昨夜、寝付いて1時間後くらいに目が覚めた。
時々なる「腕がふわふわする状態」になっていた。ふわふわというとどちらかというと気持ちのいい感じに聞こえるが、このふわふわはそうではない。だるいとむずむずするというか、力が入らず、どういう体勢になっても落ち着かない不快感がある。痛いと痒いとかそういうビビッドなものでなくて、なんて言ったらいいのかちょっと困るようなぼやけた感じで、でも不快であることは間違いない。体温か血圧が下がりすぎたりするのだろうか。でも思い返すと生理前になることが多い気がする。鉄分不足かも知れない。この感じはなんなのか、他にもこういうふうになる人はいるのかと半分閉じた目で 腕がふわふわする 寝られない と枕もとの携帯で検索してみたところ、『むずむず脚症候群』という病名がヒットした。読んでみると似たところもあるけど症状はもっと激しそうだった。しばらく寝返りを繰り返しているうちにいつの間にか眠って朝がきた。
晴れ。
居間のうたた寝用毛布とバスマット洗う。
シリアルを食べていたら、注文していた保坂和志の本がポストに投函される。押し麦でグラノーラが出来ないかと1カップ分実験してみた。フライパンに押し麦と同量の水を入れ、茹でる。すぐに押し麦が水分を全部吸収するので、そこに少し油を注ぎぱらっとするまで炒め、ココナッツパウダーと砂糖を溶かした水を入れて絡め、香ばしくなるまでそのまま炒る。炒って冷ましたものを食べてみた。普通のグラノーラに入っているのはオートミールで、押し麦も材料は同じだが、だいぶ歯ごたえがあり、ちょっと乾飯を思わせる。
夫の昼食。昨日はパンに目玉焼きをのせたので、今日は違ったおもむきでと、卵を2個割り牛乳を注いで塩コショウして、その中に食パン2枚を浸らせる。卵液を全部吸ったら1枚にチーズとツナサラダをのせて挟んでバターを落としたフライパンで両面焼くとクロックムッシュのようなものになる。
午後から仕事。帽子を被って自転車に乗ると飛んでいくのは分かっているので、あらかじめピンで帽子と髪をとめてみたがだめだった。今日も母校で仕事だが、彫刻科ではなく、1年生のクロッキー。4月に高校生になった1年生のおそらく大半にとってはじめての裸婦クロッキーになる。毎年、この仕事を受けるのが好きだ。生徒さんたちにとっては学校の、勉強の一環なのだが、人体を描くおもしろさを伝えられる仕事をしたいとこっちも懸命にやる。
帰り道、鴨川沿いの道でハルジオンの蕾を摘んだ。おひたしにしてみたい。
月末なので食費がほぼないが米がないとどうしようもないので米を買い、もやしと豚肉をかった。
ハルジオンを洗って茹でて水にさらす。だし醤油とごまで和えてみたけど、なんとなく食べにくいので、細かく刻んで、炒め、酒と味噌を入れてふきのとう味噌的なものにした。春菊に似た香りと甘辛い味噌味はあう。
毛布を取り込んで置くとすぐに小麦がその上に座る。猫は新しい敷物が好きらしい。
宅配便を受け取る。
6時にテレビの修理の人が来て、テレビの裏を開け、ファンを交換してくれた。今回のは電気系統の故障ではなくて、ファンに埃が挟まって動きが悪くなり冷却が効かなくなって故障するのを防ぐ為にスイッチをいれても消えるようになっていたらしい。
夕食 もやしニラ豚生姜炒め、ちくわピーマン、えのきほうれん草みそ汁、キャベツ漬け物、ハルジオン味噌。
夕食後、宅配便で届いた炭酸を作るやつを開けて、そのために冷やしておいた水で試運転をしてみた。ライフルの弾みたいなカートリッジをセットして、1回で1ℓの炭酸水ができる。説明書通りの手順を踏んで30秒待って、ボトルの中の水が炭酸水になっている気配がないので大丈夫なのかと思っていが、蓋を開けたら泡がたくさん上がってきた。
試飲。しっかり炭酸水になっていた。これはすごいとはしゃぎ、もういつ夏が来てもいいと思った。