連休中続いていた晴れから久々の曇天。
今朝は同じ時間に起きた。9時半に家を出て仕事場に着くのが昼なので、おにぎりを持っていく。夫が先に家を出た。
仕事場まで長い電車の旅。寝て乗り越しそうになるので乗り換え駅につく5分前に目覚ましをセットしている。夫はお昼ごはんを食べに家に帰ってくるので、昼前に炊飯器にごはんが保温されていることをメールしておく。昨日は近くのスーパーでとんかつを1枚買って帰って来た。玉ねぎを切り、甘辛いだしで煮て卵でとじてごはんにのせ、その上にとんかつをのせて自分でカツ丼を作っていた。
いつも通りに仕事を終えて帰る頃には予報通り雨が降っていた。7時過ぎ帰宅。夫はまだだった。炊飯器が保温されたままになっていた。台所にも何か作った形跡がないのでどうも今日の昼は戻ってこられなかったらしい。仕事が長引いたりして休憩時間があまりないときは帰ってこないで外でお昼をとる。そういう日がたまにある。
夫はだいたい7時までに帰ってくるが、ちょっと遅くなるとメールがあったのでゆっくり夕食の準備をはじめた。といっても豚汁ととふろふき大根、大根にのせるネギ味噌を昨日の晩に作っておいたのでそれを温めるのと、完熟のアボカドがあるのでそれをわさび醤油で食べるのにスライスする、しろ菜と厚揚げと竹輪を炒めるくらいなのですぐできる。
7時半過ぎに夫帰宅。雨用装備を脱いで一息ついたときおもむろにある告白があった。
心配すると思ったから連絡しなかったけど、から始まり、実は今日事故にあったと言い出した。バイクで配達中、交差点で3tトラックとぶつかったという。言われるまでそんなことがあったとは微塵も思わないほど見たところ怪我はない。外傷はなくても頭など打ってないかと聞くと、どうも大丈夫らしかった。
事故現場を携帯で撮ったのを見せてもらったが、バイクは横倒しになり、タイヤの方がトラックのバンパーのところにややめり込んでいた。この状況で本人がどういう体勢で受け身をとったのかよくわからないが、cっっっっっっっd(←小麦が打った)とにかくバイクは壊れたけれど本人の体は大事に至らず、午後の仕事もそのまましたらしい。しかしいろいろいつも通りに手際よくいかず、雨の中、配達先の不在などもあって厄日だったという。
それでも不幸中の幸いとはまさに。ひとつ間違えば大けがもしくは死んでしまっていたかも知れない。数年前に妹がバイクで事故をして病院から電話が入り生きた心地のしなかった7月7日を思い出した。バイクは廃車になったが妹もたいしたけがをせずに済んだ。そのときは笑い事ではなかったが、今では七夕にかけて「お星様にならなくてよかった事件」と呼ばれている。
もしも大事に至っていたら、この豚汁もふろふき大根も一緒に食べることはなかったし、明日踊ることも出来なかった。ごはんの後テレビを見ているうちにこたつで寝てしまいスースーいう目の前にある姿もなかったかも知れない。