goo blog サービス終了のお知らせ 

figromage

流出雑記 

2014/5/8

2014年05月08日 | Weblog

晴れ。固定ポーズ6日間後半戦。朝、自転車で通る道である角を曲がると必ずばらのにおいがするところがある。その角にある家の庭からだ。今日の缶コーヒー ボス コロンビアトラディショナルブレンド。

右足に重心のかかる立ちポーズで、左手を背中にまわし手の甲を腰骨のあたりに置いているが、この何でもない腕のかたちを20分維持すると、必然的にやや前に押し出される肩の裏、肩甲骨の付け根と言ったらいいのか、そのあたりが痛くなる。首は右の肩が視界に入るくらいの角度で右下に傾け、視線は床。アトリエの黒っぽい木の床には白い絵の具が点々と付いている。他の色も時々あるがほとんどが白。視点を決めているのは右斜め上に赤があり、その下にある金色の点。モデル台から床を見ていると、星座のようにも時々見える。犬が星見た、という武田百合子のエッセイのタイトルをふと思い出した。武田百合子のなかで唯一まだ読んでいない。

描いている人の中で実際のデッサンの横に骨格を描いている人がいる。その人は木炭を持つ右手にいつも白い手袋をしている。

仕事を終えて帰りにはっぴいえんどが聞きたくなって、youtubeで探して聞きながら帰る。昨日読んだ浅野いにおの漫画のせいだ。

ピーマンとパプリカとにんにくとバターを買ってうちへ帰る坂を上がっていたら、夫にバイクで抜かされた。夫は一度バンザイをした。朝、家を出る時はまだ気温が上がりきっていないので、モッズコートに薄手のストールを巻いて出るが、午後に帰る道ですれ違う人たちは皆、羽織るものといったらカーディガンくらいの薄着なことに気付いた。

お昼を済ませ夫は仕事に戻り、洗い物を片付けていちごジャムでパウンドケーキを焼いた。残り少なくなっていたココアを生地の3分の1くらいとって混ぜマーブルにしたつもりだが、切ってみるまでマーブル模様になっているかどうかわからない。

モッズコートを洗い、洗濯物を入れてたたみ、ヨーグルトを培養し、花に水。八重の紫陽花の小さい蕾が出て来た。2年前にホームセンタで花が終わったあと半額で売られていた小さい苗だったが今年は立派な大苗になった。もともとはピンクよりの色だったけれど、青に咲かせたかったので青色が咲く肥料をあげていたら、去年は赤紫のグラデーションの花になった。今年は何色に咲くだろう。モッコウバラはもう散り際。木香と書くけれど強いにおいはしない。散り際にフェニールエチルアルコールという薄いばらのにおいの香料を思わせるくらいささやかなかおりがする。

こたつ布団を片付けようかどうするかちょっと悩んで保留にした。

昨日ハーブソルトを擦り込んだ豚肉を使ってパエリアのようなものにしようと思う。