れないので今日引き揚げることになる。
昨日の段階で今日の予報は90%雨だったので撮らなければいけないシーンは昨日で一応撮り終えてあった。

宿にて最後の朝食。
みそ汁、納豆、のり、鮭、サラダ、生卵。
納豆に卵を入れてご飯にかける人、生卵をとっておいて最後に卵かけごはんにする人 食べ方がいろいろ。
 
荷物をまとめて2台の車に積み込み、12時前に宿を出る。
出る前に、昨夜のアイスモナカのお金はちゃんと払った。

近くの展望レストランで昼食。
鳥取はカレー消費率の高い県らしい。それはこの県の名産品、らっきょうに由来する現象だろうか。
ここにもメニューに蔵出しカレーという興味深いこだわりカレーがあったが、どうも胃がカレーモードにならずホットサンドにして、他の人が注文したカレーのにおいを嗅いでやっぱりカレーにすればよかったと後悔する。
いつかダーリンと鳥取に来てここのカレーを食べようと思う。

道の駅に寄って買い物。
外では野菜、果物がたくさん並んでる。見慣れない山菜、竹刀くらいの長いも、きのこ類はスーパーにあるのより発育が良い。
あたご梨というふつうの梨2個分くらいの巨大梨が売っていたがそれは買わず、はるみという柑橘類を1袋買う。
店内ではらっきょうせんべいやら練り物やら佃煮、銘菓。
ダーリンと小梅はちくわが好きなので、棒に刺さった鯛ちくわというのと、岡山土産だったが草餅を買う。

京都への道中はずっと雨。
見慣れた風景になってきた。
4日前、京都を出た時は咲いていた桜がほとんど散って春が終わったようになっていた。
タイムスリップしてきたような気分。

家に着いたのは7時頃だった。
ダーリンは今日の昼に福岡で公演の為ちょうど入れ違いに旅立った。
玄関の植物は枯れていないので水をやってくれていたようだ。
ビオラが気味悪いほど咲いている。

玄関を開けると会いたかった小梅。
小梅は砂で白っぽくなった靴を嗅いでその後靴に体を擦り付けていた。

家の中はなんだかものすごく片付いていた。
コタツがしまわれている。
布団も干してくれたようでふかふかの布団で小梅と眠った。






砂の日々4

2009年04月13日 | Weblog
鳥取にて6時起床

今日は遠景を撮るため砂丘にできるだけ観光客の来ないうちに出ようということで、7時に宿を出発。
顔は映らないので髪やメイクはしなくてすみ、支度にもさほど時間はいらなかった。

7時半頃撮影はじめる。
カメラからかなり離れるので見えないように装着したトランシーバーで指示をもらう。
基本的に歩いているシーン。
一度、大きな砂の山を越えたらトランシーバーの電波が届かなくなった。
もうカメラには映っていないと思うけれど、OKの指示がない限り撮っているかもしれず、やり直しも厄介なのでひたすら歩いて無謀な砂の斜面をずり落ちながら登っていると、後ろからスタッフが追いかけてきた。

10時、いったん宿に戻り朝食。
2時まで休憩。
時間があったので同室のふたりと風呂に行き、砂を落として温泉に浸かる。
衣装を着けているとなんだか疲れるのでぎりぎりまで浴衣で部屋にいた。
テレビはワイドショー、春キャベツの蒸し煮の作り方などやっている。
12時過ぎ撮影開始を1時からに変更と連絡。
あわてて着替えなど済ませ、お弁当を食べる。今日の煮魚、鰹だろうか。美味。ポテトサラダには柚子胡椒が入っていた。

砂丘へ。
砂丘の中でも、緑化しかけている部分があり、背の低い麦のような植物が一面に生えて野原のようになっているところもある。
そこを歩くシーン。
素足なので麦の穂がちくちくする。

その後も色んなところに移動し歩くシーンを撮る。
なだらかに砂の広がっているところ、荒野のようにみえるところ、砂が黒っぽく固まって一見堅そうだが歩くと崩れるところ。
砂丘の中にも色んな表情があった。
からからになったハリセンボンが転がっていた。

出演者、スタッフ、全員日暮れ前まで歩き回ってなんとか撮影終了。

空腹の帰り道、今日の夕食は何か当てようと言いながら歩く。
昨日は虚をついて洋食だったから今日は和食か、鍋物か…。
あるいは中華とか、いやでもここでの中華にあまり期待はできぬ故また魚でいい、魚がいい。

宿に帰り着き衣装を脱ぐときの開放感。
夕食の時間になり食堂へ下りる。

甘酢のにおい。

エビチリ、青椒肉絲、春巻き、シュウマイ、冷やし中華が一同に会した皿、中央にライチが2粒。
別の皿に鯵フライ、スープ、ごはん付き。

とにかくお腹が空いていたのでそれぞれの味のクオリティーなど気にならず。
でも冷やし中華だけがどうにもいただけなかった。冷えてもいないしご飯もあるので主食なのかおかずなのかどうすればいいのか。

食後しばらくして、フロントの側で売っていたアイスモナカを買いに行った。
電気は消えていて、一応呼んだが誰も出て来ない。代金は明日払う事にしてアイスモナカを3つ失敬して部屋に戻る。

風呂に入る。少し日焼けしたように思う。
12時過ぎ寝る。





砂の日々3

2009年04月12日 | Weblog
鳥取にて6時頃起床。晴れ。

喉の痛みは治まっていた。

昨夜、朝風呂へ行こうと言って寝たが、同室のふたりは数分置きに鳴る携帯のアラーム音などまったく聞こえていないようで目覚める気配なし。
今日は日程の中で最もハードな撮影になると思われる。起こさないことにしてひとりで風呂へ。

私以外に誰もおらず大浴場は貸し切り。
2階なので大きな窓から砂丘は見えるが、旅館の駐車場も真下にある為窓の下半分には目隠しのシートが貼られている。なのでお湯に浸かりながら砂丘を見る事ができないが、朝日が入る湯船で浮いていると頭も冴えてきた。

この日の朝食はパンだった。
給食によくあったようなコッペパン2つ、サラダ、小さいオムレツ、ソーセージ、ハッシュドポテト、コーヒー付き。

食後部屋に戻り全身に日焼け止めを塗り、衣装を着けてメイクをしてもらう。
爪も付けた。あらゆる動作が不自由でトイレに行くのも億劫。
午前中から砂丘に出る予定だったが、ロケハンに時間がかかったらしく結局午後まで待機になった。
身支度以外何もしていないがお昼のお弁当が運ばれて来た。
今日はニシンの煮付け、見た事のない海藻の和え物、だし巻きなど。
やっぱりここは魚がおいしいですねえとスタッフの人たちと話しつつ食べる。スタッフは女性が多くほぼ同年代。

その後、砂丘へ。
主に踊っているシーンの撮影。

砂丘での困難は、一度足跡をつけて荒らしてしまうとまた別の足跡のないところを探さなければならないこと、数分動き続けるだけで思うより疲労すること、移動は砂の中を機材、その他すべてを人力で運ばなければならないこと など。
トイレが近くに無く、行って帰るのに1時間近くかかってしまう。一度茂みで用を足したが思っていたより難しくなかった。

出演者5人のうちひとりは70代くらいの女性がいて、彼女はマダムと呼ばれている。
マダムは普段からとてもお洒落でヨコハマメリーをパンキッシュにしたような雰囲気。髪は金髪のベリーショート、たくさんのアクセサリーをつけていつも煙草を吸っている。
腰の曲がり方も似ていて、いつもはカートを押しながらの歩行だが、砂丘では砂丘用車いすを借りてそれで移動する。
しかしカメラが回っている時に歩いたり踊ったりするときは何の支えもない。
昔ダンスをしていたというマダムは足下はあまり動かなくても上半身、手の表現で魅せる。私でも疲労を感じるロケ中しんどそうにしていてもそれを一度も口に出さなかった。

この日も日没前まで撮影し、6時半に宿に戻った。

ロビーでふとマダムとふたりになったときマダムはヒストリーを少し語ってくれた。
生まれは神戸で、ドイツ人で医者の男性と結婚しドイツに住んでいたらしい。
数年前に夫に先立たれ帰国して今は大阪に住んでいるそう。

昨日と同じような感じでメイクだけ落とし夕食へ。
この宿は従業員が2名と少なく、特に食事の時間を遅くしたりというのが都合により出来ないらしく、毎日朝食は7時半、夕食は7時でないといけなかった。

この日の夕食は海老フライ、ハンバーグなどの洋食。大人お子様ランチという感じ。
異様な満足感。

マダムの撮影シーンは終わり、今夜マダムは大阪へ帰る。
マダムは歌手だったこともあるらしく、ジャズやブルースを歌っていたそう。
食堂で少し歌ってくれた。
好きだと言う美空ひばりのりんご追分と英語の歌を少し。
まるで合宿所のような食堂に違う世界から低音の深い歌声が響いた。
一気にジャズバーなんかのホールへ引きずり込まれたようにうっとりと聞き惚れた。
ちょっと涙が出そうになる。

マダムは専属のタクシー運転手と大阪へ帰って行った。
ヤクザの親分の見送りのように全員宿の前に並んでマダムを見送った。

風呂に行き、ホットレモンを飲みちょっと話して12時前にくたっと眠る。







砂の日々2

2009年04月11日 | Weblog
1時前に就寝、外が明るくて6時前に目が覚める。
雲ひとつない晴天。

喉の痛みはまだ少しあった。
朝風呂に入りたかったが、体力温存の為今日はやめておく。

7時半朝食。
白いごはん、みそ汁、のり、煮魚、菜の花のおひたし。
旅館の朝ご飯はうれしい。

朝食後、砂丘でロケハン。
観光客の来ない、踏み荒らされていないポイントを探す。
人の来ない所までは砂の中を30分くらい歩かねばならなかった。
砂丘なのでもちろん日陰もなく、夏日のような日照りと砂の足場に体力は吸い取られる様。
いったん宿に戻り、今日到着の出演者と合流し昼食。
鳥取の料理屋さんのお弁当だった。
なんの魚かわからなかったが、鰆ではない白身魚の煮付けやホタルイカのぬたなどどれも美味。
海が近いからか、魚介がおいしい。

食後、衣装を着け再度砂丘へ。
昼過ぎ、気温は午前中より上がっている。
撮影初日の今日はいろいろ試し撮り。
5時過ぎ日が落ちてくると海からの風に吹かれてほとんど水着のような露出の体がどんどん冷える。
6時半、宿に戻る。
夕食は7時なので急いで風呂に行き、メイクと裸足で歩き回った砂の足を洗い、温泉は後でゆっくりたのしむ事にしてとりあえず湯通しする程度に浸かる。それでも冷えきった体はほどけた。

夕食は焼き魚たぶん鯵、天ぷら、お刺身、固形燃料でぐつぐつ煮えているすき焼き風の甘辛い豚肉と野菜など。
動き回ったのでごはんがおいしい。今日は3食魚だがやっぱりおいしい。

食後しばらく休んでお風呂。
旅館に置いてあるボディーソープ、リンスインシャンプーで皆同じにおいの髪になる。

部屋に戻り同室の3人で雑談。
ふたりは大学の2年後輩のダンサー。女子的話題をし、12時前にふとんに入る。
始発の電車で京都からやって来たふたりは眠かったらしくすぐに寝息をたてはじめた。

私はほとんど一日中太陽の下にいたせいで体が火照ってなかなか寝付かれない。
電気を消して静かになると際立つ旅館の畳の部屋のにおい。ぱりっとしたシーツの肌触り、重い布団が好きな私には軽すぎる羽毛の掛け布団。
膝を立てて足の裏を敷き布団におくと、足の輪郭に沿ってさらさらと布団の中に足が沈んでいく砂の感触がリアルによみがえった。

砂の日々1

2009年04月10日 | Weblog
6時半起床
今日から映像作品のロケで鳥取に行く。

熱はないが一昨日からの喉の炎症収まらず不調。
生姜紅茶を飲んだらちょっと気持ち悪くなり嫌な予感がしたので、普段なら風邪程度では行かないが午前中病院に行く。ダーリンついてきてくれる。
やたらと待たされて診てくれたのは研修医のような若い女性。
今日から鳥取に出張で悪化すると困ると伝える。
喉もさほど腫れていないしただの風邪だと思います、もし喉が絞まるように腫れていると感じたら、鳥取で病院に行ってくださいと言われる。スケジュール的にだろうと思う。
抗生物質、解熱剤、トローチ等処方してもらい旅行用荷物に装備。

ドラッグストアで買った高麗人参栄養ドリンクを飲んで午後、車で鳥取へ向かう。

高速を降りると雲一つ無い水色の空に山の黒々としたラインが入りその下に広がる田畑の中にゆったりと家が建っている風景。
眠って目を覚ますと日の入り前のオレンジ。

車に揺られて5時間あまり。
夜、砂丘の目の前の宿に着く。
荷物を降ろして夕食。

我々10名の他には60代くらいの4名以外客はなく食堂はがらんとしている。
この宿、従業員は女将さんとその息子のふたり。
夕食カニすきだった。

大浴場は温泉で24時間入れる。
部屋は和室。明日到着予定の出演者と相部屋になるが今夜は12畳の部屋にひとり。
布団を敷くと広すぎて贅沢というより貧相な感じに。
テレビのリモコンには20までチャンネルのボタンがあるが、映るのは4つくらい。それも砂の混じったような砂丘らしい映り具合。
保湿マスクをし朝早いので12時過ぎにさっさと寝る。

桜咲いてる

2009年04月08日 | Weblog
なんだか月日が流れていた。
桜の京の華やぎの中、昨夜は仕事のあと恒例の花見会に誘っていただき円山公園で夜桜見物。

移動途中に四条大橋を渡りながら聞いた前を歩いていた見知らぬ男女の会話。
「私の友達に漫画家の人がいるんですけどね。最初はウスタソースケっていうペンネームだったんですけど、なんか担当の人が間違ってウスタキョースケだと思い込んで、そのまま間違えたペンネーム付いちゃった人がいます。」

そういうことだった らしい うすた京介。

そういえば先日初めてマンガ喫茶に行ってみた。
3時間ほどで『ブッダ』を4巻まで読んだ。
シッダールタは旅立とうとしていたけれど読み疲れた。
 
丸山公園のしだれ桜は去年より目に見えて老いていた。
枝の先の方にはもう生気が行き届いてないらしい。木にも寿命があるのだ。なんとも言えない執念のような花盛りの迫力。
いろんな屋台からの食べ物のにおい。中でもベピーカステラの甘いにおいは際立っていいけれど食べてみるとどうってことない と私は思う。
円山公園の桜の下でおでんなど、ちょっと飲んでから先斗町の料理屋さんへ。
ようおこしやすと恰幅の良い女将さんが迎えてくれる。
たけのこの木の芽和え、ホタルイカ、そら豆など春のものをいただく。どれもやたらと美味。

翌日喉が痛くて目が覚める。
明後日から映像作品のロケで5日間鳥取へ行く。
何があっても風邪ひけない。
紅茶に黒砂糖と生姜をたくさん擦って入れる。ルル。喉スプレー。ローズマリーオイルを熱湯に落として吸入。
思いつく限りの喉に良い事をする。

午後、妹と三条で会う。マスク着用。
今月母の誕生日なのでプレゼントを買う。時計、白いアディダス。

夕方我が家でダーリン作ペスカトーレを3人で食べる。いつもは冷凍のシーフードミックスだが今日はしっぽ付きのエビ入り。
パスタソースは彼が作るとパスタと絡めたときの塩加減がちょうど良くおいしい。
多いだろうと思いながら500グラムのパスタを茹でたが完食。