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カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

サッカーの本田圭佑選手が実質的なカンボジア代表監督に

2018年08月18日 | 社会・風土
 8月12日、サッカー日本代表としてワールドカップでも活躍した本田圭佑選手はプノンペンで記者会見し、サッカーのカンボジア代表チームの実質的監督に就任すると発表しました。カンボジア代表チームでの肩書きは「ヘッド・オブ・デレゲーション」ですが、チームの構成や指揮等、実質的な監督の役割も担うとのことです。登録上の監督には本田選手のパーソナル・アシスタントを務めるフェリックス・アウグスティン・ゴンザレス・ダルマス氏が就任するとしています。
 本田選手とカンボジアとの繋がりの最初は、今回のワールドカップの2次予選でした。日本とカンボジアが同じ組となり、2015年11月に本田選手を始め日本代表チームはプノンペンで試合をするためカンボジアを訪問しました。これがきっかけとなり、2016年には、本田選手が主催する「ソルティーロファミリアサッカースクール」のカンボジア校が開校されました。更に、本田選手は、カンボジアの2部リーグだった「シエムレアプ・アンコールFC」の経営に参入し、チーム名も「ソルティーロ・アンコールFC」に改称して、1年目で1部昇格を果たしています。
 本田選手は、「実際には選手としてオーストラリアのメルボルン・ビクトリーでプレーするので、カンボジア代表の全ての試合に関われるかは分からないが、可能な限り貢献していきたい。カンボジア代表のサッカーが変わったな、見ていて楽しいなと感じてもらえるよう取り組みたい。」としています。なお、カンボジアからの報酬は、移動費以外は受け取らないとしています。
 日本代表で活躍した本田選手がカンボジア代表チームの監督となり、チームの強化に貢献してくれることは、大変素晴らしいことであり、日本とカンボジアの友好関係も更に深まるものと期待されます。

本田圭佑選手の公式サイト
https://keisuke-honda.com/

ブログ「カンボジア経済」2015年11月21日「サッカーワールドカップ2次予選 日本対カンボジア第2戦」
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/443f72375a738b8902eca9c1ae719c1d

ブログ「カンボジア経済」2016年12月29日「サッカー本田選手 カンボジア訪問 サッカークラブ経営へ」
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/9b46b49dbdddea13c1e7235ed08aa029


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注目のカンボジア総選挙 本日投開票

2018年07月29日 | 社会・風土
 本日7月29日、午前7時から午後3時まで、カンボジア国民議会選挙の投票が行われ、その後即日開票されます。7月7日から7月27日までの3週間の選挙運動期間は、概ね無事終了しました。今回の選挙は、20政党が現在より2議席多い125議席を争います。最大野党であった救国党が解党状態にあるため、与党であるカンボジア人民党の優勢は動かないものと見られますが、救国党等は有権者に棄権を呼び掛けており、投票率が注目されます。投票は、全国2万2967か所の投票所で行われます。投票には事前登録が必要ですが、18歳以上の人口の84.8%にあたる838万217人が登録済としています。
 前回の2013年の選挙では、野党救国党が躍進し総議席数123議席のうち55議席を獲得していました。しかし、救国党の解党を受けて、選挙直前の議席数は、与党人民党が79議席、フンシンペック党が41議席、カンボジア国家党が2議席、クメール経済開発党が1議席となっています。
 米国やEUは、制裁をちらつかせて、逮捕されている救国党党首の即時釈放や、救国党の選挙への参加を強く求めてきましたが、結局、カンボジア政府は中国を後ろ盾にして強気の姿勢を崩さず、何の成果も得られずに終わりました。しかし、選挙後の各国の対応には引き続き留意が必要です。
 選挙戦最終日の7月27日には、各党はプノンペン等でデモ行進を行いました。人民党は、フン・セン首相(党首)も参加して20万人以上を集めたとしています。各党は、夜までバイクや車でプノンペン市内を走って支援を訴えていました。また、7月28日には各所で29日の投票所を準備する姿が見られました。また、田舎に帰って投票する人も多く、セントラルマーケット北側のミニバス乗り場はごった返していました。
 なお、在カンボジア日本大使館では、無用のトラブルに巻き込まれないためにも、投票所には不用意に近づかない、人の集まっているところには近づかない、特定の政党(候補者)の非難や支持など政治的議論は避ける、といった点を注意事項として呼び掛けていますので、安全対策にご留意ください。
(写真は、選挙戦最終日のデモ行進。)

田舎に帰る人たちでごった返すミニバス乗り場。


28日には翌日の投票所の準備が進められていました。


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カンボジア総選挙 各党が選挙運動開始

2018年07月14日 | 社会・風土
 7月29日投開票のカンボジア国民議会選挙の選挙運動期間が7月7日から始まりました。7月27日(金)までの3週間の予定です。今回の選挙は、現在より2議席多い125議席を争って20政党が選挙戦を繰り広げます。最大野党であった救国党が解党状態にあるため、与党であるカンボジア人民党の優勢は動かないものと見られますが、救国党等は有権者に棄権を呼び掛けており、投票率が注目されます。投票は、全国2万2967か所の投票所で行われます。投票には事前登録が必要ですが、18歳以上の人口の84.8%にあたる838万217人が登録済としています。
 前回の2013年の選挙では、野党救国党が躍進し総議席数123議席のうち55議席を獲得していました。しかし、救国党の解党を受けて、現在は、与党人民党が79議席、フンシンペック党が41議席、カンボジア国家党が2議席、クメール経済開発党が1議席を有しています。
 選挙戦初日の7月7日には、各党はプノンペン等でデモ行進を行いました。人民党は、フン・セン首相(党首)も参加して6万人を集めました。各党は、バイクや車でプノンペン市内を走って支援を訴えていました。
 米国やEUは、逮捕されている救国党党首の即時釈放や、救国党の選挙への参加を強く求めてきていますが、カンボジア政府は中国を後ろ盾にして強気の姿勢を崩しておらず、実現は難しい情勢です。
 なお、在カンボジア日本大使館では、選挙期間中の注意事項として、人の集まっているところには近づかない、特定の政党(候補者)の非難や支持など政治的議論は避ける、といった点を呼び掛けていますので、安全対策にご留意ください。
(写真は、選挙戦初日のデモ行進。野党の民主連盟党です。)


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故高田警視殉職から25年 カンボジアで慰霊の集い

2018年05月08日 | 社会・風土
 カンボジアで国連平和維持活動(PKO)に参加していた岡山県警警視、高田晴行さん(当時警部補、33歳)が武装集団に殺害された事件から25年となった5月4日、カンボジアで追悼行事が行われました。
 1993年5月4日昼過ぎ、タイ国境に近いカンボジア北西部のバンテイメンチェイ州アンピル村で、同村に駐在している国連カンボジア暫定統治機構の日本人文民警察官5人が、オランダ海兵隊UNTAC部隊の護衛を受け、国道691号をパトロール巡回中に、ポルポト派とみられる身元不明の武装ゲリラに襲撃されました。10人程度とみられる武装ゲリラは、先頭車両を対戦車ロケット弾で攻撃し、車列が停止すると、自動小銃で一斉射撃をしたとのことです。オランダ海兵隊も応戦しましたが、現場で高田警部補が死亡、他の4人の日本人文民警察官も重傷を負い、ヘリコプターでバンコク市内のプミポン空軍病院に搬送されました。
 25年目の命日となった5月4日には、在カンボジア日本大使館等により「慰霊の集い」が、プノンペンのタン・コーサン寺院で行われました。式典には、堀之内秀久駐カンボジア大使、藤田幸久参院議員(民進党)や在留邦人代表、カンボジア外務省幹部ら約30人が参列し、慰霊碑に献花しました。
 カンボジアのために命を懸けた日本人がいたことを決して忘れてはならないと強く思っております。高田警視と中田厚仁さんのお二人のご冥福を心よりお祈りしております。


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王室始耕祭2018

2018年05月05日 | 社会・風土
 5月3日に「王室始耕祭(Royal Plowing Ceremony)」の式典が行われました。今年は、スヴァイリエン州で開催されました。例年通り、シハモニ国王もご臨席されました。
 式典では、王室の2頭の聖牛が広場を耕す儀式をします。この後、7種類の食べ物(コメ、トウモロコシ、豆、ゴマ、草、水、酒)を銀器に並べたところに、聖牛を連れて行き、何を食べるかでその年の農業の吉凶を占います。今年は、コメ、トウモロコシ、豆をそれぞれ食べたため、これらの作物のちょっと良い収穫が期待されるとのご託宣です(なお、草は「牛疫」、酒を飲んだときは「戦乱」、水は「洪水」の凶兆と言われているそうです)。今年も、この明るいニュースで農家の方々に元気を与えることが期待されます。



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カンボジアフェスティバル2018 東京で開催

2018年05月04日 | 社会・風土
 本日5月4日(金)まで、東京・代々木公園イベント広場でカンボジアフェスティバル2018が、開催されます。カンボジアフェスティバル実行委員会の主催で、在日カンボジアコミュニティ、在日本カンボジア王国大使館、在日カンボジア留学生協会などとの共催です。時間は、10時から19時です。本格的なカンボジアのフェスティバルであり、例年多くのお客さんで賑わっています。
 会場には、クラタペッパーやニョニュムショップ等の多くの展示ブースが出展されるとのことです。カンボジアカレー、アモックのせご飯やカボチャプリンといったカンボジア料理も味わうことができます。また、イベントステージでは、カンボジア王立舞踊団による伝統舞踊等が行われます。
 日本の方々にカンボジアを知っていただく良い機会になるものと期待されます。東京方面においでの方はぜひ足をお運びください。

カンボジアフェスティバルのサイト
http://www.cambodiafestival.com/index.html


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鉄道 プノンペン空港線に乗ってみました

2018年04月21日 | 社会・風土
 4月10日に開通したばかりの鉄道プノンペン空港線に乗ってみました。
 起点のプノンペン駅もカフェができてベンチも置かれて、駅らしくなっています。7月までは無料なので、切符を買う必要はありません。駅には、一部の航空会社(ANAを含む)に対応しているセルフチェックインカウンターもできていました。
 列車は、今のところ1編成のみで運用されているようです。編成は、1両の客車の前後にディーゼル機関車を連結しています。客車はロングシートでエアコン付きですが、窓は開きません。メキシコ製のモダンなディーゼル車が6月には投入される予定としています。空港までの所要時間は片道25分ほどでした。線路の状態が完全ではないので、結構揺れます。沿線は、バラックのような住宅が立ち並んでおり、また、ごみが散乱しているところも多いのは残念です。運行間隔は、約1時間に1本というところと思われます(時刻表はありません)。
 プノンペン駅からポーチェントン駅までは本線を走り、そこから分岐して道路との併用軌道(約1.5キロ)を走ります。併用軌道の道路部分は、まだ舗装工事が完了していない部分も残されていました。空港駅は新設されたもので、ターミナルから駐車場を横切った国道4号線沿いにあります。ホームや待合室はきれいに整備されていました。なお、空港駅からは、空港側にしか行けず、4号線側には出口がないので注意が必要です。
 乗っていたお客さんは、クメール正月の時期ということもあって、観光目的の地元の方が多いようでした。空港からは欧米系のバックパッカーも乗っていました。なお、鉄道の運賃が無料なのに加え、配車サービスのグラブがプノンペン駅から乗車する場合には、12,000リエル(約3ドル)の無料割引を行っているので、現在は、空港からプノンペン中心部までほぼ無料で行ける形になっています。また、プノンペン駅から独立記念塔までのバス(2ドル)も運行されています。
 今のところ観光鉄道ですが、今後本格運用されれば、空港利用客の10%程度(1日1000人ほど)を運ぶことが可能となるものと見られ、道路の渋滞が激しくなりつつある中で、一定の役割を果たすことが期待されます。

プノンペン駅。きれいに整備されています。


プノンペン駅舎内。カフェもでき、ベンチも置かれ、インフォメーションも整備されました。


プノンペン駅にできたフライトのセルフチェックインカウンター。まだ、全ての航空会社には対応していないとのことですが、ANAは対応済とのことでした。


こんなモダンなディーゼルカーが入線するらしいです。


客車内の様子。クーラーも効いていて、概ね快適です。楽しい雰囲気です。


併用軌道部分。道路部分はまだ工事中です。


空港駅。新設ということもあり、とてもきれいです。


配車サービスのグラブは、空港発着の場合は、12,000リエルの割引を実施中です(コードは「GRABTRAIN」です。)。無料で、バンケンコンやリバーサイドまで行くことが可能だろうと思います。



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クメール正月2018

2018年04月14日 | 社会・風土
 カンボジアではお正月が3回あります。1月1日の「インターナショナルニューイヤー」、2月の「中国正月」(旧正月)、そして、4月のクメール正月です。クメール正月が一番大きなイベントです。今年は、4月14日から17日が4連休(17日は振り替え休日)ですが、お役所や工場では前後あわせて実質2週間ほど開店休業となるところも多いようです。地方出身者は田舎に帰る人が多いので、例年、クメール正月の間は、プノンペンも大変静かになります。
 日本のお正月ですと、午前0時を越えると新年を迎えますが、カンボジアでは、毎年時間が変わります。今年は4月14日午前9時12分に新年となりました。7人姉妹の女神のうちの一人が降りてくるとされています。今年は、女神モフレアデヴィ(Mohurea Tevy)が降臨したとのことです。
 お正月を間近に控えた時期には、近所で仏教の行事も盛んに行われます。たくさんのお坊さんを呼んでお経を唱えていただき、その後、お坊さんたちにご飯やお金やお土産をお渡しします。また、オフィス等では、楽団を呼んでお正月を祝う踊り(写真上)を披露してもらうところも見かけます。
 クメール語での「あけましておめでとう」は「スオスダイ、チュナムタマイ」です(これはカタカナ読みでも結構通じます。)。

クメール正月直前、田舎に帰る人たちでごった返すセントラルマーケット近くのミニバス乗り場




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東日本大震災復興支援報告会&チャリティーバザー

2018年03月17日 | 社会・風土
 3月11日、プノンペンのクラタペッパーにて「東日本大震災復興支援報告会&チャリティーバザー」が開催されました。ペッパークッキーを販売したLe Point、クラフトビールのRiel Brewing and Distilling、コロッケバーガーのSANCHA、ハーブティーのDEMETER他、様々なお店が協力して、出店されていました。多くの方々のご厚志により、547ドルが日本ボランティアセンターを通じて南相馬の被災者の方々に届けられるとのことです。こうした活動に参加された方々に敬意と感謝を表したいと思います。

 あの日から7年が経ちました。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、被災された方々のご苦労を思い、一日も早い復興を、遠くカンボジアからですがお祈り申し上げております。更に、東日本大震災に際し、様々なご厚情をいただきましたカンボジアの方々に改めて感謝申し上げます。


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中国正月2018

2018年02月18日 | 社会・風土
 2月16日は旧正月で、アジア各国ではお休みのところも多かったと思います。カンボジアでは、1月1日のインターナショナル・ニューイヤーに加えて4月にクメール正月があるのですが、この2月の旧正月も「中国正月」と呼ばれ、正式なお休みでは無いのですが華僑系の方々を中心になんとなくお休みだったり、お年玉が行きかったりと言うところが多いようです。プノンペンの街中は車やバイクも少なくなっていて、閑散としています。セントラルマーケットもお休みです。
 街には中国舞踊団が繰り出し、鉦や太鼓に合わせて獅子舞や龍の舞を披露して回っています(写真上)。ご先祖様のために、家の前で紙のお金や車を燃やしています。燃やす紙のお札が100ドル札だったり、紙の車がレクサスだったりします。


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バレンタインデー2018

2018年02月17日 | 社会・風土
 2月14日のバレンタインデーはカンボジアでも一大イベントです。日本では女性からチョコを贈る日となっていますが、カンボジアでは「A Day for Lovers」として、男性が女性をデートに誘ったり、プレゼントを贈ったりする日として定着しつつあります。街角には、花束やぬいぐるみを売るにわか露店(写真上)がたくさん現れます。街では夜遅くまで、花束を持った女性をバイクの後ろに乗せたカップルがたくさん見かけられました。
 新聞報道によりますとプノンペンの中流階級の若い男性の多くはこの日を「勝負の日」と考えているそうで、「バレンタインデーは1年で最も危ない日」と言われているとのことです。大人側は、この傾向をあまり好ましくは思っていないようで、教育省ではバレンタインデーに関する声明を発表し、学校での適切な指導を行うことを求める等、対策に追われています。
 カンボジアのバレンタインデーは、バブルのころの日本のクリスマスイブを思い出させるような熱気もあり、国内消費拡大には、こういった若者が盛り上がるイベントも重要性が高いと感じさせます。


日本式にチョコをもらうのは、いくつになってもうれしいものです。





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バンブートレイン復活

2018年02月11日 | 社会・風土
 鉄道北線の工事のために運休していたバンブートレインですが、2017年12月31日から、新たな形で再スタートした模様です。情報によりますと、新たなバンブートレインは、バッタンバン市から約20キロメートル離れたプノン・バナンのふもとに旧線のレールや枕木を活用して新たに敷設されたとのことです。延長4キロメートルほどで、所要時間は片道10分ほどです。料金は変更なく一人5ドルとしています。残念ながら、評判はいまいちの様で、「短すぎる」「昔の方がよかった」「子供向けだ」といったような声もあるようです。機会があればぜひ試してみたいと思います。
(写真は下記サイトより)

新バンブートレイン(All About Battambang)
https://battambangbuzz.blogspot.com/2011/05/bamboo-train-battambang-cambodia.html


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水祭り2017

2017年11月04日 | 社会・風土
 11月2日から4日までは「水祭り」の3連休(5日(日)も加えて4連休)です。プチュンバン(お盆)とは逆で、地方からたくさんの人たちがプノンペンに集まります。2010年の水祭りの最終日の晩に将棋倒し事故で300名以上が死亡したことや、シアヌーク前国王陛下御逝去等も重なって、2011年以降はイベントが行われませんでした。2014年は4年ぶりに様々なイベントが行われましたが、2015年は干ばつの影響で、プノンペンではまたボートレースは中止となりました。しかし、2016年、2017年とボートレースが開催され再び活況を示しています。
 今年も、伝統のボートレースが大々的に行われて、多くの観客を集めました。ボートは細長いもので、座って漕ぐタイプや、立って漕ぐタイプ等があります。この時期のトンレサップ川は、結構速い流れで、ボートは気持ち良いスピードで進んでいました。
 リバーサイドには、出店や物売りが集まり、楽しい雰囲気です。芝生にゴザを敷いて楽しむグループや家族連れも見られます。王宮前には、外国人観光客が無料で入れる特別席も設けられていました。夜になるとリバーサイドは多くの人出で、華やかなエレクトリカル船や花火、王宮のライトアップ等で盛り上がりました。


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HIS カンボジアアンコールワットのタイムスリップVRを開発

2017年10月21日 | 社会・風土
 10月6日、旅行会社のエイチ・アイ・エスは、Timelooper社とカンボジア観光省と連携し、世界遺産のアンコールワットの謎に包まれた歴史をVR(仮想現実)で体験できるコンテンツを共同開発したと発表しました。また、本来、現地に行かなければ出来ないVR体験を、10月7日より「シブヤVRランド BYハウステンボス」にて、現地に先行してサービスを開始するとしています。
 アンコールワットは、世界最大の旅行サイトのトリップアドバイザーが、世界中の旅行客の口コミをもとに評価しランキング化した「トラベラーズチョイス世界の人気観光スポット 2017 ランドマーク編」において1位に輝いており、世界中の旅行者から注目されています。今回のVRは、未だ多くの謎が残るアンコールワットの過去に遡るタイムスリップ体験を提供すべく、カンボジア観光省・文化省、アンコール地域遺跡保護管理機構監修の基に現存する資料に忠実に、12世紀前半のアンコールワットの建築の様子や、アンコールワットを上から見た際の全体像と周囲の様子を幾つかの年代に設定した内容で制作されたものです。王朝時代の僧侶の沐浴や生活の様子もVRによって臨場感たっぷりに見ることができるということです。2017年11月上旬よりアンコールワットを訪れた旅行者に、VRを通じて今までにない体験と歴史認識を深めてもらえるようにする計画です。
 なお、同社では「収益の一部はカンボジア観光省を通じてカンボジア国内の遺跡の修復にも利用していただき、魅力あふれる歴史的な観光地の保全に役立ててまいります。」としています。
(写真は、新聞発表より)

HISの新聞発表
https://www.his.co.jp/material/pdf/n_co_20171006.pdf

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日本の外務省 カンボジアを舞台にした漫画を公開

2017年10月08日 | 社会・風土
 9月29日、日本の外務省は、ODA広報のための漫画「ODAガール&主夫ボーイ」を発表しました。「開発協力」をわかりやすくマンガにしたということです。舞台はカンボジアですので、ぜひご一読ください。
 河野外務大臣が就任されたからか、外務省はゴルゴ13とのコラボ企画を出したり、色々と工夫を重ねているようです。

<ストーリー>
 就職を考え始めた大学3年生のカップル・涼太と由紀の姿を描いた漫画。青年海外協力隊に挑戦したい由紀と,それに反対する涼太。そんな中,二人は由紀の父親の赴任先・カンボジアへ。日本の開発協力を目の当たりにして,涼太は次第に心動かされていく…。

外務省のサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/ebook/odagirl/html5.html#page=1

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