さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ニュースアラカルト CXXV

2021-08-29 17:17:31 | be short


今日気になったニュースは:

・コロナ関連では;
異物混入問題 見合わせワクチン接種の2人死亡 因果関係は不明。
今月中旬以降、全国の複数の接種会場で、モデルナのワクチンの未開封の容器の一部に粒子状の金属とみられる異物が混入しているのが見つかり、厚生労働省は混入した可能性が否定できない163万回分のワクチンの接種を見合わせています。厚生労働省は28日、使用を見合わせたワクチンをすでに接種されていた30代の男性2人が死亡していたと公表しました。このうち、38歳の男性は今月15日に、30歳の男性は今月22日に接種を受け、いずれも3日後に死亡しているのが見つかりました。2人に基礎疾患はなく、死因は分かっていないということで、現時点で接種との因果関係は不明だとしています。2人が接種を受けたのは、同じ時期に同じ工場で製造されたために使用を見合わせているロット番号のワクチンで、実際に異物の混入が確認されたロット番号ではないということです。厚生労働省は死因などを詳しく調べていて、専門家でつくる部会で接種との因果関係を評価することにしています。アメリカの製薬会社モデルナは、日本での流通を手がける武田薬品工業と連名でコメントを発表しました。この中で「お二人がお亡くなりになった事実を非常に深刻に受け止め、ご冥福を心よりお祈りするとともに、ご遺族に心よりお悔やみを申し上げます。今後、接種との因果関係について、厚生労働省と協力しながら緊急性かつ透明性をもって誠実に調査を行っていきます」としています。また、27日の時点で、2人が接種を受けたものと同じロット番号のワクチンに粒子状の異物が混入したという報告はないとしたうえで「分析のため検査機関に検体を送付しており、検査結果の速報は来週前半に判明する予定です。結果がわかりしだい、速やかな情報の開示に努めます」などとコメントしています。国内でモデルナのワクチンの供給を担う武田薬品工業は「モデルナ社とともに厚生労働省と協力しながら調査を行ってまいります」とコメントしています。また、ワクチンの異物混入については「現在、モデルナ社による調査が継続中であり、結果がわかり次第、両社は速やかな情報の開示に努めます」としていて、その結果の速報は来週前半に判明する予定だとしています。厚生労働省によりますと、2人のほかに、新型コロナウイルスのワクチン接種後に死亡が確認された人は、今月8日の時点で1002人でした。▽ファイザーが100万人あたり19.6人 ▽モデルナが100万人あたり1.2人で、「接種と因果関係がある」と結論づけられた人はいなかったということです。厚生労働省は、現時点で接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとして引き続き接種を進めることにしています。(NHK NEWS WEBより)

早く調査をしていただきたいものです。調査が長引くと接種をためらう方が増え、感染者が増え、重症者が増えるから…

モデルナ製に黒やピンク色の異物…接種見合わせと別の製造番号。
沖縄県は28日、新型コロナウイルスの米モデルナ製ワクチンから異物が見つかったと発表した。厚生労働省が使用の見合わせを要請した製造番号ではないという。県は、異物が見つかった接種会場での接種を中止した。発表では、午後3時から接種が始まった県立武道館(那覇市)で、小瓶一つと、ワクチンを 充填した注射器2本から黒色の異物が使用前の目視によるチェックで見つかった。このため、同日午後6時20分に武道館での接種を中止。その後の確認作業で、別の注射器1本でもピンク色の異物を確認した。中止までの間に415人に接種されたが、県は、異物がないことを確認したうえで接種したとしている。健康被害の相談は受けていないという。県は29日も武道館での接種をとりやめる。今後の方針については厚労省と協議し、決めるとしている。モデルナ製のワクチンを巡っては、東京など5都県の接種会場で未開封の瓶内に金属とみられる異物が混入していたことがわかった。厚労省は26日、異物が見つかった製造番号のワクチンと、同じスペインの工場で同工程で製造された二つのワクチンの計三つの使用中止を求めていた。(読売新聞オンラインより)

黒やピンク色の異物が入っていた?スペインで作られるモデルナのワクチン製造ラインでは品質確認なく出荷されているのでしょう。昔ヤナセは、アメ車とイタ車は電気系統のクレームが絶えなかったため全て自社で電気系統の点検した後に新車を売っていました。武田は今後スペイン工場のロットについては全て品質確認後に各都道府県に出荷すべきでしょう。

1回目と2回目で別のワクチン「交差接種」検討 河野氏。
新型コロナウイルスのワクチン接種を担当する河野太郎行政改革相は29日のフジテレビの報道番組で、1回目と2回目で違うメーカーのワクチンを打つ「交差接種」について、政府内で検討していることを明らかにした。厚生労働省で可否について精査を進め、認められれば取り入れる方針だ。河野氏は番組で、「交差接種をやってもいいのかどうか。それができるかどうかを厚生労働省に見解を出してほしいとお願いしている」と述べた。英アストラゼネカ社製のワクチンを1回目で接種した場合、2回目の接種で米ファイザー社製や米モデルナ社製のワクチンが使用できるかどうかについて検討を進めていることも明らかにした。政府はこれまで、同じメーカーのワクチンを2回接種することを推奨していた。河野氏は「アストラゼネカは国内生産している分が政府の手元に200万回ある。10月以降さらに増える」と指摘。1回目にアストラゼネカ社製を使うことが認められれば、「さらに(接種の)加速化につながる」と期待感を示した。(朝日新聞デジタルより)

推測ですが、一回目をアストラゼネカにするのが、血栓問題やワクチン入手日程から、日本版交差接種の急所なのでしょう。

・自民の総裁選関連では;
岸田氏「疑問は理解不能」 党役員任期の制限案巡り。
自民党の岸田文雄前政調会長は29日、自らが掲げる党役員任期を制限する案への否定的な意見について「疑問を呈するのは理解できない」と述べた。「新陳代謝ができる政党(だと示し)、権力の集中や惰性を防ぐ観点から党改革をやり切らないといけない」と強調した。
都内で記者団に話した。岸田氏は党総裁選に出馬表明した26日の記者会見で、総裁を除く党役員の任期を「1期1年、連続3期まで」にするよう提案した。就任から5年たつ二階俊博幹事長の派閥などから反発が出ている。岸田氏は新型コロナウイルス対策を巡り「来年の春まではしっかりと見通せるよう、数十兆円規模の経済対策を早急にとりまとめて打ち出すべきだ」と語った。業種や地域を限定せず規模に応じた固定費支援を唱えた。9月上旬の召集論が浮上する臨時国会に関しては「必要ならどんどん開くべきだ。国会をやっていて総裁選をやった例はいっぱいある」と言明した。岸田氏はこれに先立ち、オンライン形式でさいたま市の中小企業経営者ら13人と1時間半、意見交換した。「どんな不満、批判、悪口でもしっかりと聞かせて頂く。その声を少しでも政治に反映できるように努力したい」と呼びかけた。(日本経済新聞より)

岸田氏は、二階自民幹事長に反旗を上げることも総裁に立候補する目的だと言っているようなものです。色々な摩擦や物争があちこちで起きるのが自民党の総裁選です。

出るの? 出ないの? 煮え切らない石破氏の「二つの壁」。
9月29日投開票の自民党総裁選に向け、過去4度戦っている石破茂元幹事長が態度を明確にしていない。昨年の総裁選で大敗し、自らが率いる石破派はメンバーが減り、国会議員の支持拡大も見通せない。今回は我慢の不出馬との見方が根強いが、石破氏は「白紙」として出馬を排除していない。遠のいた宰相の座をたぐり寄せる戦略をどう描くか、注目される。「自分がどうすべきかよく考えなければいけない。うそやまやかしのない政治をやる」。石破氏は28日、地元・鳥取県で開かれた会合で、新型コロナウイルス対策の臨時国会が開かれない場合、総裁選への対応を検討することをにじませた。これまで菅首相の下で衆院選を戦うこと「やむなし」としていた石破氏だが、総裁選の日程が決定した直後から柔軟な姿勢を見せている。ただ、立候補の準備をしているそぶりも見せていない。煮え切らない態度は、乗り越えなければならない二つの壁があるからだ。派閥幹部の慎重論を押し切り、出馬した昨年9月の総裁選では最下位に沈んだ。責任を取り、石破氏は会長を辞任。派閥を離れる議員が相次ぎ、自派だけでは立候補に必要な「推薦人20人」に届かない17人。最側近だった鴨下一郎元環境相が引退を表明するなか、「いま総裁選をやる熱はない」(中堅議員)と擁立論は高まっていない。 国会議員の支持拡大も一向に見えない。前回の議員票はわずか26票。石破派が“次”を見据えて、他派閥に支援を働きかけても「無理」(中堅)という冷たい反応ばかり。今回は先に立候補を表明した岸田文雄前政調会長が、菅首相との対立軸をアピールする。仮に石破氏が出馬しても、どこまで支持が広がるかは見通せない。石破氏は周囲に「推薦人が集まっても、今の自民党では私の意見に納得しないだろう」と悩みを打ち明ける。とはいえ、世論調査では次の首相候補として依然高い人気を誇る。自民党関係者は石破氏の態度について「『菅首相じゃ戦えない』という若手の待望論を待っているのではないか」と分析する。一方、石破氏の出馬に否定的な石破派議員は「反主流派は常に党内結束の道具になり、悲哀があった」とし、総裁選後をこう描く。「今回立たなければ、非主流派が交代するかもしれない」(西日本新聞より)

石破氏は、石破派が自民党内の非主流派に留まるため(岸田派に非主流派の座を取られないために)に出馬するのだろうか?総裁選に出馬せずとも、政策は発表できるでしょうに。反菅・二階を結集するには、岸田氏にとっては石破氏に出て欲しくないでしょう。どうなるのでしょう。

・河野氏、首相の自民総裁選再選支持を示唆。
河野太郎規制改革担当相は29日のフジテレビ番組で、自民党総裁選(9月29日投開票)での菅義偉首相(党総裁)の再選支持を示唆した。河野氏は、菅内閣の支持率低下に関して「かなり首相のリーダーシップで進んでいるところが、なかなか評価されていないというのは正直じくじたるものがある」と述べた。そのうえで、首相が注力したグリーン政策や行政のデジタル化、新型コロナウイルスのワクチン接種加速などの成果を上げ「首相だからできたことをもう少し発信を強化していかなければいけない」とも語った。河野氏は、自身の出馬に関しては「今は閣僚として自分の仕事をしっかりやりたい」と述べるにとどめた。河野氏はワクチン接種に関し「1日100万回接種という号令をかけ、7月末までに高齢者接種を終わらせることをかなり首相がリスクを取って号令をかけたことで、高齢者の7月末にほぼ終わった」と強調した。また、所得の低い子育て世帯への給付金をマイナンバーを活用し、申請なしでも「プッシュ型」で子供1人あたり5万円を給付したことについても「首相がデジタル化しようという号令をかけたからこそできた」と説明した。「だが、ほとんど報道もされず、明らかに首相のイニシアチブ(主導)であったにもかかわらず、世の中に知られずに評価につながっていないのは非常に残念だ」と語った。(産経新聞より)

河野氏が不出馬となると菅氏の総裁再選は(総選挙で勝てる総裁を選ぶでしょうから《因みに議員票は派閥票で決まるので》)全国の党員票にかかってくるでしょう。


今日イチゴ大福とみかんが丸ごと入った大福を貰いました。イチゴ大福の方が美味しかった。一口で食べられたからだと思います。

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