今週の火曜あたりから小豆の具合が今までにないくらい悪化していた。
5歩もあるくとぱたんと倒れてしまい、トイレまで行けなくて部屋のあちこちを濡らす。目の前に水の器を持っていくとふらつきながら頭を持ち上げてほんの少し飲むがまたすぐ寝そべってしまう。何より食欲がまったくない。
獣医さんで血液検査をしてもらうと、もともと悪かった腎臓に関わる数値はほとんど正常値だった。そうすると考えられるのは脳の方に何かしら原因があるかも知れないと言われる。もしその原因をつきとめようとするなら、大きな病院に行ってCTを撮ったり精密検査を受けなければいけないが、そのためには全身麻酔が必要になる。この衰弱した体でそれはもう不可能に近い。
脳の方に原因があると予測して、それに効果のあるステロイド剤と数値が低めだったカリウム、抗生物質等の点滴をしてもらって帰宅。
帰ってきてもぐったりしている。どういう姿勢でもしんどいのか、しょちゅう起き上がってよたよたと床の冷たいところに移動しては倒れる。小さい頭蓋骨が床にあたるこつんという音を何度も聞いた。玄関のコンクリートの上でおしっこをしてしまい、そのままおしりからしっぽがびしょびしょになった。猫はきれい好きで体が汚れるのを嫌う。小豆は特に用を足した後、汚れていない部分のトイレの砂さえ踏まないように縁をつたって出るような子なのに。
心の準備という言葉が浮かぶが、なにをどう準備すればいいのかわからない。
もう小豆は2階に上がってきて朝起こしてくれたり、ごはーんごはーんとなくことがないのか、そういうことばかりがよぎって、そんな心の準備には手がつけらず散らかる一方だった。
しかし翌日、昨日と比べれば体調は驚く程よくなった。台所の方へ行くとごはーんとなき、食欲も戻っている。薬がうまく効いてくれたらしい。持ち直すとはこのことかと思った。
今は点滴はやめて錠剤の薬をもらって飲んでいる。
悪化する前と同じように過ごせる程回復した。一週間でこの変化。
5歩も歩けなかったのが2階に上がって来てこれるようになった。ごはんもがつがつ食べている。膝にのってきて喉を鳴らす。その振動がとてつもなくいとしい。
さび柄の小豆は写真でとっても顔がよくわからないことが多いのだが、ようやくうまくとれた一枚。でもなぜか逆さまになっている。
5歩もあるくとぱたんと倒れてしまい、トイレまで行けなくて部屋のあちこちを濡らす。目の前に水の器を持っていくとふらつきながら頭を持ち上げてほんの少し飲むがまたすぐ寝そべってしまう。何より食欲がまったくない。
獣医さんで血液検査をしてもらうと、もともと悪かった腎臓に関わる数値はほとんど正常値だった。そうすると考えられるのは脳の方に何かしら原因があるかも知れないと言われる。もしその原因をつきとめようとするなら、大きな病院に行ってCTを撮ったり精密検査を受けなければいけないが、そのためには全身麻酔が必要になる。この衰弱した体でそれはもう不可能に近い。
脳の方に原因があると予測して、それに効果のあるステロイド剤と数値が低めだったカリウム、抗生物質等の点滴をしてもらって帰宅。
帰ってきてもぐったりしている。どういう姿勢でもしんどいのか、しょちゅう起き上がってよたよたと床の冷たいところに移動しては倒れる。小さい頭蓋骨が床にあたるこつんという音を何度も聞いた。玄関のコンクリートの上でおしっこをしてしまい、そのままおしりからしっぽがびしょびしょになった。猫はきれい好きで体が汚れるのを嫌う。小豆は特に用を足した後、汚れていない部分のトイレの砂さえ踏まないように縁をつたって出るような子なのに。
心の準備という言葉が浮かぶが、なにをどう準備すればいいのかわからない。
もう小豆は2階に上がってきて朝起こしてくれたり、ごはーんごはーんとなくことがないのか、そういうことばかりがよぎって、そんな心の準備には手がつけらず散らかる一方だった。
しかし翌日、昨日と比べれば体調は驚く程よくなった。台所の方へ行くとごはーんとなき、食欲も戻っている。薬がうまく効いてくれたらしい。持ち直すとはこのことかと思った。
今は点滴はやめて錠剤の薬をもらって飲んでいる。
悪化する前と同じように過ごせる程回復した。一週間でこの変化。
5歩も歩けなかったのが2階に上がって来てこれるようになった。ごはんもがつがつ食べている。膝にのってきて喉を鳴らす。その振動がとてつもなくいとしい。
さび柄の小豆は写真でとっても顔がよくわからないことが多いのだが、ようやくうまくとれた一枚。でもなぜか逆さまになっている。