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だからやっぱり、『テニスのおじいさま』

定期試験も終わりようやくまた部活が復活、次男のテニス生活が始まった。





とはいえそれ程厳しい練習をする部ではなく自主練習と称して休みになることも
多い。

そこで、初心者で練習に餓える次男、その次男に、



「よしっ、練習に付き合ってやろう」



と調子こくわたし。





されど一抹の不安を抱えながら、日曜の夕方、次男を誘い出すわたし。

近所にちょうど良いテニス場がある。

あまり人目が、無い。


だから好都合。




「じゃぁ玉出しするぞ~」

そう、今の身体では玉出しするぐらいしかできない。


打ち合いたくても打ち合えない。



なのであくまでも練習の補助だ。





なのに10分、いや5分で息があがった。


でも悔しいのでそんな素ぶりは微塵も見せず玉出しするわたし。

でも体育会系の本能か打ち返したくなる。できもしないのに。



死んだ。



それでも一度試しにサーブも打ってみた。


二度死んだ。



+*'`> 限界! *&%$#*``




そこにラケットを抱えた鬼、いや妻の登場だ。

ところがどうだ、女神に見えた。



正直に、

「いや~ぁ助かった。いいところに来た。もう限界。」

と言ってベンチに座り込むわたし。



「え~ぇ、もう? 何もしてないしょ。」

という次男の言葉を完全無視。





目の前で繰り広げられる妻と次男の打ち合いを、羨望と悔恨の眼差しで見つめる
のでありました。


新テニスの王子様 1 (ジャンプコミックス)
許斐 剛
集英社

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