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微小改造!!悲劇的ビフォーアフター~その3

20数年使い続けてきた洗面脱衣室の収納、ここに来てその野暮ったさが目に付く様になってきて・・・





で、例によって妻の「作って」攻撃が始まり、箱型の扉付収納よりも、棚板だけのオープンな感じの方がいいのでは、という結論に至り、

ならば、と、棚受けレールを使った可動棚を計画。





受けレール2本と棚受け8個、そして棚板は、強度と安価なのを考慮してファルカタ集成材を選択。





で、まずは壁下地の場所探査から始め、450mm間隔の位置に縦胴縁を確認。



手で叩いてみて、およその位置を定め、「どこ太」くんで確定。




その縦胴縁に沿う様にレールを木ネジで固定。






棚板の裏には受け金物を左右用それぞれをレールの幅に合わせ固定。






これで、用途に応じて好きな高さに棚板を固定でき、また自由に位置を変えられる。








結果、

これが ↓




これ ↓





だいぶ、すっきりした。

置ける容量も増えた。




こうしてみると、なんとも便利なDIY。

手間暇を惜しむとできない事もあるけれど、どうにか時間を絞り出して、一瞬のプチ幸せの為に頑張るのです。

でも、

我が家の、微小改造は始まったばかり。

少しずつ、少しずつ、変化していくのです。
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微小改造!!悲劇的ビフォーアフター~その2

長いテーブルをやっと作ってからちょうど一年、区切りがいいから、ではないが、ようやく一つ椅子ができた。




何かやろうとすると一年掛かり。



忙しさのホンの少しの合間、そこですべてやろうとするから時間がかかる。

今回の椅子だって、




この状態までなったのはかなり前。



それから進まない進まない。

作業場の車庫で放置状態。




ただ、組み立てだしたら早いもので、




から先は一気に進む。





家と一緒で、まず優先すべきはその構造。

椅子だから強度は絶対。

仕口加工も施し、少しだけ変わったことをしようと、柱脚の繋ぎは、建築用のかすがいで。






座面はテーブルと同じ、オイルステインのライトオーク(カンペハピオ)。

柱脚はミルクペイントのクリームバニラ塗りの、少しだけやすり掛けしてアンティーク調に。




座布団は、unico のプチマット。違うデザインのものを4枚購入。




長さ1mサイズで、同じ大きさで違うデザインのものをもう一つ作る予定なので。




そしてテーブルの両サイドに引出しを作って一連の作業は終了予定。



さて、いつになるやら。


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責任の所在

横浜のマンション、パークシティLaLa横浜の杭打ちデータ改ざん問題、一応建築関係の世界に身を置く者として、

非常に興味と危機感があるのと同時に、新聞、TV等の報道の有り方に辟易もしている。




何だか話しがゴチャゴチャだ。

事業者と販売者、設計者と施工者、また施工に関わる中での下請け、孫請け、更には孫請けの下請け・・・

そこら辺の位置関係が報道によってゴチャゴチャだ。


だから一般の人には話しが分かりにくくなり、責任を追及する矛先もなんだか釈然としない。




発覚当初に比べれば、まだ内容がまとまってきたきらいはあるが、かつての「姉歯事件」の時のように、トカゲの尻尾切りの

様にならないことを願うばかりだ。







正直言って、建設業界は分かりにくい。

一つの建物、施設に関わる業者、個人は、その規模が大きくなればなる程、多くなる。


旭化成建材・・・、旭化成(株)100%出資の会社、サイトには事業目的が、

1.建築材料の製造及び販売

2.土木資材の製造及び販売

3.建設工事及び土木工事の設計、監理及び請負

4.産業廃棄物及び一般廃棄物の収集、運搬、処理及び再生

5.損害保険代理業

6.前各号に付帯、関連する事業



とある。


それこそ報道されている様に、実際に杭打ち工事を行ったのはこの会社の下請け業者だ。




細かい事を言うと、色々と支障があるから差し控えるとして、今回は、

3.建設工事及び土木工事の設計、監理及び請負

が該当するのだと思うが、ならば、更にその上の、施工者(元請)、も一つ上の設計者、そして事業者。


パークシティLaLa横浜の資料を見ると、

設計施工 :三井住友建設株式会社

となっている。



おそらく、杭耐力の確認業務は「工事監理者」の仕事。

設計事務所の業務には「設計」と「工事監理」があって、 設計図書通り工事が行われているかをチェックする業務が「工事監理」。

今回は設計施工ということで、設計者と施工業者が同一。(表面上は。)



本来ならここに責任の大筋が有ると、個人的には思うのだが、必ずしもそうではない、とも思う。


この辺りが建設業界の難しいところで、何重にも何層にも折り重なって非常に難しくしている。



下請けの「工事管理者」の責任が小さくはないとうことは絶対に否定しない。

目に見えない、やり直しが効かない、しかも建物の根幹を揺るがす杭打ち工事の不正は、決して許されるものではない。



ただ、姉歯事件の時もそうだった。

どこの誰が、自分の意思で、好き好んで不正を、データ改ざんをするだろうか。




決して延期ができない「工期」をちらつかせられれば、もちろん大元である事業者にも責任は発生する。




現在の報道で大事なこと、

それは、データの改ざん、と、実際に杭打ちの不備があるのかということ、そして何より、建物、施設に直接的な被害が出ているか、

今後出る可能性があるのか、そういうのがごちゃ混ぜに語られていること。



改ざんがあっても、正常に施工されていればいい、というつもりは毛頭無いけれど、改ざんをめぐる状況を考えると、実害の有無こそが

大きな問題だと思う。




先日、道職員の担当者が、声高に、データ改ざんを非難する様子をTVで見た。

色んな意味で違和感。

責任の所在、っていう意味ではあんたもだろう、と。

本当に肝心なのは、データのコピー流用ではないだろう、と。




魑魅魍魎の世界、建設業界、その点では病院と重なるものがある。




一生に一度(たぶん殆どの人にとって)の買い物、それがこんなことになったら・・・

杭打ちは大事、でも、じゃぁ他の部分は?

意匠(デザイン)よりも躯体(構造)により目を向けられるきっかけになれば、少しは救われるんだけど・・・
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10年目検診~その6

とにかく忙しい。

10年目検診。

朝一の採血(今回は8本も)から始まりすぐにエコー、CT、骨シンチ、と続きヘブスブリン投与、外科の診察、内科の診察。


結論から言うと、特に大きな問題は無し。

何より嬉しかったのは、10年目ということで同時検査、診察を受けたドナーの姉に何の問題も無かったこと。

問題無いどころか、先生曰く、




「100点満点!!」

「これだけの数値はそうそうあるものではないんですよ。おそらく私(診てくれたY医師)も75点ぐらい。」



このことが何と言っても嬉しかったのです。






ドナーあっての生体肝移植。

ドナーの健康あってのレシピエントだから。



検査のたび、検診のたび、そして結果が安定しているからこそ気になるのが、ドナーの姉の状態。

自分の我が儘と言えるかもしれないけれど、少なくとも自分より健康でいてくれないと、と思うのが正直な気持ち。


そこはどうしても気になるのです。








その姉も、今後は2年おきくらいにでも検査しましょう、と言われた。


大腸にポリープの有る自分は、やはり大腸カメラも毎年行いましょう、とも。





そして10年目にして一つの新事実。

たびたび、風邪の症状が伴わない、いわゆる「不明熱」が出るので、胆管炎について聞いてみた。


かつて入院した時のような急激な高熱が必ずしも出ないこと、便通が大きな要素を占めること、ここまでは既にある知識。

なので9月末の発熱はやはり胆管炎かと思う。



で、

胆管炎。

先生曰く、

要するに「腹圧が必要以上に高まることによって、腸内にある無数の細菌が肝臓に逆流する事によって起こる」

と。


だから「便を溜め込むのはダメ」、ぅん、それはよく分かってる。そして気をつけている。


も一つ、

前かがみの姿勢を持続するのもダメ。ハイハイ。

も一つ、

「腹筋運動とかも、できればやらない方がいい」。ぅん??



腹筋、ダメかい!

知らなかったし。


やってたし。毎晩。




一度切った腹筋が戻らないのは知ってる。

でもならば、周囲の筋肉でも、と思ってやってたのに。




知らなかった。10年・・・・・・。


やっぱ、無駄な抵抗、だったことにややショック。








まぁでも、そんなこんなで10年。

頑張った、と思う10年。

周りに支え続けられた、感謝の10年。


このブログを始めた時に決めた一つの目標。

【死ぬ直前までこのブログは続ける】

これができれば、少しは皆さんに恩返しができるのかな、と思う。
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