英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

早くやめてほしい

2011-07-14 22:58:28 | 時事
 今回の記事は、管総理の行為について言及しているもので、原子力発電(原発再開)を肯定しているものではありません。

「原発に依存しない社会、実現を目指す」
……何か言っています。相変わらず、点数取り(日本の将来を考えているポーズ)の思いつきの発言です。
 「辞める」ことを表明した総理が将来の方針を言及しても、絵空事としか思えません。

 今までにも書いていますが、氏の発言は点数稼ぎの思いつきとしか思えません。
 書く機会を逸していましたが、いきなりストレステストを実施すると発表。
 海江田万里経産相が再稼働を要請し、玄海町町長も了承した矢先、それらをひっくり返すような突然の総理の発言。
 浜岡原発運転停止の時もそうでした。新たな安全基準に向けてあれこれ施策していたのを覆す突然の方針変更。
 ストレステスト、浜岡原発停止の判断が正しいかどうかは分かりません。ただ、その結論に至る過程が、熟慮の結果ではなく、思いつきによるもので、たとえ結果がよくても、そういう過程で国の大事を決められては、今後、それこそ大事に至る可能性が大です。こういう上司のもとで働く方々は、それこそストレスが溜まりっ放しじゃあないでしょうか。
 しかも、ストレステストの実施発言は、自身の保身のためのように思えてなりません。運転再開の要請が総理の指示だったのか、再開要請をするのを渋々了承したのかは私には分かりませんが、総理も運転再開を要請したのは事実です。そのことで、総理が原発容認派と見られるのを恐れ、それを打ち消すため、国民から支持されるであろうと考え「ストレステスト」を実施することを打ち出した。
 まさに、浜岡原発の時と同じ手法。さらに、今回の「原発に依存しない社会」発言も全く同様な発想・手法です。

 総理が後退して、政治空白が生じるのは避けて欲しいのですが、管総理には辞めて欲しいと心の底から思ってしまいます。
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前クール『BOSS』『ハンチョウ~神南署安積班~』の感想

2011-07-14 18:58:45 | ドラマ・映画
 今更ですが、前クールドラマの感想です。

『BOSS』
 前シリーズ同様、クライマックスのどんでん返しが見せ場でしたが、そのどんでん返しの捜査や仕掛けをほとんど明かさないので、犯人の裏をかくというより視聴者の裏をかくことに主眼を置き過ぎて、ストーリーを楽しめなかった。
 『遠山の金さん』の桜吹雪、『水戸黄門』の印籠で、悪役(犯人)をギャフンと言わせる(ギャフンと言った奴はいないが)見世物と考えた方がいいのかもしれない。せめて、犯行の動機や計画やそれに対する捜査がしっかりしていれば面白かったかもしれないが、そこはおざなりにして、どんでん返しに精力を注いだ感があり、観るべきモノが少なかった。
 そういう質の中で、ギャグやおふざけを入れても、メリハリがつくどころか、さらに質の低下を感じさせただけのように感じる。

『ハンチョウ~神南署安積班~』
 マンネリを恐れたのだろうか、シリーズ開始の冒頭で安積(佐々木蔵之介)が銃弾を受けたシーンや、村雨(中村俊介)の栄転話を組み入れた。
 特に安積狙撃シーンは衝撃的だったが、最終話まではほとんど関係なかった(ドラマの各回の最後に安積に脅迫物が送られてきたのみ)。なのに、毎回、狙撃シーンを挿入するのは、視聴者の関心を引く小細工としか思えない。
 しかも、脅迫し狙撃した犯人は、黒幕に踊らされていただけで、脅迫物にはほとんど意味がなかった。
 そういう負のイメージがあるせいか、各話の話そのものも内容が薄く感じられた。
コメント (2)
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