梅雨入りと聞いて雨靴を買った。今月何かと物入り、だったかどうか、札入れが無人になっている。
仕事のあと直接行く夜の稽古の前に買ってしまうコンビニのおにぎりや電車賃など一日の大した事ないような出費のしわ寄せが月末にひびく。
雨に耐えうる靴を持っていなかったので、雨の日は濡れてもいい底の薄いスニーカーを履いていた。乾くのは早いが雨が染みるのも早い。濡れた靴下の不快さを梅雨の間中連れて歩くのは嫌である。
ゴムの靴であってもピンキリで一万円以上するおしゃれな長靴なんていうのもあるが、当然そんなものは買えない。出来るだけ安くて履くのが嫌でない雨靴が見つかりそうな店はどこか。
見当はついていた。イズミヤだ。
ミセスの衣料品や安っぽくてどうしようもない靴や鞄に紛れてときどき掘出し物が見つかったりするのがイズミヤ。こういうどうしようもないところで心を射止められてしまう買い物には、藤井大丸の好きな店で的を得たものをもとめるショッピングにはない喜ばしさがある。それに安い。
今回その嗅覚は見事にあたり、それなりの雑貨屋に置いとけば3000円で売れますよと言ってあげたい雨靴1980円をゲットしたのだった。
買った翌日さっそく雨模様。それを履いて仕事に出た。地下鉄の構内を歩いているとき、何かが気になって後ろを振り返った。左足首のところに1980円と書いてある値札がぺらぺら足にあたっていたのだった。
それにしても靴下が濡れないということはこんなにも快適なことだったか。こんなことならもっと早く買えば良かった。
午後から大阪で仕事をして、夕方伊丹、アイホールへ向かう。ままごとの『わが星』を観に。
開演は19時だったが18時前に伊丹に着いた。雨の中開場前なのに人が並んでいる。前売は完売、僅かな当日券をもとめる人の列だった。そのなかに友人も3人並んでいた。
待ち合わせしていた夫がやってきた。少し時間があったのですぐ近くのイオンモールへ行って、気になっていた四角いみたらしだんごを1本ずつ買った。餡がちょっと甘すぎる。
この頃みたらしだんごを食べたくなることが多い。スーパーで売ってる3本100円くらいのでもうれしい。
開場時間にアイホールに戻る。
客席に囲まれた中央に丸くて白いアクティングエリアがある。開演時間が近づいた頃、斜め前に座った女性はおそらく俳優だと思っていたらそうだった。そのほか数人の俳優が客席のなかに紛れ込んでいた。
長くなりそうなので内容は別に書く。
終わったあとの拍手には心を込めた。そういう心境になる出来の作品だった。
帰りは月山そばに寄った。白いそばに熱い鶏入りの出汁をつけて食べるつけ麺。麺の量が4段階になっていて小盛りがくのいち、普通が侍、大盛りは忘れた、特盛りが達磨大師という名前。
侍と達磨大師を注文。
観劇×2人分=6000、伊丹までの往復交通費×2人分=2800、みたらしだんご×2本=160、缶コーヒー×2本=440、晩ご飯=1800
等の出費により昼のギャラは消し飛んで札入れはまた無人に戻るのだった。
仕事のあと直接行く夜の稽古の前に買ってしまうコンビニのおにぎりや電車賃など一日の大した事ないような出費のしわ寄せが月末にひびく。
雨に耐えうる靴を持っていなかったので、雨の日は濡れてもいい底の薄いスニーカーを履いていた。乾くのは早いが雨が染みるのも早い。濡れた靴下の不快さを梅雨の間中連れて歩くのは嫌である。
ゴムの靴であってもピンキリで一万円以上するおしゃれな長靴なんていうのもあるが、当然そんなものは買えない。出来るだけ安くて履くのが嫌でない雨靴が見つかりそうな店はどこか。
見当はついていた。イズミヤだ。
ミセスの衣料品や安っぽくてどうしようもない靴や鞄に紛れてときどき掘出し物が見つかったりするのがイズミヤ。こういうどうしようもないところで心を射止められてしまう買い物には、藤井大丸の好きな店で的を得たものをもとめるショッピングにはない喜ばしさがある。それに安い。
今回その嗅覚は見事にあたり、それなりの雑貨屋に置いとけば3000円で売れますよと言ってあげたい雨靴1980円をゲットしたのだった。
買った翌日さっそく雨模様。それを履いて仕事に出た。地下鉄の構内を歩いているとき、何かが気になって後ろを振り返った。左足首のところに1980円と書いてある値札がぺらぺら足にあたっていたのだった。
それにしても靴下が濡れないということはこんなにも快適なことだったか。こんなことならもっと早く買えば良かった。
午後から大阪で仕事をして、夕方伊丹、アイホールへ向かう。ままごとの『わが星』を観に。
開演は19時だったが18時前に伊丹に着いた。雨の中開場前なのに人が並んでいる。前売は完売、僅かな当日券をもとめる人の列だった。そのなかに友人も3人並んでいた。
待ち合わせしていた夫がやってきた。少し時間があったのですぐ近くのイオンモールへ行って、気になっていた四角いみたらしだんごを1本ずつ買った。餡がちょっと甘すぎる。
この頃みたらしだんごを食べたくなることが多い。スーパーで売ってる3本100円くらいのでもうれしい。
開場時間にアイホールに戻る。
客席に囲まれた中央に丸くて白いアクティングエリアがある。開演時間が近づいた頃、斜め前に座った女性はおそらく俳優だと思っていたらそうだった。そのほか数人の俳優が客席のなかに紛れ込んでいた。
長くなりそうなので内容は別に書く。
終わったあとの拍手には心を込めた。そういう心境になる出来の作品だった。
帰りは月山そばに寄った。白いそばに熱い鶏入りの出汁をつけて食べるつけ麺。麺の量が4段階になっていて小盛りがくのいち、普通が侍、大盛りは忘れた、特盛りが達磨大師という名前。
侍と達磨大師を注文。
観劇×2人分=6000、伊丹までの往復交通費×2人分=2800、みたらしだんご×2本=160、缶コーヒー×2本=440、晩ご飯=1800
等の出費により昼のギャラは消し飛んで札入れはまた無人に戻るのだった。