エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

食の起源「塩」続編の巻

2020-01-03 | 日記
先日見た「食の起源・塩」の続編です。
ご先祖さまは海水の塩分濃度3.5%は高すぎるので、体内の塩分濃度を0.9%位に保つために塩分を出すことが必要でしたが陸に上がると体に必要な塩分補給に工夫が必要になりました。
そこで舌が進化し塩味の感度が高まり、美味しいと感じるようになりました。
また文明が進むと塩を容易に手に入れることができるようになり、体に悪いほど塩分を取るようになったのです。
ただ暑い職場で働く労働者やスポーツマン(ウーマン)は汗で塩分を放出するので、塩分摂り過ぎの心配は少なく状況に応じ逆に摂取が必要なのです。
それではどのくらいの運動に対しどのくらい塩分が必要か考えてみました。
私はトレーニング的登山で猿投山に登ることがありますが、登り2時間、下り1.5時間程度です。
そこで通常1Lくらい水を飲みますが、もし汗を1L出したと仮定すると、1L×1%(汗に含まれる塩分)=10gも出したことになり、塩分摂り過ぎは解消されます。
また通常健康な若者の汗には0.2-0.3%位の塩分が放出されるそうですが、(まだ計測していませんが)高齢者である私の汗は目に染みることがあり、体液0.9%に比べ十分高いと推定しています。