英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

K君との将棋 解答編

2011-07-31 13:35:24 | 将棋
 7月27日記事『K君との将棋』の解答編です。
 「解答編」と言っても、先の記事のコメント欄で正解が出ています。それと重複しますが、一応、解答を記します。


 運命図は、私が先手の攻めから上部に脱出を視野に先手の桂を外した局面。
 実戦は、私の自信満々の手つきを信用して、K君は正着を逃がしてしまいました。正着は▲5二銀打(あらら図)で

 この手が、詰将棋のような気持ちの良い手で、△同銀は▲6二角成、△7二玉でも▲8二金で詰み。
 また、▲5二銀打のところ▲7二銀でも△同玉(△同銀は▲6二角成)▲6二金△同銀▲同銀成までの詰みです。さらに、図から▲7五銀と必至を掛けても先手の勝ちです。
 つまり、どうしようもない局面だったわけです。K君は私の自信満々に惑わされてしまったようです。
 ブログで紹介するには、私もK君もいささか赤面してしまうような終盤でしたが、互いに時間切迫していたと言い訳でご納得ください。それに、あまりにも綺麗に決まる手だったので、ご紹介しました。ただ、「次の一手問題」▲5二銀打が唯一の手でないのが大きな傷です。

 続く第2局は、私が力戦に持ち込もうとしたのに対し、K君は強気に攻めてきたので、大乱戦に。こちらの攻撃陣が立ち遅れ気味なので、攻め合いは負けそう。玉形も不安定なので受け切るのも容易でなさそう。
 そこで、受けもそこそこにK君の攻めにプレッシャー与えるカウンター狙いで応戦。その判断が功を奏し、相当危険な匂いが漂ったが、K君の攻めを切らすことができた。
 なんとか、面目を保てたが、局後調べてみると、K君に手順前後があったことが判明。私の直感通り、やや分の悪い戦局だったようだ。ただ、アマチュアのレベルではK君側がよいと言っても微差で、勝ち切るのは容易でないと思う(負け惜しみ)。

 久々の実戦で、楽しかったです。お土産もおいしかったです。
コメント (2)
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