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流出雑記 

大阪疾走

2007年11月30日 | Weblog
今日は6時半から大阪で仕事。
前の晩は舞台のことなどを遅くまで語り、やっぱ夜更かしはいいなあ。
朝はゆっくり起きて絵を描いたり子梅とナンバーガールで踊ったり角煮作ったりプリン作ったりして夕方早めに家をでた。
出町柳から京阪で天満橋まで行って谷町線に乗り換える。
天満橋が人でごったがえしていたので何かしらと思ったら、谷町線で人身事故だった。
どうやらすぐには電車動かなさそう。
その時6時。乗り換えのアナウンスがややこしい。

谷町9丁目まで3駅。

私は自力を信じた。

つまり谷町筋をまっすぐ行けばいいだけやから迷うことはない。
いざとなればタクシーを使えばいいし。

これから飲みにあるいは帰宅するお勤め人達と飲食店のネオンが眩しい大阪の街を走りだした。
信号が長いのでよくひっかかる。谷町4丁目を過ぎ6丁目を過ぎ、コートが暑い。
あと6分で6時半。9丁目が見えた。
滑り込みセーフ。
全身に汗をかいたのは久しぶり。
アクエリアスがおいしかった。

やどかり生活

2007年11月22日 | Weblog
果たして私は恒温動物であっただろうか。
体温の低下に伴いすべての気力が奪われ眠気に変わり10時間くらい寝てしまう。
朝から仕事の日は辛うじて起きるがそうでないと連日こたつで就寝。
いけません。そんな訳で前髪を切りました。

最近の中毒はココア。一日一杯は飲んでいる。
普通の量の倍のココアで作る。最後に少しバターを溶かすとおいしくなる。バンホーテンがなくなったので異様に安いインペリアルというココアパウダーを買ってみた。ところがこれで作るとなんか薄い。なにが違うのか調べてみると、ココアバターの含有量が少なかったのでした。これをおいしくするには濃いミルクを使うか、クリームを足す・・結局不経済ではないか。

久々にミカレーを作りました。ミカレーとは私が作ったルーを使わないカレーのことであります。
ニンニク、生姜、玉葱、林檎、ホールトマト、手羽元、ヨーグルト、豆腐、レーズン、バナナなどを使い、黒っぽい調味料たちとスパイスでバランスをとる。
カレーとはつまり調和のとれた混沌である。
甘味がベースにありそれを引き締める酸味、塩気、苦み、それにスパイス。
まろやかさをだすのにピーナッツバターなども活躍する。
煮る前にカレー粉とヨーグルトを混ぜたものに手羽元を漬けておくと肉が骨からほろっと外れやすくやわらかくなる。鳥はぶつ切りとか手羽など骨のついているもののほうがおいしくできる。
よく炒めた玉葱のみじん切り以外はみんなミキサーでペーストにするので具らしい具は鳥のみ。

読んだだけではほんまにおいしいんかと思われそうですけどねー。

こたつからでられないー。

すじー

2007年11月05日 | Weblog
食欲の秋です。
赤玉でアップルクランブルを作る。ほんとはアップルパイが食べたかったが、おやつに間に合わないので見送った。
火を通したとき他の林檎にはないきめ細かくとろんとした舌触り。あつあつをクランブルのかりかりと一緒に口に入れる。おいしーい。
今日は晩ご飯にすごく牛すじとこんにゃく煮が食べたくなった。
屋台で出るお酒のアテになりそうなこってりしたやつ。夕方すじを求めて小雨の中買い物へ。
一軒目のスーパーに今日はすじが出てなかった。
二件目には調理済みのものしかなく、三件目には100グラムが1パックしかない。たくさんつくって二日三日経つごとにおいしくなるのを楽しみたいので足りない。
四件目にはありましたありました。国産とオーストラリア産それぞれ2パック。グラムの値段は一緒だがオージーの方が量が多かったので今日はそっちに。
こんにゃくも買いダッシュで帰宅。
まずふたつの鍋にお湯を沸かす。
その間にこんにゃくをちぎり塩をもみ込んでおく。すじとこんにゃくそれぞれ茹でこぼす。すじを食べやすい大きさに切り 圧力鍋に酒・醤油・砂糖・生姜・材料がかぶるくらいの水を入れ20分加圧。そのあと味噌を加えてちょっと煮て火を止める。味は温度が下がっていく時にしみるらしい。
おいしそうにてりてりしています。
ねぎをたっぷりのせて はよ食べたい。

一握の

2007年11月04日 | Weblog
意図を笑い飛ばすものに遭遇する
絡まってなんだかわからないものに打ちのめされる美しさを見る
そういうもののおかげで生き長らえてきた

私の手は予感のようなものに触る
これといってなんでもないもの
そんなものばかりまとわりついている
それを役立つものにしようとする しかしそんな力をかけたとたんに消え去ってしまうような思いがいつもある
補強材や保留剤も必要か
努力がたりないのか
可視出来るものとして提出するには危うく、だからといって温存しておいてなんになろう

あの、 私

とりあえず立つ
何かによってではなく
この身体をともなって

これは抽出することへの怠惰か


そこまで声に出して あとは黙った
挙手
何がいいたいということでもなく息をしている

誰か
と思う。
それだけは間違いなく

どこか
方角さえ決まれば
はじまることができる
だから方角を
デタラメなほうがいい
どこかへ連れていってください
そんなかたちで身投げ
処世の法
希み

またずいぶんと身勝手な

手には血豆

2007年11月02日 | Weblog
金曜の花屋は忙しい。
市場からたくさん花が来る。箱の中から次々といろんな色かたちが出てくる。
桔梗、菊、りんどう、紅葉、ばら、トリカブト、山梨、烏瓜、マユミ、椿など。
後はひたすら葉や棘の処理、湯上げ、焼き上げ。鋏が下手。
菊の背筋が伸びるようなきりっとした香りが立ちこめる。
ダイアモンドリリーの細かい粒子のラメを施したような花びら、白、白地に淵がピンク、赤
朱に桃色を足して少しくすませた感じの色が一番好き。
黒蝶という深い赤の鑞で作った造花に見える大輪のダリア、明るいバイオレットのアンスリューム。
店内もストッカーも花でいっぱいになる。
アレンジメント作るのさぞかし楽しかろう。

8時間が体感4時間の早さで過ぎ去った。

疲れたけれど心地よい。
今夜は冷えるので今期初鍋を。白菜と豚肉の鍋です。
昆布と白菜と豚肉を重ねて酒と塩をふり、白菜からでる水分で15分ほど蒸し煮にしてポン酢でいただきます。飽きたらゴマだれで。最後に雑炊。
デザートに一山500円の早生みかんを買ってみた。198円とはどう違うのでしょう。わくわく。

ふつうのこと

2007年11月01日 | Weblog
ダーリンが無事帰国し、献立を考える意欲が復活。
ひとりの5日間の食事を思い出すと、シリアルとかインスタントスープとか納豆とかそんな日々だった。
それとなぜか生の無花果が欲しくなり、1日に2つは食べていた。
今日の晩ご飯は、鶏肉と大根の煮物。鷹の爪が入っている。かぼちゃのシェパーズパイ風。ニラ玉汁。
旅行疲れから風邪気味のダーリンのために食後は生姜をたくさん入れたチャイ。
こたつでごはんを食べながら、適当なテレビが付いていて、小梅はおかずを狙ったり諦めて指定席のダーリンの膝の上でうとうとしたりしている。
あー これは間違いなく幸せです。  
私もうひとりで暮らせないやろうな。暮らせたとしても詰まらんしさびしい。

明日は花屋です。
明日学校嫌やなという中学生くらいの心境が甦ってくる。
望んで始めたことだし、嫌々ではないのだが、モデルの仕事の方が向いているのだと思う。
私にとって変な無理を強いるところが無い。集中できて気ままで居れる。
花屋でひたすら掃除するのはなんら苦痛ではないが、社長の機嫌だとか気を使うことが多いのと、手持ち無沙汰の過ごし方とまだ不慣れなことが多いのが憂鬱なのだと思う。
しかたないのか こういうのは。   でも最近引き際のことばかり考える。 

行ってしまえばどうってことないという感じもあるし。
だから、最善を尽くすべく早寝しよう。