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落とし穴

【好事魔多し】・・・良いことには、とかく邪魔が入りやすい。





血液検査の結果は、ここ数か月、実に安定している。

それに伴って体調は、万全ではないにしろ悪くは、ない。


結石も、奇跡的に、一回の体外衝撃波で破砕された。


胆管狭窄も門脈狭窄も、たぶん大丈夫、今は。




すべての生活パターンが、病気の状態とその時の体調に大きく左右される現在、
常に頭の中はその事で一杯。

何をするにもそれ、特に何か新しい事を始めようとする時はまず身体との相談か
ら始まる。

これは宿命。






たとえば、仕事上、パソコンを買いかえるにも2年弱かかった。
性能的に必要に迫られても、買ったはいいが入院したら、また一年仕事できなく
なったら、という発想になる。

なので2年かかった。



たとえば、営業しようにも、営業したはいいができません、では許してもらえない。

なので簡単にはできない。



たとえば、教育ローンを借りるにしろ、いつ収入の道が閉ざされるのか、となる。

でも借りる。なので非常に不安。



ちなみに住宅ローンの借り換えは、団信保険に加入できないので、できない。

なので高金利のまま。




それでもこうして元気に仕事ができる今は幸せ。

5年前を思うと夢のよう。



だけどこうした生活にも、どこかに落とし穴が・・・

常にその辺りとのせめぎ合い。





抱える仕事がある。

穴を開けるわけにはいかない。


子どもは受験生だ。

家を空けるわけにはいかない。



寝たきりの祖母がいる。

その世話をする年老いた両親がいる。

もう絶対面倒は掛けられない。



働く妻がいる。

妻の収入無しでは教育まで手が回らない。

目は回る。





劇症肝炎なんかになったのは、ある意味奇跡的。

生体肝移植ができたのも奇跡的。

それから一年以上も病院にいたのも奇跡的。

再手術が成功したのも奇跡的。


そもそも今こうして生きているのが奇跡的なんだから、これから何が起こっても
まったく不思議でない。


むしろこのまま平平凡凡と過ごせると思う方が間違っているのかも。




今週はまた定期検診。

だからこそ、

 「絶対に負けられない闘いがここにある」んです。




という事は、岡ちゃんジャパンに何が起こっても不思議ではないのです。
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