カンボジアの主要輸出品である縫製品の2015年第1四半期(1月~3月)の輸出額は、17億3000万ドル(約2090億円)となり、昨年同期の15億6000万ドル(約1890億円)から11%増と好調でした。輸出先別にみると、EU向けが対前年同期比16%増の6億8000万ドル(約820億円)、米国向けが対前年同期比1%減の5億3700万ドル(約650億円)、日本・中国・韓国等のその他諸国向けが21%増の5億2100万ドル(約630億円)でした。
縫製品は、カンボジアからの輸出の8割を占める重要な輸出品であり、その動向はカンボジア経済全体に大きな影響を与えます。2014年の労働争議と最近の最低賃金の上昇で、縫製品の受注が弱まっており、2015年の縫製品輸出が対前年比で減少するのではないかとの懸念もあった中で、第1四半期の輸出好調は明るいニュースです。
輸出が伸び悩んでいる米国マーケット向けも、米国経済が復調して需要が上向くことが期待されており、カンボジアの輸出増加に今後の貢献が期待されています。
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縫製品は、カンボジアからの輸出の8割を占める重要な輸出品であり、その動向はカンボジア経済全体に大きな影響を与えます。2014年の労働争議と最近の最低賃金の上昇で、縫製品の受注が弱まっており、2015年の縫製品輸出が対前年比で減少するのではないかとの懸念もあった中で、第1四半期の輸出好調は明るいニュースです。
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