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脱、免疫抑制剤に道

最終的に免疫抑制剤の服用が不要になる可能性があること。


昨日行われた北大病院での会見、その詳細が今日の北海道新聞に大きく載っていた。






新たに分かったこと、

・「先進医療」申請をし、一部保険適用を目指すこと。

・今後、国内5施設で40人程度の臨床試験を行うこと。

・現在免疫抑制剤を服用中の患者の臨床試験を始めること。

・脳死下での適用も目指すこと。

・他臓器への応用を目指すこと。





かなり画期的だ。




現在免疫抑制剤を服用中の患者・・・可能性、あるの??

今春にも臨床試験を始めるという。


昨日の検診時にわかっていたら聞けたのに。

同時進行で記者会見が開かれていたんだからしょうがない。





で、思いだされるのが前回に行ったドナーの姉とのクロスマッチテスト。


記事にもコメントのある、山下先生に言われたのが、

「この検査をしておくことは、将来的にかんぞうさんの為にもなるかもしれません。」

という言葉。



「何のこと?」

と思いつつ、詳しく聞きもしなかったけれど、でも「そういうこと」なんだろうか。




別の紙面で患者さんが話しているように、免疫抑制剤を中止することに不安もある。

それでも、もし可能なら、試験でも何でも、できることならやってみたい。

どうせそもそも、感染症やがんのリスクは高いわけだから。


余分に10年、生きさせてくれたんだから。





医療の革新的進歩、その根拠となる関係者の不断の努力、頭が下ります。



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北大と順天堂大が、生体肝移植後の新治療法

先日、B型肝炎治療薬バラクルードに、肝機能障害の副作用の恐れ、というニュースに驚いたばかり、で、今日、

H大病院での定期検診、ちょうど膠原病科で診察を受けていた頃、同じ病院内で記者会見が開かれていたらしい。



生体肝移植後の新しい治療法。拒絶反応を免疫抑制剤に頼らず抑える治療法という画期的な内容。

>>> どうしんウェブ




お世話になったT教授が中心になっている。




移植をすることはドナーの肝臓を受け入れること、レシピエントはドナーの肝臓を「異物」として拒絶反応を起こすこと、

その拒絶反応を抑える為には免疫抑制剤を一生服用し続けなければならないこと、結果、抵抗力を下げ感染症やがんにかかりやすく

なること、



これらの、リスクを伴う薬の服用を止められるかもしれない、というのは患者にとってはまさに画期的だ。




ニュースを読む限り、どうやら移植手術前からの対処が必要なようで、移植後10年も経った自分には縁のないことの様にも

思える。





でも、

これから、不幸にも生体移植を受けなければならないことになる人たちには、本当に明るい話題。

それが北大発で開発、発表されたことが尚更嬉しい。



特に、

若い世代、産まれて間もない子たち、それら移植後の人生が長い人たちにとっての画期的治療法になってくれる事を心から望みます。
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ダブル入籍

移植して再手術して・・・

この10年間、自分の周りではどちらかというと幸より不幸なことの方が多かった。


入院者は両手でも到底足りず、手術、亡くなった方も多かった。

大事な人もたくさん失った。



何だか自分が不幸の芽を運んできたようで・・・



抗う様に、自分自身一生懸命生きてきたつもりだけど、流れ、っていうのはどうにもあるようで、なかなかぱぁっと花が

咲いたような画を見ることを忘れていた。





でも、

やっぱり春はやって来る。

今月末、二人の姉の、それぞれの娘さんが入籍する。


28日と29日。


男子二人の我が家にとっては、我が娘にも思える二人の姪が、そろって結婚することになった。







嬉しいなぁ。

なんだか自分のこと以上に嬉しい。


やっぱり、生きていたら楽しいことや嬉しいこと、めぐり合える。


自分で努力して得られた喜びもいいけれど、向うからやって来る幸せはもっといい。
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冬季移住計画

仕事仲間のKさん、とは言っても厳密に言うと職種が違うんだけれど、そのKさんが昨年暮れから今月中半まで、

埼玉に行っていた。奥さんと二人で。3週間。



曰く、

「だって寒いから。」




どうやらマンスリーマンションのチケットみたいのを買って、ちょくちょく行っているらしい。

職種は違えど、PC一つにネット環境さえ整えれば最低限の仕事ができてしまうところは自分と変わらない。



そう、言ってしまえば、何処にいようが仕事ができてしまうのだ。

この種の仕事の最大のメリットであり、でもデメリットでもあるところ。



何処にいようが仕事ができる、ということは、何処にいようが仕事がついて来る、のがデメリット。



会社勤めをしている人からは、羨ましがられることはあれ、でもこれは結構辛いことでもあるんです。






そんな環境にあるなら、じゃぁ自分だって、

って事を妻に話したら、

「わたしは埼玉は嫌、千葉がいい。TDLがあるから。」


埼玉の皆さん、ごめんなさい。

でも、確かに千葉はいい。

大学4年間を過ごした場所でもあり、土地勘もある。





老両親と同居の今はちょっと難しいけれど、将来的にはぜひ実行したいことの一つだ。

本当は、PCも携帯も、完全拒絶して過ごせれば、それが最高にいいんだけれど・・・




でもブログは、止められない。
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