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妻はチャレンジャー

移植手術、退院、そしてその翌年に転職、それから現在に至るまで10年の、妻の銀行勤めが終わる。

それは自分がたどってきた闘病生活と同じ道筋。




そもそも、生活の糧とするべく、それまでの一般事務職から、少しでも報酬の良くなる今の職に変えたのが始まり。

退院後の、精神的、経済的にも自分を含め家族の支えとなってきたのは間違いなく妻の力。


「わたしは仕事に関しては本当についていない。」

が口癖の妻で、前身の銀行に勤め始めた途端、他行との合併があり、その移項作業に忙殺されたり、合併がなければ前身の銀行で職員になれる

可能性が高かったのに、合併でその可能性が低くなり、しかも職員でないにも関わらず、今の銀行の方針で、仕事量も質も高みを求められる様に

なったり。

しかも時給はまったく、と言っていいほど上がらず・・・



こんな銀行が、一応は北海道を代表する(と呼ばれている)銀行なんだから。

正直、評判は、悪い。




妻が次に選んだ道、報酬が全てではないが、妻曰く、

「ずっとこのまま退職までいても、次の所の時給を超えることはない」

という、その面では条件が今より良いところ。



それでも、研修期間が2か月もあるから、新たに学ばなければならないことも少なくないだろう。




そこの面接担当に言われたそうだ。

「チャレンジャーですね。」


今までの経験を生かせる仕事とはいえ、若い人たちに混じって、一つ一つ学んでいかなければならないんだから、50代の妻にとっては

確かに「チャレンジャー」と言えるのかもしれない。





家事をこなし、子育てをしながら働く女性の大変さは、少しはわかる。

世の中の働くお母さんは、本当に凄い。

たぶん、男はなかなかできない。




しかも、病気持ちの夫を支えながらの妻は尚更だ。









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今の就活は本当に大変

静岡の大学に通いながらの就職活動は大変だ。

5月初めからの本格的な就活以来、ほぼ毎週末、静岡~東京間の移動。

試験はだいたい朝から始まるので、前日からの泊りがけのことが多い。



時には2連泊のことも。



目指すは公務員一本やりの次男くん。

長男くんの時には各企業に提出するエントリーシートに閉口したものだが、それ以上に大変なのは、公務員には試験がある。


1次試験を受け2次試験を受け、面接も、中には5次面接とかまで続くものがある。

民間を目指せば6月、もしくはそれ以前に内定、内々定をもらう人もいるが、公務員の場合、早くても8月。

しかも=採用ではない。




なんでこんなに面倒なんだ、と腹も立つけど、役所、だからなぁ。



以前聞いた話では、北海道の学生なんかは、首都圏にウィークリーマンションを借りて、月単位で就活をしている人も少なくないらしい。

確かに、北海道に比べれば、静岡はまだいい。


いざとなったら新幹線で1時間弱。




長男くんの時にも感じたが、もし、就活のことだけを考えたら、多少他を犠牲にしても都内の大学を選択するのも一つの方法かもしれない。


何を学びたいか、はもちろん大事だけど、でも結局、大学って就職の為の通過点でしかない。





大学入学では本当に苦労した次男くん。

これまでもたくさん試験を受けたが、それでもむしろ本番はこれから。



時には面接日が重なったりすることもあるだろう。




なんたって、34年前、適当に就職を決めてしまった自分。

それだけに、

長男くんもそう、次男くんもそう、とにもかくにも就活を一生懸命頑張っているところは尊敬に値する。







普段、役所の仕事には否定的な自分。

それでも、我が子の就職となると別思想になるのは・・・

せめてもの親心ということで。







・・・・・・・・・・・・

右目は・・・黒い影が・・・飛び回って、いる。。










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飛蚊症(ひぶんしょう)

一昨日の夜から、右目の中を黒い影が飛んでいる。

視線の向きと共に移動する影。

ググってみると、飛蚊症という症状があった。



で、今日、近くの眼科へ。

眼底検査もしてもらって、とりあえず剥離も出血も無いということで一安心。



お医者さんの話しによると、典型的な「飛蚊症」。

直接的な治療法、無し。


影は自然とずれて行くそうで、視界から消えていくことが「期待できる」とのこと。

「期待できる」という表現が、いかにも今のお医者さんの表現。

断定しない。



初めに気付いたのはもう10日ほど前。

「(視界から消えるまで)結構時間がかかるかも。」

と言われるも、気にしなければ気にならない。

気にしだしたらどうにも気になる。


だって右目の中で、それこそ黒い蚊が、うろうろと、あっち行きこっち行きしているんだから。




とりあえず今、パソコン使えてる。まぁいっか。

って、全然良くないんですけど。








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ずっと昔のパソコンデータ、取り出す、の巻

取り出したいのに取り出せない、データ。

かれこれ15年以上も前、WINDOWS95搭載の、何台目かのノートPC。

その中にか残っていないデータを取り出すのに一苦労した。



基本、PCを使い始めた時から、データのバックアップ意識だけは高いつもりで、実際、そのデータのバックアップも取っていた。

フロッピーディスクで。


フロッピーディスク、最近、見ない。



そのフロッピーディスク、さすがにもう不要と思って、先々月くらいに一気に捨てたばかり。ごみ袋1袋分。

たぶんその中に入っていた。

バックアップディスクを捨てたって別にどうということはない。

ハードディスクから取り出せばいいんだから。


と、安易に考えていたら、CDドライブがうんともすんとも言わない。故障。

ならばしょうがない、フロッピーディスクを、と、受け付けない。故障。

14、5年も使われないまま放置されていたら、そりゃぁ故障もするか、と、納得。



いやいや納得している場合じゃない。

ここに来てどうしても必要になった仕事のデータ。

これがあるのと無いのとでは、おそらく4日間の仕事量の違いがある。



どうしても取り出したい。

超旧パソコン、USBドライブがついている訳がない。

ネットを組もうにもちょっと無理。古過ぎて。



さて困った、というところで、予約を入れておいた整骨院の時間。

そうだ、整骨院の先生、PCが大好物。

施術を受けながら、あれこれと二人で方法を探っていると、隣から女性の声が。


「最終的にはハードディスクから、直接データを取り出すしかないんじゃないですか。」

と。


なんと、パソコンの先生だって。

こんな偶然もあるもんだ。


で、結局、もう少し頑張ってみて、最終手段でハードから、ということで帰宅。

帰宅して再度チャレンジするもちょっと無理かぁ、と思っていたところ、



整骨院の先生からTEL。

「カードスロット付いてますよね。それを使ってデータ保管するヤツ持ってますよ。」

と。




さすがにそこには思い至らなかった。

早速借りにいき、再チャレンジ、実行、完璧。








今のPCに取り込み、ソフトのバージョン違いが心配だったけどそれも問題無く、完璧。



丸4日の仕事が、3時間ほどのすったもんだで、解決。

感謝、感謝。



助言をくれたパソコン先生にも感謝。




データが復旧できたのもうれしかったけれど、昔のパソコン話しをできたのもうれしかった。

今や、PCやスマホでなんでもかんでも簡単にできる時代。



パソコン草創期の、何かやりたくても簡単にできない、だからこそできた時の喜びとか、そういう話題で盛り上がれるのは今や貴重なものだから、さ。







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米寿のお祝い3

日時と場所を決め、次は内容。


いろいろと話しをしているうちに、お酒を飲む人(すごく飲む人)が参加できそうもないことが分かってきた。

そうなると話しが変わってくる。


ランチ会席を予定していたので、基本、ドリンクは別途注文。

でも、別途注文、別会計とする訳にもいかず、何とかフリードリンクで会費制にできるように交渉しようと思っていた。


で、実際交渉した。


ところが、飲む人が少なくなると、交渉した料金だと割高になる。


どうしましょう。

電話では埒があかなくなってきたので、今週、出向いて交渉することとした。

会場を見ておきたい、ってのもあったし。







飲む人が少なくなると、もう一つ困ってくるのが時間の持たせ方。

2時間、みんなで黙々と料理を食べて終わるのも芸がない。


もちろん、お祝い品の贈呈とか写真撮影とか、あるんだけれど。

まさか、結婚式の披露宴みたいに余興をするのも変だし。



で、せめてもの話題作りで、パンフレットを作成。

本人の自分史、みたいなもの、





と、

そして、父を中心とした、家系図を作成することにした。







まだ完成ではないけど、この二つの作業をしてみて、新たな発見や過去を振り返ることができたり、たくさんの「いいこと」があった。


これ、お祝いの有無に関わらず、おすすめ、です。






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肝臓移植と障害年金 ⑰~終結

99.9%わかっていたことだけど、再審査請求の結果は、



【 主文 】

「本件再審査請求を棄却する」




それはそうだろう、だって、身内を身内が審査するようなものだから。


審査請求、再審査請求に対する回答は、一貫していた。

つまりは、

数値で表れる検査結果が全て。

医師の書いた診断書が全て。



当たり前と言えば当たり前なんだけど、じゃぁこちらの状態や意見は完全に無視かいっ、ってことになる。

厚労省が判断するに、そこを客観的に見るならば、どうしても、ある「数値」は必要になる。

でもそれだけだと、肝臓を問わず、内科的疾患が受給できる可能性は限りなくゼロに近くなる。



少なくとも、肝臓疾患のハードルは果てしなく高い。

ある医者曰く、

「死に近い人」

になる。




でもそれって、障害年金の本質とはずれているんじゃないの?






この、申請を始めて2年弱になる。

集めた資料や作成した文書は、厚手のクリアファイル一冊になる。

長かった。でもダメだった。

頑張ったけど、もう終わり。

さすがに裁判となると、お金もかかるし時間もかかる。


やってきたことには満足しているけど、でもやっぱりちょっとだけ悔しい。









診断書と数値だけの判断で、こちらの疑問、質問、提言には、何ら答えてはいない。

この事の、自身の終わらせ方だけは何かできないかと考えている。




今回の裁決書、末尾に載っている社会保険審査会の3名、審査長一名、審査員二名、この人たちって・・・誰?









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