さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

気になったニュース 220108

2022-01-08 18:48:17 | be short

東京都 新型コロナ 1224人感染確認 1000人超は去年9月15日以来。
東京都は8日、都内で新たに1224人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。79人だった1週間前の土曜日の15倍余りになり、感染が急拡大しています。都内の一日の感染確認が1000人を超えるのは、去年9月15日以来です。一方、都の基準で集計した8日時点の重症の患者は7日より1人増えて4人でした。(NHK NEWS WEBより)

・大阪府の新規感染891人、昨年9月以来の800人超
大阪府は8日、新たに891人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者が800人を超えるのは昨年9月16日以来。(読売新聞オンラインより)

とうとうオミクロン株の感染爆発です。誰もが予想していた爆発ですが政府は対策を真剣に考えていたのでしょうか?

・小池知事「オミクロン株、一気に社会活動ストップさせる恐れ」…都の会食4人以内に。
東京都では7日、922人の新規感染者が確認された。1日当たりの感染者が900人を超えるのは昨年9月15日(1058人)以来。都はこの日、新型コロナの対策本部会議を開き、認証飲食店で1卓8人以内としている利用人数の制限を、11日から4人以内とする緊急対応策を決定した。 都内飲食店の人数制限は昨年12月以降、都が感染対策の徹底を確認した認証店では1卓8人以内となっていた。ただ、制限を4人以内に変える今月11日以降もワクチン接種や陰性証明の提示で、制限を超える人数での利用を認める。非認証店は従来通り4人以内とし、酒類提供も午後9時までとする。期間はいずれも31日まで。 都立施設は11日から31日まで休園・休館する。 会議ではまた、コロナ病床の拡充を決めた。現在の4839床から、最大時に確保できる6891床に一気に増やす。オミクロン株感染者の原則入院方針も見直し、軽症・無症状者を宿泊施設に入所させ、医療体制の維持を図る。(読売新聞オンラインより)

オミクロン株の感染爆発はもう止められませんので、また 軽症で済む方も多いので、社会活動の制限は重篤者の動向や員数で図るべきでしょう。

・米ファイザー製ワクチン、重篤なコロナ小児合併症を予防=CDC
米疾病対策センター(CDC)は7日、新型コロナウイルス感染から数週間後にまれに発症する重篤な小児多臓器系炎症性症候群(MIS‐C)について、米製薬ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発したコロナワクチンを2回接種することにより91%の予防効果が得られると推定した研究結果を発表した。MIS‐Cは小児の軽度あるいは無症状のコロナ感染から2~6週間後に心臓、肺、腎臓、脳などの臓器に炎症を起こす疾患。今回の研究はデルタ変異株による感染が広がった7月から12月初旬にかけて20州24カ所の小児病院で12~18歳の入院患者283人を対象としている。対象者にはデルタ株による感染者が多かったという。研究によると、生命維持装置が必要なMIS‐C患者38人全員がワクチン未接種者だった。(ロイター電より)

子供たちにもワクチンの効力は(デルタ株ベースの検証のようですが)素晴らしいという記事です。子供たちにも早くブースター接種をしなくては・・・

・ドイツ、2回接種も外食制限 オミクロン対策で入店規制。
ドイツのショルツ首相は7日、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染拡大を抑えるため、レストランや居酒屋への規制を強化すると発表した。これまでは多くの場合、ワクチンを2回接種していれば入店できたが、今後はさらに追加接種か検査陰性の証明がなければ利用できなくなる。ショルツ首相と各州首相が合意した。記者会見したショルツ氏は「オミクロンからの最大の防御は追加接種だ」と述べた。ドイツでは新規感染者数が12月後半にいったん減少に転じたが、再び6万人前後まで増えてきた。英国やフランスで猛威を振るうオミクロンへの警戒が強まっていた。一方で、感染者や接触者の隔離期間を短縮することも決めた。感染が急拡大すれば働き手が不足して経済がまひしかねないとの懸念が強まっていた。特に追加接種を受けた人であれば、感染者と接触しても隔離の対象にならないようにする。ドイツのワクチン接種率は7割強、追加接種を受けた人の割合は4割強だ。オミクロンへの感染は重症化しにくいとの指摘もあるが、それでも感染者が急増すれば、医療システムへの負担は高まる。ドイツではワクチン接種の義務化の検討とともに、追加接種の加速が課題となっている。(日本経済新聞より)

ドイツの首相ショルツ氏は「オミクロンからの最大の防御は追加接種だ」と述べていますが、日本は3回目の接種までの間が7カ月でもワクチンが足りないというのに、岸田首相はワクチンのメーカーへの督促には触れません。だれも首相に「国民のために仕事してくれよ」といえないのでしょうか?マスメディアも菅前首相にはめちゃくちゃにいっていたのに岸田さんに大人しいのはなぜなのでしょうか?

米、コロナ検査キット足りず 企業・学校再開にハードル。
米国で新型コロナウイルスの検査キット不足が深刻になっている。感染者数の急増により需要が拡大する中、大手薬局などでは自宅で受けられる検査キットの品切れ状態で、値上げも相次ぐ。企業や学校では感染者などが復帰時に検査で陰性を確認する必要があり、検査キット不足は経済再開のハードルにもなりそうだ。薬局や小売店では検査キットの品切れが続いている。「入荷のメドが全く立っていない」。ニューヨーク市マンハッタンの大手薬局CVSの店員は、毎日数十回も検査キットの在庫状況を客に聞かれるという。州も不足に悩まされている。学校や病院などに検査キットを配布するバージニア州保健当局は4日、「数カ月前に発注した検査キットがまだ届いていない。検査キットを持っている人は、いざという時のために取っておくように」と呼びかけた。感染者または濃厚接触者となった場合、職場や学校に復帰する際に検査で陰性を確認する必要がある。安価な検査キットの不足に加え、無料の検査所にも数時間待ちの行列ができるなか、100ドル超の費用がかかる検査機関に頼らざるを得ないケースも増えている。こうした動きが、企業や学校再開の障壁になる恐れもある。値上げに踏み切る動きも出ている。米小売り大手ウォルマートやクローガーは検査キットの価格を相次ぎ引き上げだ。両社はバイデン政権と検査キットを原価で販売することで合意していたが、その期限が切れたことを受けて値上げした。米アボット・ラボラトリーズ製の検査キットは従来14ドル(約1600円)で販売していたが、7日時点でウォルマートが19.88ドル、クローガーが23.99ドルとなる。検査キットを製造販売するアボットは「前例のない需要」を経験しているとして、供給増に向けた取り組みを強化する。同社は24時間体制で生産を続けており、1月の供給見通しを7000万個と、昨年12月の5000万個から引き上げた。バイデン政権も、買い取りを表明していた5億個分の検査キットの配布を近く始める見通しだ。米ワシントン・ポストは7日、米郵政公社(USPS)と検査キットを配送する計画を固めており、1月中旬までに開始すると報じた。検査需要の増加に伴い、偽物も横行し始めている。米連邦取引委員会(FTC)は4日、ネットで偽物の検査キットが販売されているとして、購入しないよう消費者に注意喚起した。対面形式の検査でも、結果を通知しなかったり違法な料金を請求したりする業者が増えており、イリノイ州知事は取り締まりを強化したと明かしている。(日本経済新聞より)

新型コロナウイルスの安全な検査キットは日本に十分あるのでしょうか? ワクチンはないわ検査キットはないわでは、医療先進国の名を外した方がよいでしょうね。

・NATO、ロシアの拡大停止要求を拒否 外相会合。
北大西洋条約機構(NATO)は7日、外相会合をオンライン形式で開き、ウクライナ近隣で軍事的圧力を強めるロシアへの対応策を討議した。会合終了後に記者会見したストルテンベルグ事務総長は、ロシアが要求するNATOの拡大停止ついて「基本原則で妥協することはない」と拒否する考えを表明した。ロシアはNATOの加盟拡大停止やロシアの近接地帯での軍事演習をやめるよう求める。ストルテンベルグ氏は「すべての国が自らの道を選ぶ権利がある」と述べ、ロシア側の要求に応じない姿勢を示した。NATO加盟にはウクライナやフィンランドが関心を示す。NATOとロシアは12日、約2年半ぶりのNATOロシア理事会をブリュッセルで開く。外相会合ではNATO加盟国で意見をすりあわせた。ストルテンベルグ氏は、ロシアがウクライナ国境で軍事力を増強していることに「紛争のリスクは本物だ」と危機が差し迫っているとの見方を表明。ロシアの攻撃的姿勢が欧州の安全保障を脅かしていると非難した。一方で「ロシアの懸念に耳を傾ける用意がある」とも語り、対話を通じて緊張状態の解消につなげたいとの考えも示した。フランスのマクロン大統領は7日、パリでの記者会見でロシアのプーチン大統領と近く協議したいとの意向を示した。米欧は2021年10月末以降、ロシアが14年に続くウクライナへの再侵攻を計画していると警戒を強める。ロシアは21年12月にNATOの東方拡大停止など欧州安全保障に関する新たな合意案を提示。プーチン大統領は同月に東欧諸国を加盟させないというNATOの約束が破られ「ひどくだまされた」と語った。ブリンケン米国務長官は7日の記者会見で「NATOは新規加盟国を認めないと約束したことはなく、できなかった。開放政策はNATOを設立した1949年の北大西洋条約の中核的な条項だった」と反論した。ロシアが求めるウクライナのNATO非加盟の確約を念頭に「加盟は常にNATOと加盟を希望する国との間で決定されるものだ」と話した。(日本経済新聞より)

どんな軍事同盟を結ぶかは他国が決めることではないという記事です。分かりきったことをロシアは干渉しているのです。ロシアの言う通りにしなければロシアは攻め入るという姿勢はどう見てもおかしいのですが、武力を躊躇なく使うというロシアの脅しに欧米は恐れおののいているのでしょう。武力を躊躇なく使うと言い返さない限りロシアの脅しは続くような気がします。悲しい記事です。


今日は先日TV放送されていた映画「レッドクリフ」の録画を(5時間ぐらいでしたか)見て過ごしました。年取るとじっと画面を見続けると目の焦点距離がTVとの距離に固定してしまって、観終わった後、元に戻るのに時間がかかります。頭痛もしてきます。TVを観るのも大変な難行です。

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