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明日から新年度

北海高校、残念ながら負けました。

でも、いい試合だった。よく頑張りました。



いいチームでも、ずっと勝ち続けるのがいかに難しいか、今日の試合を見ていてわかりますが、
逆に言うと、5、6年前の、駒大苫小牧の準3連覇がどれだけ大変な偉業か、今更ながら知らされ
ます。





さて、明日から新年度。

明日から色んな事が変わりますが、我が家も大きく変わります。


2日には長男が上京し新生活、家からは、また家族が一人いなくなります。


ただ、別れの季節は出会いの季節でもあり、だからといって新しい出会いのある予定はないですが。






部屋が一つ、空くのをいい機会に、新年度から時間を見つけて、少しづつ室内のリフォームに
かかろうと思います。

しかもセルフビルドで。

お金をかけないでリフォームするにはやはりすべて自分でやるのが一番、なのでゆったりまったり
楽しみながらやろうと考えています。




完成がいつになるか、っていうか、完成は無いのと同じなので「サグラダファミリア」みたいな
ものでしょうか。





TV、7月に完全地デジ移行、というのに、我が家はまだまだ。

こうなったら見れなくなる瞬間に立ち会ってやろう、などとくだらない事を考えたりもしています。






随分と暖かくなってきたこの季節、東北地方に本当の春が来るのはいつの日になるのだろう、と
考えてしまいます。

群馬の甥の会社はまともに機能していません。

住む場所はとりあえず確保できているようなのでそこは安心ですが、物不足は相変わらず深刻の
ようです。


命が助かっても住む所さえ無い人たちにとっては、それはもう不安だらけでしょう。




そんな人たちに安易な言葉など贈れません。

ただただ一日も早く、「あの時は大変だった」と言える日がくるように願わずにはいられません。
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スーパースター

Jリーグでの数々のゴールも、ワールドカップ予選でのスーパーゴールも、あと一歩の
「ドーハの悲劇」も、そして思いもよらぬフランスWCの本選代表洩れも、すべてが昨夜の
ゴールの為にあったのかという程、凄い盛り上がりでしたね。


代表チームの遠藤や岡崎のゴールも、本田さえも、すっかりかすんでしまいました。

凄いですね。

キング・カズ、三浦知良選手。

本当の「スーパースター」って、カズの事を言うのでしょう。



ゴンちゃんも出ていれば最高だったのに。










大震災発生以来、TVのニュース映像を見るにつけ、いつも思い浮かべるのは

筑紫哲也さん。

災害、といえば筑紫哲也さんを思い浮かべるのはわたしだけでしょうか。

そしてニュース番組のテーマ曲が、













今年もまた、障害者福祉助成の燃料助成券を頂く事ができた。




「こんな時」だからこそ、肝炎訴訟を始めとして、各種医療・福祉政策に滞りの無きよう、是非
きちんと取り組んでほしい。

生きている者が「生かされない」世の中になっては本末転倒だ。







それしにしても、国を司る政治家にこそ、「スーパースター」と呼べる者が出てきてほしいと、
心から願うばかりです。

国民は、世界から称賛される素晴らしいスーパースターなんですから。
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大丈夫?????

今どき中・高生でもパソコンを使いこなせて当たり前、の時代、大学生ともなると必須だ。


特に就職活動には無くてはならないものになっている(らしい)。





我が家にも、子ども達が産まれる前からパソコンはあるので、必然、子ども達も使える。

次男などは中学に入ると同時に自分の小使いでマイPCを購入、すっかり使いこなしている。



ところが、肝心の新大学生の長男くんは、かつてパソコンを買うタイミングを逸して以来、
買わず仕舞いで、なのでパソコン知識がやや乏しい。

家庭内の共同パソコンに向かっても、もっぱらネットサーフィンと音楽ばかり。





それなのに、入学と同時に、奨学金の申請登録から履修科目選択等々、パソコンでの作業の
目白押し。

しかもレポートとか、メールの添付ファイルで提出、ときたもんだ。


大丈夫か?




マイPCを持たない長男の為、新規に専用PCを購入、持たせはするものの、ネット回線接続等
は上京後に自分でやらなければならない。


大丈夫か??



それらを、入学後の喧騒と、わけのわからない場所で、初めての一人暮らしの中、すべてやらなけ
ればならない。


大丈夫か???




いい経験っちゃあいい経験だけど、きっと許容量オーバーで頭がフリーズする。


面白い。







それにしても、昔と違って、入学前後に親がやらなければならない事がいかに多いか。

その資料だけでファイル一冊分になる。


自分らの頃はもっとスマートだったのに。

親が忙しいったらありゃしない。









でも、フリーズするかもしれない長男くん、よく考えてみたら、選考学部が

「システム情報学部 システム情報学科」なんだけど、そんなパソコン知識で、




大丈夫????

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贈る(いき過ぎた)言葉

結局、長男の大学の入学式は中止が決定した。


電力消費と余震等による物理的原因だからしょうがないけれど、ただ、違和感が無い、と
言えば嘘になる。




う~ん、難しい。。






まだ行方不明の方が一万人以上もいる現状、「こんな時だから」と言われてしまえば、それを
否定する明確な理由は、ない。

でも・・・


それについても言いたいことはたくさんある。

言わないけど。







さて、今日、寮の入寮案内も届いて、いよいよ東京へ旅立つ準備が整ってきた。

一人暮らしが初めてなのはもちろん、今まで自分の事さえろくにできない長男が、初めての、
しかも東京で、更に、現状厳しい環境の都会で、やっていけるのか~。




やって、いけ!

いい経験だ。

へこたれるな。

泣き言言うな。

何があろうと他人のせいにするな。

早く起きろ!

授業サボるな。

居眠りするな。

彼女、早くつくれ。

めし、ちゃんと食え。

夜なべするな。

バイトしろ。

料理、覚えろ。

部屋散らかすな。

散らかった、その上を歩くな。

部屋の空気、入れ替えろ。

ツバ、吐くな。

1時間も風呂に入るな。

洗面に30分もかけるな。

歯ブラシ、一度に3回も4回もするな。

ドライヤー壊すな。

リモコン壊すな。

「ギリギリ」は止めろ。

シャンプーの使い過ぎはハゲるぞ。

髪いじり、止めろ。

毛足は長い方が。

前髪をダラっと下ろすのはちょっと。

TVにダメ出しするのもちょっと。

新聞、スポーツ欄だけ読むの止めろ。

ポケモンはもういいだろ。

カラオケ行ったら、座ってないで歌えよ。

十八番、作れよ。

ボーリング、100以上出せよ。

・・・



↑ これ、すべて長男に欠けているもの。

あ~、スッキリした。




でもねぇ、外面はいいんですよ、これが。


「弟にしたい男、学年NO.2」だって。




おかしいったらありゃしない。


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なんか変だぞ

2005年から2006年にかけての一年間、少なくとも自分の周りは極限の状況の中にいた。

我が家の家庭環境の元では「生きるか死ぬか」以上の大きな問題もあった。



その本質は、周りからみれば絶対に理解できない事だと思う。



人それぞれ、家族それぞれ、抱える悩み、問題、不安、希望、みんな違う。





だから当事者と、そうでない者の隔たりは遥かに遠い。






今、東北を中心とした被災者の皆さんが直面している現状を、北海道に住む自分がいくら理解しようと
しても到底無理なんだと思う。

どんな言葉を送ろうと、どれだけの物資を送ろうと、あくまでも「当事者」ではないから。





今こそ節約、今こそ自粛、今こそ義援金を、今こそ日本が一つに、今こそ、今こそ・・・

世の中、マスコミキャンペーンを筆頭に「今こそ」だらけだが、今こそもいいけど、本当は「今さら」
なんじゃないかと思う時もある。


「じゃぁ、今までは何だったの?今まで節約の気持は無かったの?今まで日本は一つじゃなかったの?」



地震頻発国に原発を建てまくったのは?

その原発の恩恵に預かり、大量に電気を消費してきたのは自分らでは?

津波警報を垂れ流し、避難率が低かったり、耐震を建築ばかりに押しつけたり、いざという時に備えて
物品の備蓄を、と大号令を掛けながら、今は買い占めでものが無くなり・・・




なんか変だぞ。





被災された方には申し訳ないけど、自分としては、たぶんちょっと違った目で今回の震災を見ている。





自粛もいいけど、できることはやろうよ。

電気の無駄使いとか、輸送ルートとかの邪魔はだめだけど。


結婚式、卒業式、入学式、送別会、歓迎会・・・やれるならやろうよ。

できることやらないと日本、沈没するぞ。


ちなみに息子の大学入学式、おそらく中止でしょう。電力の問題があるから。




こんな時に、っていうけど、入学式だって一生に一回だぞ。


自分だけ美味しいものを食べるのは、って言うけど・・・食べようよ。

消費できるものは消費しようよ。



元気な者まで一緒に落ち込んで、何もしないでどうするよ。



自粛の為に、観光地や物販店や、レストランや旅行会社がつぶれてもいいのか?

それらに携わる人たちだって、生きる権利はあるし、最低限の生活をする権利は法律でも認められている。






被災された方の様子を見て泣くのは止めようよ。

泣かれても困るべ。

泣いていいのは被災者の方だ。



元気出そうよ。






5年前、病院で何か月も何も食べられなかった時、「うまそうに食いやがって」って思わなかったから。

ベッドの脇で、妻が美味しそうに弁当を食べてても、「ちくしょう~っ」って思わなかったから。


でもちょっと羨ましかったかな。

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働こうよ

現在は理工科系学生の大半が大学院に進むという。


大学院で専門課程の研究等に精通していなければ、企業側が即戦力としてみなしてくれないから、という
事らしい。


ゲゲゲ。



~ 親離れ してくれた時 親はなし ~


とならないよう、元気でいなくてはならん。




それはともかく、この震災の影響で経済が打撃を被るのは明らか。

その実態がはっきりしてくるのはおそらく数年後ではないか。



ちょうど我が家の子ども達が就職をする頃の様な気がする。





今月の初め、妻と景気の話しをしていて、


「ようやく景気も回復してきたよね、少しずつ。」

「でもさぁ、拓銀倒産以来、ちょっと良くなってきたと思ったら絶対何かあるしょ。病気もそうだし、
姉歯事件もそうだし。リーマンだってそうだ。ホンとついてないわ。」

「次は何だろうね。」






次・・・・

それが・・・まさかこんな事とは。






でも、日本全国、落ち込んではいられない。

震災の後、超不景気、では困る。

働ける者はどんどん働き、金を使える者はどんどん使う。


戦後の日本の復興が、みんな元気に働く事によって成り立っていたように、今、働く活力が無くなると
日本が沈没してしまう。



自粛もいいけど、まずは働く、だ。


我が子の代に、負の遺産のみを残すわけには絶対いかないのです。




戦中戦後を乗り切った先達が我々に今の日本を残してくれたように、今生きている我々は、震災に
負けず、経済の悪化を招かぬよう頑張るしかないと思いうのです。
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怒る女神

全国民なんでも自粛ムードから、状況が明るみになるにつれ、ようやく「自粛の自粛」の様な雰囲気
になってきた。

生きているものが、生きている事を全うしなければ、「その先」はおそらく訪れない。





どうしても自然災害を病気と重ね合わせてしまう。

どちらも誰も悪くない。人災でなければ。


生きるか死ぬか、これもやっぱり「運命」だと思う。

一言で言ってしまうともうしわけないけど。



きっと、災害からの復旧は病気からの回復と同じ。

これからの厳しいであろう道のりは、厳しい闘病生活と同じだ。








10日後、長男は上京する。

多くの人が他地域へ避難したり、外国の方が海外へ戻ったり、食料不足と停電で不自由な東京へ。



慎重を期すのはいいけれど、過剰反応はちょっと。

例えば、人体に影響ない放射線を気にしていてどうする。


放射線といえば、CTスキャン。

放射線量が話題になり、CTの放射線量の多さ(あくまでも通常と比べて)にビックリした。


一年の入院中、週に一度はCT検査を受けていた。

積もり積もれば、って思うけど、それに比べれば現状はどうってことないしょ。






そんなことより、バカぼんず。

未だに試験明けの浮かれモード。


準備がまったくできていない。

荷物の指定日配達ができなくて困っているのに。他人事だ。


4月以降、学校行事が目白押しなのに。

頭の片隅にもそれは、無い。




なので、そう、母さん怒る。

怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る。




思ったように動いてくれないので、

怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る。




決める事を決めてくれないので、

怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る。




荷造りまで人任せで、

怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る。




「向こうに行って困るのは本人なんだから」と慰めても、

怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る、怒る。






もうどうやったってだめさ。



早く春にならないかなぁ。





ポポポポ~ン、と。。


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元気は出せる

なんだか非難、批判ばかりになってきましたね。

東電がどうとか、政府対応がどうとか、買い占めがどうとか。




そんな事言ってる場合じゃないっていうの。

状況の違いはあれ、みんな頑張ってるのでは。




原発にしたって、現場の最前線で作業している社員の方達はそれこそ「命掛け」だろうし。

問題があるとすれば、会見で基本的な質問にさえしどろもどろになる、おそらくは位の高い
東電上層部の人達。




政府も、まぁ何をやっても批判されるんだろうけど、こんな時こそ与党も野党もなく、せっかくの
海外からの応援も含めて、一致団結で取り組んでほしい。




買い占めは確かにどうかと思うけど、いざという時の備えは絶対必要なわけで、もしかしたら
買い占めではなく、みんなが当面の必需品を購入し、それが集中しただけかもしれない。

もしかしたら小さなお子さんや老いた親御さんが自宅で待っているのかもしれないし。
被災地の親族に送らなければならないのかもしれない。

買い占めは絶対だめだけど。









今、自分に何ができるか、各方面で盛んに話題になっている。

とりあえずは募金が一番いい、とか。


被災地の映像を見ながらご飯がのどを通らないという人もいるとか。



でも生きてる人間にはそれぞれの生活があって、それを邪魔されるものでもないと思う。



先日のラジオで、松山千春さんが話していたと話題になっているのが、




【 知恵がある奴は知恵を出そう 

力がある奴は力を出そう

金がある奴は金を出そう

汗をかけるヤツは汗をかこう

『自分は何も出せないよ...』って奴は元気出せ 】




その通りだと思う。


わたしは・・・元気しか出せないけど・・・
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無題

20数年前、新婚旅行でLAのディズニーランドへ行った時、地元の方々が、アトラクション
待ちの長い行列の中、みんなゆったりと、そして笑顔で、まるで待つことさえ楽しんでいるかの
ような様子を見て心底驚いた。



日本でも「ちゃんと」していることはしているけど、なんか雰囲気が違った。






当時はどちらかというと、日本人は「待つ」事を楽しむ文化は無かったように思う。

だから海外の、米国人の大らかさに驚いた。








今、各メディアを通しての、大震災での日本人の様子に、海外から称賛の声が上がっている。

理路整然とした落ち着きと冷静な行動に「信じられない」という思いがあるようだ。






某国の報道では、最悪の政治に対して最高の国民性と称えている。










20数年前の様子は「楽しさ」の中でのこと。

みな、楽しみに来ているのだから楽しめるのは当たり前のことだったのかもしれない。






でも今は、恐怖と不安と絶望感の中でのこと。

人間は窮地に陥った時に本質が現れる。(と、いつも思っている。)


だから日本人は凄い。

この状況の中でこそ日本人としての国民性、人間性が発揮されていると感じる。



被災地から離れた者が言っても説得力は無いかもしれないけど、でも明日は我が身。



だからこそ綺麗な美辞麗句は言えないけれど、



凄いよ!日本。凄いよ!日本人。
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揺れた

マグニチュードは観測史上最大のM8.8だとか。



札幌は、激しいというほどではないが、長く長く2分位は続いただろうか。

ただ、北海道の太平洋側には大津波警報が出ている。心配だ。



地震発生直後、まだ余震で揺れ続けている時、群馬で働いている甥から電話が。



「危なかったぁ。」と。



住居が古い建物でもあり、4階ということもありかなり揺れたようだ。


母親にもすぐに無事を伝えるメールを入れたそうだが、現在は携帯が繋がりにくくなっている
らしく、母である姉には先ほど、無事の連絡があった事を伝えておいた。





まだまだ状況の詳細はわかっていないが、被害がより少ない事を願うばかりだ。
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抗体値

残念ながら、というか、予想通り、というか、抗体は根付いてはいなかった。



今日の抗体値は32.65mIU/ml。

一気に下がった。




でも諦める理由もなく、ビームゲンの投与は続行。



それもそのはず、某大学病院では6割の患者さんで成功しているという。





抗体値とは関係なく、肝機能値は安定、まだまだ働けそう。







ところで、次回から検診の一部が他院に振り分けられることになった。

H大での患者さんが増えてきて、その対処の一つだそう。


で、自分に当てられたのはK病院。

移植前、一か月に渡り透析と血漿交換を繰り返したK病院。


命の恩人の一人、O医師にまたお世話になる事になった。



ただ、今回抗体値が下がってしまったので、ヘブスブリンで抗体を落ち着かせてから、一回おきに
H大とK病院に交互に掛かることになる。






と、色々な事が変わるなぁ、と思っていたら、診察の帰り際、一人の看護師さんから、

「今度コーディネーターをすることになりました※※です。」


と。


どこかで見た記憶が・・・でも病棟ではないし・・・???



すると、


「わたし、かんぞうさんのこと知っているんですよ。K病院で、劇症肝炎のかんぞうさんを。
H大病院への転院のとき、車椅子を押して見送ったのがわたしです。」


な、なんとあの時の。


おぼろげながらも微かな記憶が。


帰って妻にその話しをすると、


「あっ、覚えてる覚えてる。すっごく親切な看護師さんで、ずっと優しく声を掛けてくれて。
最後まで心配してくれたよ。」






人間の、出会いと別れって、不思議なものですね。
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微妙なバランス

あっという間の6週間、つい先日行ったと思ったら、明日はまた定期検診。



前回、抗体ワクチンの効果を確かめる為ヘブスブリンを投与しなかった。

どうなのか。


などと贅沢な事を考えず、数値に異常がなければそれで、ヨシ。





今もそうだけど、これからしばらくはやらなければならない事がたくさんある。

万が一にも入院なんぞしていられないので、どうかそれだけは勘弁願いたい。




日々の生活って、いつどんな時にも崩れてしまうものだけど、何がなんでもそうはさせじ
と必死になるのも真実。

微妙なバランスで成り立っているんだと思う。


特に病気を抱えていると。





なんか、ツンと突っ突かれたらコテンと転んでしまいそうな、そんな毎日だけど、刺激が
あっていいのかもしれない。






と、思いたい。
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まだまだ雪は多いけれど

一度に数千人がアクセスするのだから、そりゃぁ繋がらない。



ネットでの合格発表。


しょうがないので自動電話サービスに切り替えるも、これも「現在大変混みあっております。
しばらくしてからお掛け直しください。」と非情な音声。



ならば直接見に行ってやろう、と思っても東京まで行くわけにもいかず・・・



結局、約30分経ってやっと電話サービスに繋がり、

「受験番号※※※※※※※の方は・・・合格です。」






「合格」です!





二次試験の不出来から本人は半分諦めていたようですが、とことん悪運の強いヤツです。


思えば発病の頃、長男は中学1年生。

あれから5年、当時の超大変さを考えると、今日のこの日が嘘のようでもあります。




4月から東京生活。

北海道に比べると・・・ではありますが、今なら何でもできる、何にでもなれる、チャンス
だけは充分過ぎるぐらいあるわけですから、是非悔いのない学生生活を送ってほしいです。







桜ソングは数あれど、闘病中、よく聴いていたのがケツメイシの「さくら」。



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エール

なんだか、わけの分からない忙しさの中、のど自慢のチャンピオン大会だけは見た。


今年、上手かった、全員。

失礼かもしれないけど、去年よりも、はるかに。



特にコブクロの『水面の蝶』を歌った二人、素晴らしかった。




仕事だらけの頭の中のごみ処理をしてくれたような、爽やかさでした。








今年は自分も頑張るぞ、と思ったら、頑張ったのが義姉の息子の受験生。

本人から見事【大学合格】の連絡をもらい、更に気持は爽やかに。



小さい時に父親を亡くし、弟と二人、母を助け、助けられ頑張ってきただけに喜びもひとしお
だろうと思う。




4月からはその母の元を離れ一人暮らしになる。

本人は希望一杯夢一杯だろうけど、自分の手元を離れるお母さんの気持だけは忘れずに、でも
のびのびと、更に頑張ってほしいと思う。








さて・・・





明日は・・・・・・






我が息子の・・・・・・・・・・・発表が・・・・・・・・・・・あったっけ。


忘れたい。
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不思議

紙一重で生き延び、一年掛けてようやく「やや普通」の生活を取り戻す人もいれば、あっという間に
死んでしまう人もいる。




闘病中は、それこそ家族中ひっくるめて、もの凄く大変な毎日を、事によっては数年に渡り送るのに、
「死」とうのは、いざ死んでしまうと、その瞬間と少しの間は大きな悲しみが襲うけど、でもそれも
すぐに(?)受け入れられ生活の中に馴染んでいく。


不思議なものだと思います。




自分以外の人の病気や死に対して、深く関わり真剣に考えながらも、でも現実の生活であったり、
目前の仕事であったり、常に日常生活の中で追われるものに、大抵の場合埋没されていく。


いわゆる、

「嘆き、悲しんでばかりいる暇がない。」

っていう感じで。



やっぱり、不思議なものだと思います。





自分の闘病中も、妻が仕事を休んだのは最初の一か月。

それも、看護師さんに、

「できれば一日付いていてあげてください。」と言われたから。


収入が無くなるわけだから、働かざるをえない状況が待っているのだから。




なんか不思議なんですよ。

そもそも死んでしまったら、この世からいなくなるわけで。

そうなると生活も目前の仕事も無くなるわけで。



でも生きている限りは常に自分の周りの生活が大きく存在しているわけで。




まっ、それも全部含めて「生きている」っていうことなんだろうけど。





確かに、死んでしまえばその他もろもろ全て消滅してしまうのだろうけど、でも、苦しくても、
痛くても悲しくても、生きれるだけ生きていたいと強く思うのです。
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