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「まな板の上の鯉」

どうも抗体値が下り気味だ。

ヘブスブリンの3000単位を5000単位に増やしても、100を切る様になってしまった。

特にこの数回の検診では80台。



だから前回の検診で検診期間が短くなったのだけれど、もしかして身体に耐性ができつつあるとか?

かつては、ヘブスブリンを止めて服用薬に変え、一時的に陽性になったりしたものだから、どうも嫌な感じだ。




昨日の検診でも、その辺の管理をしっかりしておかないと、

「劇症化するかもしれないから。」

なんて言われて、だからと言って自分ではどうする事もできず、「まな板の上の鯉」状態は、10年前とあまり変わって
いないのかもしれない、と改めて思い知らされて帰宅したのでした。
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ギリギリの幸運

いつもの正月の様に、仕事をいくつか抱えたまま過ごし、だからといって子供たちに振り廻されてあまり進展しない
不効率な日々だった。


まぁ正月ってこんなものだろうと思う。




良かったのは天気、雪予報だったのに我が家の周囲はずっと好天だった。

その分なのか、昨日今日と、大雪と強風で外は酷いことになっている。







今年は、移植から10年目を迎える。

もう10年、あっという間の10年だった。



今もやはり、いつ何処で、何かで、しかも突然、病院のお世話になるという、入退院していた頃のトラウマから逃れる
ことはできず、何か始める時には必ず、最後までやり通せるか、という意識が働く。


というのも、10年経っても3年目くらいの頃とそう状態は変わっておらず、むしろマイナス要因が増えたりもしている
からか。



そこの所が免疫抑制していることに起因しているのだろうし、色々なリスクが年々高まっていることもある。






時々、調子に乗っている自分を戒める為、昔のブログ記事を見直してみることがある。

記事として読むと、やっぱり凄まじい闘病の日々だったと思う。


よく乗り越えられたなぁ、とも思う。



ギリギリのライン、と言えば、あの時からずっとその上を這いずって生きているような気もするが、なんだか複雑な気持ち
が常にある。




たぶん、2、30年前ならそもそも生き残れなかっただろうから、あれから10年も生きてこられたのは幸運以外の何ものでも
ない。

ギリギリの幸運、という感じか。





世の中、ギリギリだらけなんだなぁ。

病気もそう、事故もそう、倒産や犯罪や、予期せぬ幸運だってきっと、どれもこれもギリギリのラインの上で成り立って、
どっちに転ぶか、幸か不幸か、誰にも分かりゃぁしない。






年が明けると、節分、バレンタイン、ひな祭り、ホワイトデー、子供の日にゴールデンウィーク・・・

行事は続く。

ごちゃごちゃ考えていると、老いて枯れる。置いてかれる。
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朗報~B型肝炎治療に光~

北海道新聞、1月1日付けの記事だ。






これによると、ウイルスを抑え込むばかりでなく、消し去る薬ができる可能性が出てきた。

まだまだ「可能性」の段階なんだろうけれど、大きな前進、我々B型肝炎患者にとっては、希望という意味で何よりの「お年玉」。



それにしても、B肝に限らず、ウイルス対策というのは、ずっと過去からの大きな課題で、これを研究している学者さんにとっては
これからもきっと、果てしなく続く闘いなんだと思う。




今までも、研究材料としての採血を求められたことが何度もある。

もし、こんな血で、少しでも研究開発の足しになるのらなら、どれだけでも喜んで提供したい。


血に限らず、献体というのが可能なら、これもまた可だ。





以前見たTVドラマ『リーガル・ハイ』で、医療過誤をテーマにしていて、その中での印象的な言葉が記憶に残っている。


それは、



【 死は希望 】





重いけれど、だからこそ、生き甲斐を見出せる言葉だ。
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2015

新年明けましておめでとうございます。

みな様にとって今年も素晴らしい年でありますように。



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